PAGE TOP
HOME ビットコインの少額投資は儲からない?|手数料負けを防ぐ積立とデメリット

ビットコインの少額投資は儲からない?|手数料負けを防ぐ積立とデメリット

10年前は2万円前後だったビットコイン(BTC)は、2020年には100万円を突破し、2025年10月には1,800万円を超える最高値を記録しました。

これからビットコインに投資したいと考える一方で、「今からビットコインを少額投資しても儲からないのでは」と疑問を持つ投資家も多いでしょう。

儲からないって本当?ビットコインの少額投資について

儲からないって本当?ビットコインの少額投資について

2026年10月時点でも1BTC=約1,200万円の水準にあるビットコイン。ここまで価格が高いと、まとまった資金がないと買えない、少額投資では儲からないと思われがちです。

ですが、実はビットコインは1円や500円といったワンコインから投資を始めることができます。そのため、まとまった資金がなくても投資を始められ、数年単位で保有すれば資産が増える可能性があります。ただし、価格が下がれば元本を割り込むこともあります。

ビットコインの少額投資とは

ビットコインの少額投資とは、一般的に数百円から数千円程度の資金でビットコインを購入することを指します。

「1BTC=約1,200万円」という価格を見ると、1単位丸ごと買う必要があると勘違いしがちですが、実際には「0.0001BTC」といった小数点単位で購入することができます。多くの国内取引所が数百円からの購入に対応しており、無理のない範囲で始められるのが特徴です。

値動きの大きさが不安な初心者にとっても、投じる金額を小さくすることで損失の上限を抑えながら始められる方法です。

取引所の最小購入額を比較

ビットコインをいくらから買えるかは、利用する仮想通貨(暗号資産)取引所によって異なります。主な国内取引所の最小購入額は以下のとおりです(2026年10月時点の1BTC=約1,200万円で換算しています)。

  • ビットフライヤー(bitFlyer):0.00000001BTC(1satoshi、1円未満)
  • GMOコイン:0.000001BTC(100satoshi、12円)
  • コインチェック(Coincheck):500円相当額
  • ビットバンク(bitbank):0.00000001BTC(1satoshi、1円未満)
  • SBI VCトレード:0.00000001BTC(1satoshi、1円未満)
  • CoinTrade:0.00005BTC(5,000satoshi、600円)

ただし、これはスプレッド(買値と売値の差)が大きい「販売所」形式の金額です。

より手数料を少なくするためには、株式市場のようにビットコインを売りたい人から購入する「取引所」形式を利用するのがおすすめですが、取引所の場合は最低購入額が異なります(同じく1BTC=約1,200万円で換算しています)。

  • ビットフライヤー:0.001BTC(100,000satoshi、12,000円)
  • GMOコイン:0.00001BTC(1,000satoshi、120円)
  • コインチェック:0.005BTC(500,000satoshi、60,000円)
  • ビットバンク:0.0001BTC(10,000satoshi、1,200円)
  • SBI VCトレード:0.00000001BTC(1satoshi、1円未満)
  • CoinTrade:取扱なし

よりお得にビットコインに投資したいのであれば、スプレッドが少ない取引所を使うのが無難です。ただし取引所は最低購入額が販売所より高いことが多いので、より最低取引金額が少ない業者を選ぶのがおすすめです。

ビットコインの少額投資は儲からないのか?理由と現実

ビットコインの少額投資は儲からないのか?理由と現実

「ビットコインの少額投資は儲からない」と言われることが多いですが、本当に儲からないのでしょうか?

ビットコインの少額投資は長期的な資産形成の手段にはなり得るものの、短期間で億り人(仮想通貨などで資産1億円以上を築いた人)になるような大きな利益は期待しにくいのが現実です。儲からないと言われる主な理由は次のとおりです。

少額では利益額が小さくなりやすい

どの投資でも言えることですが、少額で投資すると、利益額は小さくなりがちです。

投資の利益は「元本 × 上昇率」で決まります。たとえば、ビットコインの価格が2倍になった場合、100万円投資していれば利益は100万円ですが、1,000円の投資では利益も1,000円にとどまります。

確かにビットコインは値動きが激しいため上手くいけば高い利益率を出せるかもしれませんが、絶対的な利益額は少なくなるため、思ったより儲からないと感じることも多いでしょう。

また、何か月もの間値段が回復しないことも多く、数千円の利益を出すために数か月待つこともあるため、短期的に利益を出すのは難しくなります。

価格変動(ボラティリティ)が大きく損失が出やすい

今や時価総額がアップルやアマゾンなどと肩を並べるほどに成長したビットコインですが、まだまだ価格変動(ボラティリティ)が非常に激しい資産であり、1日で10%以上の価格変動が起きることも珍しくありません。

少額投資の場合、少しの値下がりで「資産が半分になった」という視覚的なインパクトを受けやすく、特に初心者だとパニック売りをしてしまうことが多いです。

また、価格が乱高下する中で少額の資金を守ろうと頻繁に売買を繰り返すと、後述する手数料負けや高値掴みのリスクが高まり、結果としてトータル収支がマイナスになりやすくなります。

手数料負担が利益に対して重くなる

少額投資において最大の敵となるのが「手数料」です。

画面には表示されないものの、販売所でビットコインを購入する際には大きなスプレッドが上乗せされており、購入した瞬間に数%のマイナスからスタートします。

たとえば、1,000円分購入して往復5%の手数料がかかる場合、トータルで50円が引かれる計算です。そのため、価格が5%上昇してようやく収支が差し引きゼロになります。

もちろん1日で5%上昇することもありますが、10%下落する日もあります。10%下落したら、トータル15%の損失となってしまいます。

投資額が小さいほど、こうした手数料が利益率を大きく押し下げます。少額投資こそ、手数料の安い「板取引」(取引所形式)を利用して、コストを抑える必要があります。

無計画な売買やギャンブル的取引が失敗を招く

「仮想通貨はよくわからないし、少額だから適当に買おう」という無計画な買い方は、少額投資を失敗させる大きな要因になります。

たとえば根拠のないタイミングで飛び乗り買いをしたり、一発逆転を狙って仮想通貨FXでレバレッジをかけすぎたりするなど、投資というよりもギャンブル的な買い方をすることで失敗するケースが多いです。

また、少額から大きく増やそうと焦るあまり、値動きの激しいマイナーな銘柄(知名度の低い仮想通貨)に手を出して資産をゼロにするケースも目立ちます。

確かに仮想通貨は値動きが激しいため、短期売買で利益が出ることもありますが、同じように損失が出る可能性もあります。少額投資の基本は時間を味方に付けることです。少額でも問題ないので、短期で大きく増やそうとするのは避けましょう。

税金・課税ルールが複雑で注意が必要

仮想通貨の利益は、原則として「雑所得」(総合課税)に分類されます。税制改正により、2028年1月1日以後の取引から、20%の申告分離課税が適用される見込みです(改正金融商品取引法の施行日によって確定します)。2027年分までは現行の雑所得として扱われます。

少額投資であっても、利益確定(売却や交換)をした時点で課税対象となります。会社員の場合、副業などの所得が年間20万円以下であれば確定申告が不要なケースが多いですが、住民税の申告は必要です。

特に、ビットコインで別の通貨を買ったり、買い物に使用したりした際もそれぞれ利益計算が必要になるため、管理を怠ると計算が非常に複雑になります。少額だから申告しなくてもよいと考えて放置せず、国税庁のガイドラインを確認し、適切な記録を残しておきましょう。

ビットコインに少額投資をするメリット

ビットコインに少額投資をするメリット

一方で、少額投資には、投じる金額が小さいため損失額も限られるという利点があります。ビットコインの少額投資の主なメリットは次の3つです。

  • 低リスクで投資経験が積める
  • 心理的ハードルが低いので継続しやすい
  • 分散投資がしやすくリスクを抑えられる

低リスクで投資経験が積める

投資において最も価値があるのは「経験」です。特に仮想通貨においては、株式などの投資経験がある投資家でも気をつけるべき落とし穴がたくさんあります。

少額投資なら、自己資金を大きく減らすリスクを回避しながら、仮想通貨特有の値動きや注文方法、セキュリティ対策などを実践形式で学べます。

本やネットで知識を得るよりも、実際に自分の資金を1,000円でも投じたほうが、失敗したときに学べることが多くあります。失敗しても勉強代と思える範囲で注文ミスや損切りのタイミングなどを経験しておくことは、将来の資産形成に役立ちます。

心理的ハードルが低いので継続しやすい

そもそも仮想通貨は値動きが株式に比べて非常に大きいので、投資に対する経験が少ない場合、ビットコイン投資はかなり怖いものと思われるかもしれません。

しかし、ワンコインから始められるビットコイン投資は非常に心理的ハードルが低い選択肢です。スタバのフラペチーノを缶コーヒーにする、ランチをやめてお弁当にする、これくらいで捻出できるお金でも十分始められます。

一度に大きな額を投じると、チャートが気になって落ち着かなくなることがありますが、少額であれば穏やかな気持ちで長期保有できるのが魅力です。無理なく日常生活に投資を取り入れることで、じっくりと資産の成長を見守ることができます。

分散投資がしやすくリスクを抑えられる

少額投資は、投資タイミングや銘柄を分ける分散投資と非常に相性が良いです。

たとえば1万円の予算がある場合、一度に全額買うのではなく、毎週2,000円ずつ5回に分けて購入することで、価格変動リスクを抑える「ドルコスト平均法」という方法があります。

結果として安いときにたくさん買い、高いときには少ししか買わないので、取得単価は下がりやすくなります。

また、ビットコインだけでなく、イーサリアム(ETH)やリップルなどの他の通貨に数百円ずつ振り分けることもできます。一箇所に資金を集中させないことで、特定の要因による暴落から資産を守ることができます。

「卵は一つのカゴに盛るな」の格言どおり、柔軟に保有資産を組み合わせてリスクを下げましょう。

ビットコインに少額投資をするデメリットと回避策

ビットコインに少額投資をするデメリットと回避策

ビットコインに限らず、少額投資は大きな利益が出にくいというデメリットを抱えています。また、手数料が固定されている場合、相対的にかかるコストが大きくなり損失が出やすくなります。

主なデメリットと回避策は次の3つです。

  • 投資が少ないため大きな利益は出にくい
  • 手数料で損をしやすい
  • 最低出金額の制限がかかる可能性がある

投資が少ないため大きな利益は出にくい

そもそも少額投資は、大きな利益を出しにくいです。

確かに仮想通貨は値動きが大きいので株の少額投資と比べると値上がり幅が大きくなることもありますが、たとえばビットコインが数倍に値上がりしたとしても、元の投資額が数百円〜数千円であれば利益は微々たるものになります。

また、アルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)には短期間で大きく値上がりする銘柄がある一方、短期間で価値がほとんどなくなる銘柄も少なくないため、少額投資の対象としてはリスクが高くなります。

ただ、投資は時間をかけて取り組むことで結果が変わります。毎月一定額を積み増していけば元本が大きくなり、値上がりしたときの利益額も大きくなります。得た利益を再び投資に回して利益が利益を生む形を、複利効果と呼びます。ただし、価格が下がれば元本を割り込むこともあります。

少額投資は「今すぐ金持ちになるための魔法」ではなく、将来の資産形成に向けた種まきであると考え、長い時間軸で資産を育てましょう。

手数料で損をしやすい

少額投資では、売買にかかる手数料やスプレッドが利益を上回ってしまう「手数料負け」が頻繁に起こります。

特に仮想通貨取引所では、利用者同士で取引を行う板とは別に「販売所」と呼ばれるワンタッチで仮想通貨を購入できる機能があります。初心者はこれを使いがちですが、往復で5%程度の手数料(スプレッド)がかかるため、おすすめできません。

手数料負けを回避する最も効果的な方法は、頻繁な売買を避け、ホールドに徹することです。また、多くの国内取引所が提供する「積立サービス」を活用すれば、少額の場合でも手数料はかからない場合が多いのでおすすめです。

さらに、入出金手数料が無料のGMOコインなどの取引口座を使うことで、運用コストを抑えられます。

最低出金額の制限がかかる可能性がある

意外と見落としがちなのが、取引所ごとに設定されている「最低出金額」です。

たとえば、口座残高が2,000円しかないのに、最低出金額が5,000円に設定されている場合、追加で3,000円を入金するか利益が出るまで日本円として引き出せなくなります。

これを回避するには、出金制限が緩い取引所を選んでおくか、最初からある程度の余裕を持って運用することがおすすめです。

また、出金手数料も考慮すると、少額すぎる段階での出金は非効率です。ある程度まとまった金額になるまで、じっくり口座で育ててから引き出す計画を立てましょう。

少額投資でも利益を出せるのか?体験談と成功のポイント

ビットコインの少額投資では、本当に利益が出ないのでしょうか。

少額投資でも、続け方によっては利益が出る可能性があります。一度に大きな利益を狙うのではなく、毎月の余剰資金を淡々とビットコインに替えていく積立投資が、少額投資の基本的な方法です。

過去の値動きでは、下落局面でも保有を続けた投資家が、その後の上昇相場で利益を得ています。ただし、今後も同じとは限りません。

以下は、少額積立で資産が増えたケースと、利益があまり伸びなかったケースの体験談です。

少額積立で資産が増えたケース

ある投資初心者は、毎月5,000円をビットコインの積立に回し始めました。日本円で積立でき、また手数料がかからない取引所を選んで投資したそうです。

最初は価格が下がって含み損になる時期もありましたが、売ることもなく積立を継続した結果、2年後の上昇相場で元本が数倍に膨らみました。

少額積立の強みは、価格が下がったときに「安くたくさん買える」という点にあります。このケースでは、暴落時でも積立をやめなかったことで平均取得単価が下がり、その後の回復局面で大きな利益を生むことができました。

手間をかけず、感情を排除して自動で買い続ける仕組みを作ったことが、成功の大きな要因でした。

少額すぎて利益が伸びなかったケース

一方で、1,000円分だけ購入してその後放置してしまった人は、価格が2倍になっても利益は1,000円止まりでした。さらに、途中で手数料の高い販売所で売買を繰り返したため、最終的な手元資金が元本を割り込んでしまいました。

少額投資において一度きりの購入は、宝くじを買うのと大差ありません。利益を伸ばすには、初期費用が少なくても継続的な入金で元本を大きくしていく姿勢が必要です。

少額から始めるのは良いことですが、そのまま超少額のまま放置するのではなく、段階的に投資額を増やしていく必要があります。

また、国内取引所と言っても手数料については全く異なるので、手数料がより安い取引所を選ぶことで、コストによる目減りを抑えられます。

少額からビットコインを始める3ステップ

ビットコイン投資は、次の3つのステップで始められます。最短で申し込みの当日に購入できる取引所もあります。

  • ステップ1:取引所の口座開設
  • ステップ2:日本円の入金
  • ステップ3:ビットコインの購入

まずステップ1は「取引所の口座開設」です。お好きな国内取引所を選び、会員登録を済ませましょう。スマホと本人確認書類(免許証など)があれば、10分程度で申請が完了します。

ステップ2は「日本円の入金」を行います。銀行振込やコンビニ入金を使って、まずは無理のない範囲(3,000円〜1万円程度)を入金しましょう。

最後のステップ3は「ビットコインの購入」です。アプリの販売所画面で金額を入力し、購入ボタンを押すだけで完了します。ただし販売所はスプレッドが大きいため、操作に慣れたら手数料の安い取引所形式(板取引)での購入に移ると、コストを抑えられます。

最初は操作に慣れるため、最低購入金額に近い少額から試してみるのがスムーズでおすすめです。また、ポイントサイトのポイントをビットコインに両替するシステムもあるので、ポイ活の一環として利用する方法もあります。

ビットコインの少額投資に関するよくある質問

ビットコインの投資は1万円でもはじめられますか?

ビットコイン投資は、1万円あれば余裕を持って始められます。多くの国内取引所では500円程度から、最低1円からでもビットコインが買えるため、1万円は少額投資の元手として十分な金額です。

また、1万円の予算を1回に使い切る必要はありません。たとえば、2,000円ずつ5か月間に分けて購入する積立手段もあります(これをドルコスト平均法と言います)。

これにより、仮想通貨特有の激しい値動きを学びながら、リスクを分散して保有することができます。

レバレッジ取引は少額でも可能ですか?

確かにレバレッジ取引は少額からでも可能ですが、初心者にはおすすめしません。

レバレッジとは証拠金を預けることで、手元の資金以上の金額を取引できる仕組みです。たとえば2倍のレバレッジをかければ、5,000円の資金で1万円分の取引ができます。しかし、利益が2倍になる反面、損失も2倍のスピードで膨らみます。

特にボラティリティの激しいビットコインでは、わずかな逆行で証拠金がゼロになる「ロスカット」が発生しやすく、少額だと一瞬で資金を失うリスクが高いです。まずは現物に投資することをおすすめします。

少額投資でも税金はかかりますか?

少額投資であっても、一定金額以上の利益が出れば税金の対象となります。2026年10月時点で、仮想通貨で得た利益は原則として「雑所得」として扱われます(2028年1月1日以後の取引から20%の申告分離課税が適用される見込みです)。

給与を1か所から受けて年末調整を受けている給与所得者は、給与以外の所得が年間(1月1日〜12月31日)で合計20万円を超えると確定申告が必要です。

少額投資で20万円を超える利益を出すのは簡単ではありませんが、他の副業収入がある場合や、ビットコインを決済に使った場合も利益とみなされる点に注意が必要です。

まとめ:少額投資は手数料を抑え、長期の積立で続けるのが基本

ビットコインの少額投資で短期間に大きな利益を得るのは難しいものの、時間をかけて積立投資を続ける方法としては選択肢になります。

ドルコスト平均法などで購入のタイミングを分け、長期的な積立を行えば、価格変動の影響をならしながら資産形成を進められる可能性があります。

手数料の安い取引所を選び、目先の値下がりで慌てて売らずに積立を続けることが基本です。

まずは500円や1,000円など、失っても生活に影響しない金額から始め、値動きや注文方法に慣れていくとよいでしょう。

※本記事は仮想通貨・NFTに関する情報の提供を目的としたもので、特定の銘柄・サービスへの投資を勧誘するものではありません。価格は大きく変動し、元本を失うおそれがあります。投資の判断はご自身で行ってください。

・当サイトの内容は、オンラインカジノや賭博行為が合法な国や地域に住む方を対象としています。

・サイト利用時には、免責事項が適用されます。

・オンラインカジノが違法な国や地域にお住まいの方は、このサイトを利用できません。