注意:この日記はわたしの経験が基になっていますが、当時と現在の状況では大きく異なる部分が多く含まれています。
特にボーナスハントに関する記述は現在行えばほぼ確実に問題となる部分が多く、注意が必要です。模倣された場合のトラブルには対処できません。
それを了解の上であくまでも「読み物」としてお楽しみください。
ゲーミングクラブで手痛い敗退をした俺は、自分なりの賭けのスタイルを真剣に考えた。
「なにがいけなかったのだろう・・」
もちろん、「マーチンゲール法」である。
いや、正確に言うと「マーチンゲール法のみに頼ったベットシステム」である。
「ボーナスをもらって、ブラックジャックやビデオポーカー等のペイアウトの高いゲームでMinimum Wager Requirementをクリアする」
この方針は間違っていない。
やはり、Minimum Wager Requirementをクリアする間のベットシステムである。
マーチンゲール法を使用した場合、連敗した時のベット額の膨らみは恐ろしいものがある。
マイクロゲーミングの場合、大抵の場合、最小ベット額が$2だから、連敗した時は
$2 $4 $8 $16 $32 $64 $128 $256 と膨らんでいく。
しかし、実際は$20以上のベットは端数を出せないので、
(VIPERでは改良されてます)
1回の勝利で負けを取り戻すには、
$2 $4 $8 $16 $40 $80 $160 $320 というベット額になる。
5連敗もした場合、次のベット額は$80となり、そこまでに必要となるチップは
$150にものぼる。これに負けると次のベット額は$160となり、必要チップは$310。
通常のカジノのボーナスは$100購入で$100のボーナス位だったから、
6連敗するとほとんどの場合、破産である。
6連敗する確率は、1.56%。
しかし、これは1回の勝負の勝率が50%と考えた場合である。
マイクロゲーミングのブラックジャックのペイアウトは98.7%だから、
実際の一発勝負の勝率は49.4%。
でもない!
なぜなら、ブラックジャックやダブルやスプリットというプレイヤーのみの特典があってのペイアウト98.7%だから、勝ち負けだけで考えた実際の一回の勝負の勝率はもっと下がる。
実際の確率は難しすぎてわからんが、おおよそ46%位ではなかろうか。
こうなると阻止限界点の6連敗する確率は2.48%にもなる。
2.48%というと、40.3分の1いうことである。
おおよそ40回の起点となる勝負があるとすると、どれか一つくらいは6連敗してしまうのである。
40分の1なんて、ほとんどパチンコの確変状態じゃないか。
こんな確率すぐ当たってしまう。当たったら即破産だ。
「だめだこりゃ」
こんな高リスクで全チップを失うベットシステムにすべてを託すわけにはいかない。
どうしよう・・・・
そうだ!
本日のツキ(波)を読むというのはどうだろう?
これまでの経験上、同じブラックジャックという統計的に見て同一になるであろう確率のゲームでも、プレイ毎にディラーや自分の手にずいぶんな強弱の差があったように思えた。
つまり、ツキの波があるように思えたのだ。
(あくまでも思えただけである。実際に波があるかどうかは不明だからね。)
この波を利用するというのはどうだろう?
このようなベットシステムを考えた。
始めの10ハンド位は最小の$2ベットで本日のツキ(調子)を判断。
要するに専門用語で言うところの「見」である。
この時点で10回中5回以上勝てなかったり、
ディラーがオープンカードの6や5というショボ手から20や21をばんばん引いてくるような異常な引きを見せようものなら逃げるように即行でログオフ。
その日のちょっとした負け分を取り戻そうともしない。(これ重要)
とにかく、少しでも相手(ディラー)が強いと思ったら、
即刻撤退するといった徹底した「ヘタレ」に徹する。
名付けて「チキン大作戦」
「今日はツイている」と思った時だけベット額を上げて(それでも$10程度まで)勝負。
そうすれば、波のいい時だけベット額が上がるので、総合では勝てるのではないだろうか。
よし決めた。
俺が次に選んだカジノはリバーベルとエイセズハイだった。
結果から言おう。
この方法で攻めること1ヶ月・・・
この作戦はけっこう当たった。
リバーベルとエイセズハイも購入$150、ボーナス$150の$300スタートだったのだが、共に$300以上の勝利を収めることができた。
しかし、この方法は非常にフラストレーションのたまる方法だった。
まず、最初の下見の時点でツイていると思えることがそんなにあるはずがない。
ツイていないと思った時は10ハンド位で撤退するのだから、その時間はたった5分にも満たない。
「今日は仕事も早く終わったし、たっぷりとカジノをやるぞ~」とはりきって臨んだ時など後ろ髪を引かれる思いで泣く泣く撤退しなくてはならなかった。
とにかく、「ツイている」と思ってベット額を上げても、ちょっと負けはじめると「ツキが変わった」としてこれまた撤退するヘタレぶり。
「ツイていない」と思ったら撤退
「ツキが変わった」と思っても撤退
とにかく何かにつけてすぐ撤退
撤退の常習犯である!
戦時中だったら軍法会議なしで銃殺されても文句が言えないほどの、敵前逃亡の常習者。
リバーベルとエイセズハイの2つのカジノだけでは、その日のプレイが速攻で終わってしまうことが多かったので、この際思い切って5つくらいのカジノをかけもちでプレイするといった暴挙に出ることにした。
マイクロゲーミング系だけではなくて、クリプトロジックのサンズ、インター、ボスメディアのダイヤモンドクラブにも手を付けた。
さすがにこれだけのカジノを同時進行で遊ぶと、どれか一つくらいは「おっ、今日は調子いいんじゃない」と思えることもあって、少しはフラストレーションを紛らわすことができた。
この方法で3ヶ月くらい、いろんな有名カジノでサインアップボーナスをもらってMinimum Wagerをクリアできたら払い戻しを繰り返した。
で、この「チキン大作戦」の成果は・・・
結果上々
ここまでのトータルで$5,000位勝つことができた。(本当)
しかし、これだけの好成績をあげるとこができたのに、俺の心の片隅には何か引っかかるものがあった。


