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佐藤純の賭博回遊業 ギャンブルでも浮気心は駄目だな

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バカラ

サポートに連絡をし、1ドルの兵隊130人で戦いに望む。作戦通り、最初の戦場はバカラだ。

初戦はペアに1ドルと本線に9ドル。初っ端から予想的中!パーフェクトペアと本線両方の当たり、良い具合に残高が伸びている。この調子でバカラ継続するか考えたが、ボーナスの消化が必要になるので、ひとまず移動をすること。

悩んだ末に選択したのは熱狂ロトだ。様子見で1ドルでのスピンからスタートしたのだが、調子が良いのか悪いのか?そこそこフリースピンは取れるものの、有って無いようなフリースピンばかりだ。すぐにパンサームーン、デザートトレジャーとハシゴをしたが、こいつも不発で兵隊が倒れていくばかりだ。ついには最後の1人が倒れ、本日の業務は終了だ。

佐藤純

・・・流石に消化不良で具合がよろしくない。まだまだ時間にも余裕がある。今夜の負けをリカバリーする為に、新宿のインカジに足を伸ばすことにした。深夜の寒い中、新宿へ出陣することに。「このギャンブル中毒者め!」と後ろ指を指されそうだが、我慢は体に良くない。ここはおとなしく欲求に従わせてほしい。

さて、到着したのは贔屓にしてるC店だ。先ほど無残に散った兵隊の意思を継ぐべく、1万円で100人の1ドル兵を雇用した。(インカジでは1ドル=100円のレートで計算される。)禁止ゲームなんて存在しないので、今回はブラックジャックを主戦場として選択した。様子見も兼ね、最低掛け金の5ドルからスタートだ。

初戦、俺に来たのは『7』ディーラーカードは『10』。当然ヒットする。2枚目のカードは『10』これで合計『17』だ。確率的に3枚目を引くとバーストの可能性が高い。勝利を掴むためには厳しい数値だが、おとなしくスタンドだ。他のテーブルのプレーヤーが選択して最後にディーラーがカードを引いた。思った通り、ディーラーの合計は『20』。嫌な予感は当たるものだな。これを引きずっても仕方がないので、次は10ドルを賭けてリカバリーをはかる。

2戦目、俺に来たのは『A』これで絵札が来れば・・・・・・来てくれた。まさかのBJ成立で若干のプラスになった。一度「見」を挟み、次は基本の5ドルを置く。配られたのはまた『A』。そんな簡単にBJが出るはずは無いだろうと見ていると、盤面には数字の『10』。絵札では無いが、立派なBJの成立だ。

気持ち的にも楽になり、ここで一旦休憩を入れて作戦を練ることに。このままブラックジャックを続行しても良いのだが、バカラが「こっちに来い」と囁いている気がする。そういえば、ジパングでのスロットは散々だったが、バカラの調子は最高に良かったのだ。ボーナスに足をとられなければ勝ち波に乗れたはずだ。となれば、ここは移動もありだということで、バカラに戦場を移すことに。

罫線を見てみると、ニコニコ罫線が続いているようだ。画面上の賭博では判断材料はそう多くない。今回は素直に罫線に従うことにした。

バンカー2目が来た後、プレーヤーに20ドルを張り、様子見。難なくプレーヤー勝利。更に40ドルをプレーヤーに張り、これもそつなく勝利。トータルプラス収支まで残り僅か、残り1勝負で決めたいのが本音だ。罫線に逆らわない場合バンカーに行く事に成る。普段であれば、これだけ長くニコニコ罫線が続いていると、どちらかにツラが落ちてもおかしくないと判断するのだが、今日は最後まで素直に罫線に頼ることにした。

バンカーに少な目の30ドルを置く。プレーヤーに絵札2枚、バンカーに絵札と9!ナチュラル9で三連勝確定。プラス収支になったところで、迷わず終了することに。

アウトコールをして、キャッシュを用意してもらっている間に、無精ひげを剃り帰宅の準備。本日はジパングで敗北して新宿でリカバリー出来たが、毎回上手くいくはずは無い。極力自宅で完結出来る打ち方を今後の研究課題とした。

この物語はフィクションです。あくまでも「読み物」としてお楽しみいただくためのものであり、インカジ(カジノカフェ)を奨励するものではありません。ネットカフェでのインカジ利用では摘発者が頻発しています。

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