オンラインカジノを運営している会社は数多く存在しており、遊べるカジノは数えきれないほど膨れ上がっています。そのすべてを自…
オンラインカジノは投資になる?期待値がマイナスの理由と損失を抑える考え方
「副業」「投資」「お金に働いてもらう」といった言葉とともに、「オンラインカジノ投資」という言い方を見かけることがあります。
しかし、オンラインカジノのゲームは還元率(RTP)が100%未満で、続けるほど損失の期待値が積み上がります。期待値がプラスになりうる株式や投資信託とは仕組みが違い、オンラインカジノは投資にはなりません。
短期間で勝つことはあっても、長期的に利益を出し続けることはできません。
ここでは、オンラインカジノと一般的な投資の違い、利益を出せない理由、それでも遊ぶ場合に損失を小さく抑える考え方と注意点を取り上げます。
この記事のまとめ
- オンラインカジノは還元率(RTP)が100%未満で、続けるほど損失の期待値が積み上がるため、投資にはならない
- 株式などの投資と違い、参加者全体の期待値は控除率(ハウスエッジ)の分だけマイナスになる
- 遊ぶ場合は、還元率の高いゲームを選び、ボーナスの条件を確かめて損失を小さく抑える

この記事はおよそ 11分 で読むことができます。
オンラインカジノ投資とは?

オンラインカジノ投資とは、オンラインカジノのゲームで資金を増やすことを狙う遊び方を指す呼び名です。
ゲームを楽しむことよりも、利益の出る立ち回りで全体の収支をプラスにすることを目指す、という考え方です。
オンラインカジノは投資としてそもそも成り立つのか
投資の中にも、元本が保証されずリスクを伴う商品はあります。ただ、株式や投資信託は企業の利益や経済の成長によって、参加者全体の期待値がプラスになりうる仕組みです。
一方、オンラインカジノのゲームは還元率(RTP)が100%未満で、賭けた額に対して控除率(ハウスエッジ)の分だけカジノ側が有利になるように作られています。プレイヤー全体の収支は必ずマイナスになり、1人のプレイヤーが続けた場合も、損失の期待値が積み上がります。
期待値がマイナスである以上、オンラインカジノは投資としては成り立ちません。短期間で勝つことはあっても、それは期待値ではなく収支の振れ幅(分散)によるものです。
オンラインカジノ投資と一般的な投資との違い

それでは、オンラインカジノ投資と一般的な投資では、どのような点が異なるのでしょうか? 株、投資信託、FXといった商品と比較しつつ考えてみることにします。
オンラインカジノは資金を増やす手段ではなく娯楽である、という点を前提に読み進めてください。
投資タイミングは自由・結果もすぐに分かる
一般的な投資は、スタートするタイミングがとても重要です。資産の値上がりによって利益を稼ぐ(キャピタルゲイン)投資の場合、買い注文を入れる瞬間の株価が利益に直結します。
債券、先物、FXなどもすべて同じで、投資するタイミングの判断が損益に影響します。
一方、オンラインカジノはどのタイミングでプレイしても期待値は変わりません。プロモーションやキャンペーンで実質的な損失を小さくすることはできますが、控除率(ハウスエッジ)がなくなるわけではありません。
また、1回ごとの結果は原則としてすぐに分かります。その分、短い時間で賭ける回数が増え、賭けた総額に比例して損失の期待値も積み上がります。
社会情勢に影響されない
株式などの相場は景気の影響を受け、上がり続けるわけではありません。値下がりする局面も来ます。
投資に慣れた人は、長期的な目線で相場が持ち直すまで待つこともできますが、社会情勢を見極めて売買するのは簡単ではありません。
一方、オンラインカジノのゲームは、景気によって配当が変わることはありません。ただし、控除率(ハウスエッジ)の分だけ損失が出る仕組みも、景気に関係なく常に同じです。
ギャンブルなので比較的リスクが高い
オンラインカジノは、投資商品ではなくギャンブルです。
投資商品には、預貯金、債券投資、株式投資、外貨預金、投資信託、不動産投資、ETF、FXなどがあります。
たとえば預貯金はほとんど利益が出ないが元本は保証されている、債券投資は国や公共団体が潰れない限り保証される、といった比較的低リスクな商品です。
それに比べると、外貨預金は為替相場変動のリスクがあったり、FXは一気に相場が動くと相当なマイナスを負ってしまう可能性があったりと、比較的高リスクの商品です。
オンラインカジノは、これらの投資商品と比べてもリスクが高いうえに、期待値そのものがマイナスです。負けるとベットした金額をすべて失い、どのような賭け方をしても長期的には損失が出ます。遊ぶ場合は、失ってもよい余剰資金の範囲にとどめる必要があります。
それでも遊ぶなら損失を小さく抑える考え方

ここからは、それでもオンラインカジノで遊ぶ場合に、損失を小さく抑えるための考え方を取り上げます。主に次の3つです。
- ベッティングシステムで変わるのは収支の振れ幅だけと知る
- 還元率(RTP)の高いゲームを選ぶ
- ボーナスやプロモーションの条件を確かめて使う
それぞれについて、以下の項目で取り上げます。
ベッティングシステムで変わるのは収支の振れ幅だけと知る
バカラやルーレットといったテーブルゲームには、攻略法と呼ばれる賭け方があります。
代表的なのが「ベッティングシステム(マネーシステム)」で、勝ち負けに応じてベット額を操作する賭け方です。ベット額の操作で変わるのは収支の振れ幅(分散)の出方で、勝率や期待値は変わりません。
大きな勝ちを狙うのか、1回の損失を小さくしたいのかなど、目的に応じて振れ幅の出方を選ぶことはできますが、控除率(ハウスエッジ)の分だけ損失が出る点は変わりません。
以下の項目では、有名なベッティングシステムを取り上げます。
マーチンゲール法
マーチンゲール法は、「配当が1対1(賭け金を含めて2倍)のベットエリアに賭けて、負けたらベット額を2倍にし、勝ったら元に戻す」という賭け方です。
1回勝てばそれまでの損失を取り返して1単位の利益になりますが、連敗するとベット額が倍々で増え、テーブルリミット(ベット額の上限)や資金の上限に達すると続けられなくなります。たとえば1ドルから始めて10連敗すると累計の損失は1,023ドルで、11回目には1,024ドルを賭ける必要があります。
パーレー法
パーレー法は、「配当が1対1(賭け金を含めて2倍)のベットエリアに賭けて、勝ったらベット額を2倍にし、負けたら元に戻す」という賭け方です。
マーチンゲール法とちょうど逆の手法で、連勝が続けば大きな利益になりますが、連勝が続く確率は低く、1回負けるとそれまでの連勝分の利益がなくなります。
ダランベール法
ダランベール法(ピラミッド法)は、「勝ったときにベット額を1単位下げ、負けたときにベット額を1単位上げる」という賭け方です。
連敗してもマーチンゲール法ほどベット額が増えないため、1回あたりの振れ幅は小さくなります。ただし、カジノのゲームの勝率は50%に届かないため、続ければ期待値どおりに損失が出ます。
どのベッティングシステムも、期待値と控除率(ハウスエッジ)は変わらず、変わるのは収支の振れ幅(分散)だけです。
還元率(RTP)の高いゲームを選ぶ
「還元率(RTP)」とは、プレイヤーが支払ったベット額に対して、そのゲームが平均でどれくらいの金額を払い戻すかを示す割合です。
たとえば100ドルをベットして平均で90ドルが返ってくる場合、還元率は90%となります。還元率が高いゲームほど、同じ額を賭けたときの損失の期待値は小さくなります。
オンラインカジノのゲームは、ほかのギャンブルと比べて還元率の高いものが多いものの、ゲームごとに還元率は異なります。そのため、損失を抑えたいのであれば、還元率の高いゲームを選ぶことが前提になります。
一般的にはスロットよりバカラ・ブラックジャックなどのテーブルゲームのほうが還元率は高く、スロットの還元率は機種ごとにゲームの説明ページで確かめられます。ゲームの説明には「RTP 97%」のような表記があります。
ボーナスやプロモーションの条件を確かめて使う
いくら還元率の高いゲームと言っても、還元率が100%以上、つまりカジノ側が不利になるゲームはありません。
ただし、オンラインカジノのボーナスやプロモーションを使えば、実質的な損失を小さくできます。
たとえば新規登録時にもらえる「入金不要ボーナス」、初回入金時にもらえる「入金ボーナス」など、カジノではボーナスを配布することがあります。
ボーナスには賭け条件(出金条件)があり、条件を満たすまで出金できません。受け取る前に、賭け条件の倍数と対象額、ベット上限、対象ゲームを確かめてください。
ボーナスやプロモーションは実質的な損失を小さくするもので、控除率(ハウスエッジ)がなくなるわけではありません。
オンラインカジノ投資の注意点

仕組みを知らないまま「お金を増やしたい」と考えて始めると、気づかないうちに資金を失うことがあります。ここでは、オンラインカジノで遊ぶときの注意点を取り上げます。
悪質な勧誘に乗らない
特に気をつけたいのが「悪質な勧誘」です。オンラインカジノ投資について調べると、「コンサルします」「特別な手法でお金持ちに」といった勧誘を見かけます。
しかし、ベットの手順や手法によって還元率(RTP)を上げることはできません。ボーナスで実質的な損失を小さくできる場合はあっても、利益を出し続けられる手法はありません。
本当に利益を出せる手法なら、販売せずに自分で使うはずです。有料で売られている手法やコンサルには、支払う額に見合う価値はないと考えてください。
リスクがあることを十分に理解する
オンラインカジノはギャンブルです。ほかのギャンブルより還元率は高いと言っても、カジノは控除率(ハウスエッジ)の分の利益を得る仕組みで運営されています。そのため、プレイヤー全体の収支はマイナスになります。
ベーシックストラテジーなどの最適な打ち方は、本来の還元率に近づけて取りこぼしを減らすもので、期待値をプラスにするものではありません。
投資勧誘で「絶対に勝てる手法」などの文言があれば、詐欺を疑ってください。
自分で決めたルール(予算・損切り)を守る
遊ぶ前に、使う予算とやめる条件を決めておきます。
最初に目標金額と本日の予算を決めます。たとえば50ドルプラスになったら終了、100ドルマイナスになったら損切りと決めたとします。その場合、50ドルのプラス、もしくは100ドルのマイナスになったら、どんな状況でもやめてください。
今日は調子が良いから増やしたい、負けを取り戻したい、と思う気持ちもあるでしょう。しかし、計画にないベットで負けてしまうと、普通に負けるより心理的なダメージは大きくなります。決めたルールは必ず守ってください。
損切りラインを決めても期待値そのものは変わりません。1回のセッションで失う額に上限を設ける、資金管理の取り決めです。
損失を抑えやすい還元率の高いテーブルゲーム
還元率(RTP)が高く、同じ額を賭けたときの損失の期待値が小さいのがテーブルゲームです。中でもバカラ・ブラックジャック・ルーレットは、代表的なテーブルゲームです。
ただし、どのゲームも還元率は100%未満で、長期的には損失が出ます。それぞれの還元率と特徴を取り上げます。
バカラ

バカラは「カジノの王様」とも言われ、世界のカジノで広く遊ばれているゲームです。2つの陣営であるプレイヤーとバンカーがそれぞれカードを引き、合計数字の下一桁が9に近いほうが勝ち、というとてもシンプルなゲームです。
バカラの還元率(RTP)は、バンカーで約98.94%、プレイヤーで約98.76%です。
また、テーブルによって0.1ドルから賭けられるもの、5万ドルまで賭けられるものがあり、ベット額の幅が広いのが特徴です。罫線やベッティングシステムを使って遊ぶプレイヤーもいますが、どちらも期待値は変わりません。
ブラックジャック

ブラックジャックは代表的なカードゲームの一つで、プレイヤーとディーラーが手札の合計を「21」に近付けて、より近い数字だったほうが勝ち、となるゲームです。
ただし22を超えるとバスト(負け)となります。ディーラーは手順どおりにカードを引きますが、プレイヤーはヒット(カードを引く)・スタンド(今あるカードで勝負する)・ダブルダウン(賭け金を2倍にして一枚だけ引く)といったアクションを自分で決めて勝負します。
プレイヤーとディーラーの手札によって、どのアクションを選ぶと損失の期待値が最も小さくなるかは決まっており、これを「ベーシックストラテジー」と言います。
ベーシックストラテジーどおりにプレイすると、還元率(RTP)は99.5%前後(8デッキ・S17・配当3対2の場合)になり、本来の還元率に近づけられます。ただし100%には届かず、長期的には損失が出ます。
ルーレット

ルーレットは代表的なカジノゲームの一つです。次にどのポケットにボールが入るかを予想するだけの、ルールが簡単なゲームです。
「赤」と「黒」のどちらに入るかに賭けるのが有名ですが、1つのポケットに賭けるストレートベットもあり、当たれば35対1(賭け金を含めて36倍)の配当になります。
ルーレットはルールが簡単なので初心者でも遊びやすく、赤・黒のような当たりやすい賭け方からストレートベットまで、賭け方によって収支の振れ幅を選べます。ただし、どの賭け方でも控除率(ハウスエッジ)はほぼ同じです。
なお、0が1つのヨーロピアンルーレットは還元率(RTP)約97.30%、0と00があるアメリカンルーレットは約94.74%です。損失を抑えたいのであれば、ヨーロピアンルーレットを選んでください。
キャッシュバックなどのプロモーションがあるオンラインカジノ
プロモーションの内容はカジノごとに違います。キャッシュバックなどがあるカジノでは実質的な損失を小さくできますが、控除率(ハウスエッジ)がなくなるわけではなく、利益を出し続けられるわけではありません。
ここでは、初心者でも使いやすいプロモーションがある2つのオンラインカジノを紹介します。
ベラジョンカジノ

ベラジョンカジノは、日本人に人気のオンラインカジノの一つです。
ベラジョンカジノには、不定期の入金ボーナス、賞金がもらえるトーナメントや「フリークエスト」などのイベントがあり、初心者でも手順が少なく使いやすいプロモーションが多いという特徴があります。
はじめてオンラインカジノで遊ぶプレイヤーは、ベラジョンカジノから試してみるとよいでしょう。
カジノシークレット

カジノシークレットも日本人に人気のオンラインカジノです。キュラソー(Curaçao)のライセンスを取得し、ライブチャット・メールでのサポートがあります。
カジノシークレットの代表的なプロモーションが「インスタントキャッシュバック」です。対象のスロットやライブゲームで勝利金を得られなかった場合、負けた金額の一部が賭け条件のない現金で即時に戻ります。実質的な損失を小さくできますが、控除率(ハウスエッジ)がなくなるわけではありません。
ほかにも、不定期にもらえるマッチボーナスや、上位入賞者に賞金が贈られるトーナメントなどのプロモーションがあります。
よくある質問
- バカラ投資はできますか?
-
バカラは還元率(RTP)がバンカーで約98.94%、プレイヤーで約98.76%と高いゲームですが、100%未満のため長期的には損失が出ます。リベートなどのプロモーションで実質的な損失を小さくすることはできても、投資にはなりません。
マーチンゲール法やパーレー法などのベッティングシステムを使っても、期待値は変わらず、変わるのは収支の振れ幅(分散)だけです。
- カジノ投資に関する詐欺はありますか?
-
オンラインカジノの初心者を狙った、有料のコンサルや有料の投資手法の販売があります。ベットの手順や手法で還元率(RTP)を上げることはできないため、有料の手法・コンサルは使わないでください。
- どれくらいの資金を用意すればいいですか?
-
オンラインカジノに使う資金は、生活費と分けた余剰資金の範囲で、失っても生活に影響しない額にしてください。資金を多く用意しても損失の期待値は変わりません。遊ぶ前に予算とやめる条件を決め、負けを取り返そうとして予算を超えないことが損失を抑える基本です。
まとめ:オンラインカジノは期待値がマイナスで投資にはならない
オンラインカジノは還元率(RTP)が100%未満で、続けるほど損失の期待値が積み上がるため、投資にはなりません。期待値がプラスになりうる株式や投資信託とは仕組みが違います。
還元率の高いゲームを選び、ボーナスやキャッシュバックの条件を確かめれば、実質的な損失を小さくすることはできますが、控除率(ハウスエッジ)がなくなるわけではありません。
オンラインカジノは資金を増やす手段ではなく娯楽として、余剰資金の範囲で予算とやめる条件を決めて遊んでください。
・当サイトの内容は、オンラインカジノや賭博行為が合法な国や地域に住む方を対象としています。
・サイト利用時には、免責事項が適用されます。
・オンラインカジノが違法な国や地域にお住まいの方は、このサイトを利用できません。
