ブラックジャックでは、プレイヤーとディーラーが戦う「メインベット」とは別に、通常のブラックジャックでは得られない高配当を…
ブラックジャックの役の種類|ローカルルールで成立する役と狙う際の注意点
ブラックジャックには、通常のメインベットのほかに「サイドベット」や、ゲームごとに異なる「ローカルルール」があります。
サイドベットは多くのライブテーブルで採用されている一方、独自の「役」が用意されたローカルルールは一部のゲームに限られます。いずれも役が成立すれば配当を獲得できるため、遊ぶ前に知っておくと選べるテーブルの幅が広がります。
この記事で分かること
- メインベット側で成立する役は10種類。最強はナチュラルブラックジャックで配当は3対2(賭け金を含めて2.5倍)
- サイドベットやローカルルールでは、さらに独自の役に賭けられる
- 成立確率は低いため、役を狙いすぎてバストしないように注意

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ブラックジャックにも「役」があるのか?

ブラックジャックの「役」として広く知られているのは、最初の2枚がA+テンカード(10・J・Q・K)だったときに成立する「ナチュラルブラックジャック」だけです。
大半のブラックジャックには、それ以外の役は存在しません。しかしテーブルやゲームの種類によっては、ローカルルールとして独自の役が設定されている場合があります。
その役が成立すると、通常のルールなら負けになる手でも勝利扱いとなったり、勝敗とは別に配当を獲得できたりします。
独自の役が成立するのはルールが異なる一部のゲームだけ
一般的なブラックジャックでは、メインベット側で認められる役はナチュラルブラックジャックのみです。それ以外の役は、追加で賭ける「サイドベット」(記事後半で詳しく説明しています)の中で扱われます。
ブラックジャックは、ベーシックストラテジーに沿ってプレイした場合の還元率(RTP)が99.5%前後と理論上高い部類のゲームです。そこへ成立役の配当を上乗せすると、カジノ側のハウスエッジ(控除率)が確保しにくくなります。そのためほとんどのブラックジャックでは、ナチュラルブラックジャック以外の役を認めていません。
逆に独自の役を認めているブラックジャックでは、「10」のカード4枚を抜いた48枚のデッキで運用する(スパニッシュ21)など、通常とはルールが異なることが多いので注意が必要です。
ブラックジャックの役の種類
どの役が採用されているかはゲームによって異なるため、遊ぶ前に必ず配当表を確認してください。なお、いずれの役もカードが出る順番は問いません。
ナチュラルブラックジャック

「ナチュラルブラックジャック」とは、最初に配られた2枚がA+テンカードで合計21になる組み合わせを指します。スートは問いません。ブラックジャックで最も強い役で、引いて作った21点よりも優先されます。配当は3対2(賭け金を含めて2.5倍)が標準で、テーブルによっては6対5(賭け金を含めて2.2倍)のものもあります。
なお、テーブルによっては「スペードのA+黒いジャック(スペードまたはクラブのJ)」など、特定のスートの組み合わせに追加配当が付くローカルルールもあります。「ブラックジャック」という名称自体、この黒いジャックの組み合わせに由来すると言われています(由来には諸説あります)。
クイーン・ジャック

「クイーン・ジャック」とは、同じスートのQ+Jの組み合わせを指します。合計20のハンドですが、採用しているテーブルでは特別配当の対象になります。
イレブンカード

「イレブンカード」とは、バストせずにハンドの合計枚数が11枚以上になった状態を指します。後述の「セブンカード」「シックスカード」が合計ちょうど21を求めるのに対し、イレブンカードは枚数そのものを評価する役です。そのため合計は21以下であればどの数字でもかまいません(後述の「アンダーセブンカード」「アンダーシックスカード」も同じく枚数で判定します)。ただし11枚以上引いて合計21以下に収めるのは極めて難しく、実際に成立するケースはごく稀です。
セブンカード

「セブンカード」とは、7枚のカードの合計がちょうど21である状態を指します。21未満・21超はいずれも成立しません。
アンダーセブンカード

「アンダーセブンカード」とは、バストせずにハンドの合計枚数が7枚になった状態を指します。カードの合計は21以下であればどの数字でもかまいません。
また、配当が付く役とは別に「セブンカードチャーリー」というルールを採用しているテーブルもあります。これは、バストせずに7枚まで引いたプレイヤーが、ディーラーの手札に関係なく自動的に勝利となるルールです(ディーラーがブラックジャックの場合はその時点でラウンドが終了するため、7枚まで引く状況は発生しません)。
シックスカード

「シックスカード」とは、6枚のカードの合計がちょうど21である状態を指します。21未満・21超はいずれも成立しません。
アンダーシックスカード

「アンダーシックスカード」とは、バストせずにハンドの合計枚数が6枚になった状態を指します。カードの合計は21以下であればどの数字でもかまいません。
また、6枚版の「シックスカードチャーリー」を採用しているテーブルもあります(内容は前述のセブンカードチャーリーと同じで、枚数だけが異なります)。
スリーセブン

「スリーセブン」とは、3枚のカードがすべて7(=合計21)である組み合わせを指します。
678

「678」とは、3枚のカードがそれぞれ6・7・8(=合計21)である組み合わせを指します。
エース・トゥ・シックス

「エース・トゥ・シックス」とは、6枚のカードがA・2・3・4・5・6の連番(=合計21)である組み合わせを指します。
勝敗とは別に配当が得られる「サイドベット」
多くのブラックジャックテーブルでは「サイドベット」を採用しています。これはメインベットとは別に賭け金を置く追加の賭け方で、特定の組み合わせ(役)が成立すると、勝敗とは別に配当が発生します。
ただしサイドベットは、メインベットよりハウスエッジ(控除率)が大きく設定されているのが一般的です。成立したときの配当は大きくなりますが、賭け続けるほど損失は膨らみやすくなります。
代表的なものに、自分の最初の2枚がペアになると成立する「パーフェクトペア」や、プレイヤーのカードとディーラーのアップカードを合わせた3枚でポーカーの役を作る「21+3」があります。
21+3

「21+3」はサイドベットの一種で、プレイヤーのハンド2枚とディーラーのアップカード(最初に見えているカード)1枚を合わせた3枚の組み合わせでスリーカードポーカーの役ができれば配当を獲得します。
21+3で成立する可能性のある役は次の5つです。複数の条件を満たす場合は、より上位の役として扱われます。
- スーテッドトリップス(3枚とも同じ数字かつ同じスート)
- ストレートフラッシュ(連続した数字かつ同じスート)
- スリーカード(同じ数字・違うスート)
- ストレート(連続した数字・違うスート)
- フラッシュ(3枚が同じスート)
パーフェクトペア

「パーフェクトペア」もサイドベットの一種で、プレイヤーのハンドでペアが成立すれば配当を獲得します。
パーフェクトペアで成立する可能性のある役は、「ミックスペア(色の異なるスートで構成されたペア)」「カラーペア(色は同じでスートが異なるペア)」「パーフェクトペア(同じスートで構成されたペア)」の3つです。3つ目はサイドベット名と同じ名称ですが、役としては同じスートのペアだけを指します。
エニーペア

「エニーペア」もパーフェクトペアと同じくペアの成立で配当を得るサイドベットですが、エニーペアは数字さえ揃えば成立するのが基本で、スートの一致は問われません。
ただし配当の仕組みはプロバイダーによって異なり、エボリューション社のエニーペアでは「スーテッドペア(同じスート)」と「ノンスーテッドペア(異なるスート)」で役が分かれ、それぞれ配当も変わります。実際の倍率は必ず各テーブルの配当表でご確認ください。
ブラックジャックの役を狙うときの注意点
ブラックジャックは、ベーシックストラテジーに沿って打った場合の還元率(RTP)が理論上高い部類のゲームです。ただしこれはあくまで長期的な理論値であり、短期の結果を保証するものではありません。役はそのうえに乗るおまけ要素に過ぎません。
あくまでもディーラーに勝つか負けるかのゲーム
ブラックジャックの勝利条件はシンプルで、「自分の合計が21を超えず、ディーラーより高い数字で終える」か「ディーラーがバストする」かのどちらかです。
初心者のプレイヤーは、とにかく「21に近付ける」ことを考えがちですが、極端に言えば、ディーラーに勝てさえすれば自分の合計は低くてもかまいません。
ブラックジャックの役は、多くの枚数を引かなければ成立しないものが大半です。しかしディーラーのアップカードが2〜6と弱い場面では、役を諦めてスタンドしたほうが損失を抑えられるケースが多くなります。まずはベーシックストラテジーに従ってゲームを進めることをおすすめします。
成立確率が低いため「役」にこだわり過ぎないように
サイドベットを別にすると、ブラックジャックの役が成立する確率は極めて低くなります。シックスカードやセブンカードといった役は枚数を重ねる必要があるため、役が完成する前に「ここでスタンドすべき」という局面を迎えるのがほとんどです。
6〜7枚も引きながら合計を21以下に収めるには、小さい数字のカードが続く必要があります。途中でテンカードを1枚引くだけでも合計が一気に伸びるため、成立するケースはごく稀です。
難しい役である分、成立時に高い配当が付くゲームもあります。ただし成立確率が低いため、役を狙ってベーシックストラテジーから外れた打ち方を続けると、そのぶん損失は膨らみやすくなります。
ブラックジャックの役と配当のよくある質問
- ブラックジャックで一番強い役はなんですか?
-
ブラックジャックで最も強い役は「ナチュラルブラックジャック(ナチュラル21)」です。最初に配られた2枚がA+テンカードで合計21になる手を指し、引いて作った21点よりも優先され勝利扱いとなります。配当は通常3対2(賭け金を含めて2.5倍)ですが、カジノやゲームによって異なる場合があります。
ディーラーも同時にブラックジャックだった場合は引き分け(プッシュ)となります。
- ブラックジャックの役は何種類ありますか?
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ブラックジャックの役は、他のカードゲームに比べると多くはありません。最強の役であるナチュラルブラックジャックをはじめ、クイーン・ジャックやセブンカード、スリーセブンなどがあります。カジノや遊ぶブラックジャックの種類によって成立できる役も変わります。当ページでは、メインベット側で成立する役を10種類紹介しています(このほかにサイドベット専用の役もあります)。
- ブラックジャックの配当は最高何倍ですか?
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メインベットで最も配当が高いのは、通常の「ブラックジャック(ナチュラル21)」による3対2(賭け金を含めて2.5倍)です。
サイドベットでは、特定のカードの組み合わせやスートが揃った場合に100倍前後の高配当になることもあります(倍率はゲームによって異なります)。ただしサイドベットはメインベットよりハウスエッジ(控除率)が大きいのが一般的で、狙って賭け続けると損失が膨らみやすい点には注意が必要です。
まとめ:役はおまけ、基本はディーラーとの勝負
オンラインカジノで大人気のテーブルゲーム「ブラックジャック」の一部のテーブルでは、特定の役が成立すると高配当を獲得できるものがあります。ただし、独自の役に配当が付くテーブルは、その分だけ他のルールで調整されているのが一般的です。役の有無だけでなく、テーブル全体の条件を見て選びましょう。
また、役を成立させるための条件はかなり難しく、場合によってはベーシックストラテジーと異なる打ち方をする必要があります。
ブラックジャックを長く楽しみたいプレイヤーは、役を無理やり成立させようとするのではなく、あくまでディーラーと手札を勝負するゲームであることを忘れないようにしてください。
基本はベーシックストラテジーに沿って打ち、役はあくまで結果としてついてくるもの、と捉えておくのがおすすめです。
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