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バカラのプロは存在する?上級者の賭け方と資金管理術を解説

バカラのプロは実際に存在するのか。麻雀やポーカーのようなプロが成立するのかを、ゲームの構造から確かめます。

あわせて、大きく負けない上級者が実践している賭け方・資金管理と、勝てないときに変えるポイントもまとめます。

この記事で分かること

  • バカラで安定的に稼ぎ続ける「プロ」は、麻雀やポーカーのような意味では成立しにくい
  • 大きく負けない上級者は「罫線を記録として眺める」「システムベットで収支の振れ幅を管理する」「損切り・勝ち逃げラインの厳守」「メンタルコントロール」を徹底している

この記事はおよそ 12分 で読むことができます。

バカラの「プロ」は存在する?

バカラで安定的に稼ぎ続ける「プロ」は、存在しないに等しいのが実情です。

プレイヤー同士の技量が結果を左右する麻雀やポーカーにはプロが存在しますが、バカラは対人ゲームではありません。カジノを相手に、あらかじめ決まったハウスエッジ(控除率)のもとで勝負するゲームであるため、長期的に安定して勝ち続けることは構造上きわめて困難です。

バカラはそもそもの還元率(RTP)が高いゲームです。具体的には8デッキのバカラでバンカー側が約98.94%、プレイヤー側が約98.76%と、カジノゲームの中でもトップクラスの水準です(一方でタイは8対1配当・賭け金を含めて9倍で約85.64%、ペアは11対1配当・同12倍で約89.64%と大きく下がります)。この高い還元率(RTP)に加えて、リベートボーナスやキャッシュバックを組み合わせることで、実質的な損失をさらに小さくすることは可能です。

なお、バカラでは「プレイヤー」と「バンカー」という2つの手(ハンド)にカードが配られ、どちらが勝つかにベットします。この「プレイヤー」はベット先の名前であって、自分自身のことではありません。以降は「プレイヤー側」「バンカー側」と書き分けます。

ただし、これはハウスエッジ(控除率)を消す方法ではなく、あくまで実質的な損失を小さくする工夫です。

とはいえ、プロという呼び名ではなくとも、バカラで大きく負けない人は一定数存在します。そういったプレイヤーの賭け方を参考に、上級者のバカラ戦略を解説します。

バカラのプロ・上級者が使う賭け方

バカラのプロ・上級者が使う賭け方

上級者がよく利用する賭け方や資金管理の手法は、主に以下の4つです。前半2つはこのセクションで、後半2つは記事の後半で解説します。

それぞれの手法は併用できます。ただし、いずれも勝率やハウスエッジ(控除率)を変えるものではなく、大きく負けないための立ち回りや収支の振れ幅を管理するために組み合わせるもの、と捉えておきましょう。

罫線のパターンを賭け方の材料にする

バカラには、これまでの勝敗結果をまとめた「罫線」というものがあります。

一般的なライブバカラでは、大路(ダイロ)・大眼仔(ダイガンチャイ)・小路(シュウロ)・甲由路(カッチャロ)・珠盤路(チューチャイロ)と5種類の罫線を確認できますが、主に利用されるのは「大路」です。

大路は、プレイヤー側かバンカー側が連続して勝利するたびに丸が下に並び、勝利が途切れると横の列に丸が移動します。過去の結果の並び(流れ)を可視化して、順張り・逆張りといった賭け方の判断材料にするのが罫線の使い方です。

ただし、罫線はあくまで参考として利用し、過信しないよう注意しましょう。罫線そのものに還元率(RTP)やハウスエッジ(控除率)を変える力はありません。並びを眺めて楽しむための演出、と捉えておくのが適切です。

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交互に賭ける「テレコ」

交互に賭ける「テレコ」

「テレコ」とは、プレイヤー側とバンカー側が交互に勝つときに現れる罫線です。大路を見ると、横一列に丸が並んでいます。この並びが続くとみなして、プレイヤー側の次はバンカー側に、バンカー側の次はプレイヤー側にベットするのが一般的です(ただし並びが続く保証はありません)。

2勝と1勝を繰り返す「ニコイチ」

2勝と1勝を繰り返す「ニコイチ」

「ニコイチ」とは、片方が2連勝したあとにもう片方が1回だけ勝つ、という並びが繰り返されるパターンです。この場合も、その並びが続くとみなして順張りするのが一般的です(ただし並びが続く保証はありません)。

3連勝以上が続く「ツラ」

3連勝以上が続く「ツラ」

「ツラ」は、プレイヤー側かバンカー側の片方が勝ち続けるときに現れる罫線です。大路を見ると縦一列に丸が並んでいるので、「縦ツラ」とも呼ばれます(逆にテレコは横ツラとも呼ばれます)。

この場合、多くの上級者はツラ追いといって、その並びが続くことを期待してベットします。一方で、逆張りして反対側にベットする上級者もいます。

テレコ、ニコイチ、ツラのいずれにも言えることですが、順張りを選ぶプレイヤーのほうが多い傾向にあります。逆張りが当たっても1回分の利益にとどまるのに対し、順張りは並びが続いた場合に連勝できるためです。ただし、どちらを選んでも期待値そのものは変わりません。

システムベットを活用する

また、システムベットを場面に応じて適切に使い分けられるのも上級者の特徴です。

「システムベット」とは、場の状況に合わせてベット額を上下させ、資金を計画的に管理していくための手法です。1回ごとの勝率もトータルのハウスエッジ(控除率)も変えることはできませんが、ベット額の増減によって収支の振れ幅をコントロールし、「小さな勝ちを積み重ねる」「連敗をまとめて取り返す」といった戦い方を組み立てることができます。

システムベットには様々な種類があり、それぞれ資金の減り方や利益の伸び方が異なります。具体的な手法は後述します。

上級者は場面に応じてシステムベットを使い分けています。1つに絞らず、複数の手法を理解しておくとよいでしょう。

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バカラで使われる代表的なシステムベット3種

大きく負けない立ち回りを身につけるうえで軸になるのが、システムベットによる資金管理です。

いずれもハウスエッジ(控除率)を変えるものではありませんが、使いこなせば資金の減り方をコントロールしやすくなり、メンタルの安定にも役立ちます。

なお、システムベットの解説ではプレイヤー側にベットする前提で書かれることが多くあります。バンカー側は勝利時に5%のコミッションが差し引かれ、賭け金と払い戻しの計算が少し変わるためです。ただしハウスエッジ(控除率)はバンカー側のほうが低いため、計算さえ合わせればバンカー側に使っても構いません。

一方で、ペアやタイは還元率(RTP)が大きく下がるため、システムベットの対象には向きません。「タイにはこう賭けるべき」といった、サイドベットで有利になるかのような解説には注意してください。

賭け方①連勝時にベット額を伸ばす「パーレー法」

賭け方①連勝時にベット額を伸ばす「パーレー法」

「パーレー法(逆マーチンゲール法)」は、「勝ったらベット額を2倍にして、負けたらベット額を元に戻す」という賭け方です。スタートが1ドルの場合、連勝するたびに2ドル、4ドル、8ドルと倍々に増やしていきます。

連勝が続くたびに利益が倍々になるため、ツラ追いを好む場合に組み合わせやすい手法です。どのタイミングで負けても、そのセットの損失は最初にベットした金額に収まるため、少ない資金からでも試せます。

さらに、賭け金が多いほど還元が大きくなるVIPプログラムやリベートボーナスとも組み合わせやすい手法です。ただしこれらで小さくなるのは実質的な損失であって、ハウスエッジ(控除率)がなくなるわけではありません。また連勝しないと利益が出ないため、成功する頻度は低くなります。何連勝したら利確するか、ラインを決めておくとよいでしょう。

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賭け方②4連勝で手軽に使える「バーネット法」

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「バーネット法(1326法)」は、連勝が続くたびにベット額を1倍→3倍→2倍→6倍の順に動かしていくという賭け方です。スタートが5ドルの場合、5ドル→15ドル→10ドル→30ドルという順番でベットします。負けたらその時点で最初からスタートとなり、4連勝した場合はリセットします。

2連勝した段階でそのセットの負けがなくなり、4連勝すれば12単位分の利益を獲得できるため、2連勝以降は損失リスクを抑えつつ利益を伸ばしやすいという特徴があります。また、手法の性質上、利確ラインがあらかじめ決まっている点も扱いやすいところです。

ただし、2連勝しないかぎり必ず損失が出る構造のため、テレコの並びが続くときはマイナスがかさみます。損切りラインは最初に決めておきましょう。

賭け方③数列で管理する「モンテカルロ法」

賭け方③数列で管理する「モンテカルロ法」

「モンテカルロ法」は、数列を使ってベット額を決定するという賭け方です。

まず【1・2・3】という数列を用意し、数列の左端と右端の数字を足した金額をベットします(最初は「4」になります)。

勝ったら左端と右端の数字を消します(最初の場合は【2】が残ります)。負けたら、そのときベットした金額を数列の右に書き足します(最初の場合は【1・2・3・4】になります)。これを続け、数列が1個以下になったら終了です。

勝ったら数列を2個消して、負けたら1個書き足すため、数列そのものは3回に1回以上勝てば短くなっていきます。ただし数列が短くなることと利益が残ることは別で、バカラのような2倍配当の賭け先では、数列を消し切っても利益が残らない場合があります(1セット完走で必ず利益が残るのは3倍配当の賭け先だけです)。

ただし、これは数列を最後まで消し切れた場合の話です。連敗が続くと数列が伸びてベット額が急増し、テーブルの上限額や手持ち資金に達した時点で数列を消し切れないまま終わります。その一撃でそれまでの利益を上回る損失が出るため、トータルのハウスエッジ(控除率)はほかの賭け方と変わりません。

慣れるまでに時間がかかる手法でもあります。暗算で処理する上級者もいますが、最初は紙とペンを使ってプレイしましょう。

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バカラで大きく負けないための資金管理とメンタルコントロール

損切り・勝ち逃げラインを厳守

バカラに限らず、ギャンブルで一番重要なのは「資金管理」です。

麻雀の点棒、ポーカーのバンクロールと同じように、資金管理を怠ればすぐに負けてしまいます。そのため、バカラをプレイする際は必ず損切りラインと勝ち逃げラインを決めておきましょう。

たとえば100ドルでスタートするなら、+30ドルの時点で勝ち逃げ、50ドルを切ったら損切りする、といった決め方で構いません。パーレー法で5連勝したら利確、マーチンゲール法で7連敗したら損切り、というようにシステムベットと絡めた決め方でも構いません。

ただし、システムベットと絡める場合は、そのラインに達するまでにいくら失うかを先に計算しておいてください。1ドルスタートのマーチンゲール法なら、7連敗した時点の累計損失は127ドル(2の7乗−1)で、次の1手は128ドルです。100ドルの資金では6連敗(累計63ドル)で次の64ドルを置けなくなります。テーブルのベット上限にも同じ制約があるため、倍賭け系は必ずどこかで続けられなくなります。

そして最も重要なのは、損切りライン、もしくは利確ラインに達した時点で、すぐにバカラをやめることです。できればその時点でカジノから出金申請を行うとよいでしょう。

「今は流れが来ている」「この負けは次で取り戻せる」という判断は、1回ごとの結果が独立している以上、根拠がありません。決めたルールを守れないと、いずれ想定を超える損失につながります。

それまでの利益をまとめて失わないためにも、特に損切りラインは必ず守ってプレイしましょう。

メンタルコントロールは必須事項

バカラにおいて意外と大事なのが「メンタルコントロール」です。

たとえばパーレー法をプレイする際、1ドルでスタートすると7回目の賭け金は64ドル、7連勝すれば手元は128ドルに達します。そうなると、決めた連勝数や利益に達していないのに「さすがにもうやめようか」と迷ってしまい、得られたはずの利益を取り逃がすこともあります。

「あのときこうしておけば」という心理状態になると、そこから計画が崩れてしまうこともあります。そのため、決めたことは必ず守るというメンタルコントロールが重要になります。

たとえばプレイ後に記録をつける、負けたその日は切り上げる、というように、「自分の立ち回りが正しかったかを見直し、見直しが終わったら切り替える」という習慣を作れば、メンタルもコントロールしやすくなります。

プロ級に強いバカラプレイヤーが勝てないときのリセット方法

プロ級に強いバカラプレイヤーが勝てないときのリセット方法

プロ級に強いバカラプレイヤーでも、ずっと連勝しているわけではありません。時には大きく負けることもあります。

ここで大事なのは「切り替えの手順をあらかじめ決めておくこと」です。プレイ中に次々と戦法を変えるのではなく、今日はこの立ち回りを試そう、と事前に決めておきましょう。

なお、以下に挙げるどの切り替えを行っても、1回ごとの結果が独立している以上、勝率もハウスエッジ(控除率)も変わりません。いずれも気分を切り替えて賭け方を組み立て直すための手段です。

罫線の参考パターンを見直しベット方法を変える

罫線どおりに賭けたのに外れ続ける、ということは珍しくありません。

10連勝以上続いた縦ツラがベットした瞬間に途切れた、テレコだった並びが急に縦に伸び始めた、プレイヤー側→バンカー側→プレイヤー側の順に賭けたら逆の並びで3連敗した、といったケースです。これは1回ごとの結果が独立している以上、当然起こりうることです。

そんなときは、参考にする罫線を変えてみましょう。大路ではなく大眼仔や小路を眺めてみる、罫線をまったく見ずにバンカー側だけに賭け続ける、あるいはテレコで賭け続ける、といった具合です。

利用するシステムベットを変える

パーレー法を使っているが連勝できない、マーチンゲール法ですぐ損切りラインに到達してしまう、というときは、利用するシステムベットを変えてみましょう。

どの手法でも理論上の損失は同じなので、「連勝すると大勝ちできる」「長期戦で資金が減りにくい」といった、どの部分を重視するかで選ぶとよいでしょう。

テーブルの移動・バカラの種類を変える

いつも使うテーブル以外でプレイしてみるのもひとつの手です。たとえばスピードバカラで遊んでいたなら通常速度のバカラに変える、もしくはバカラスクイーズに変えてみましょう。

また、エボリューションゲーミング(Evolution Gaming)のバカラをプレイしていたなら、プラグマティックプレイライブやプレイテックライブのテーブルに変える、ノーコミッションバカラを試すなど、環境を変えると気分を切り替えやすくなります。

ただし、マルチプライヤー付きの特殊バカラは、配当構成もハウスエッジ(控除率)も通常ルールと異なります。1ゲームあたりの収支の振れ幅が大きく変わるため、システムベットで想定していた損切り・利確ラインがそのままでは機能しません。資金管理を軸に据えるのであれば、通常ルールのバカラでプレイするのが基本です。

ベット額を変動させる

いつものやり方で勝てないときは、ベット額を変えてみるのもひとつの手です。5ドルスタートにしていたパーレー法を10ドルにする、モンテカルロ法の1単位を1ドルから0.5ドルに下げる(最初のベットは4ドルから2ドルになります)、など様々なやり方があります。

ただし、ベット額の変更は損益への影響が大きい点に注意が必要です。増やした結果として損失が膨らむこともあれば、減らしたあとに連勝して物足りなさを感じることもあります。

あくまでも気分転換したら元の賭け金に戻すことを前提に、賭け金をある程度自由に動かしてみてください。

バカラのプロの賭け方でよくある質問

バカラのプロがやらないこと・気をつけていることはありますか?

バカラのプロは、根拠のないベットや感情的なプレイを避け、冷静な資金管理を徹底しています。直前の結果に引きずられず、連敗のあとに損失を取り返そうとしてベット額を引き上げないことも重要な習慣です。

また、コミッションやハウスエッジ(控除率)を把握し、還元率(RTP)の低いサイドベットには安易に手を出しません。ルールや資金の残高を常に意識し、短期的な結果に左右されない判断を心がけています。

まとめ:勝ち続けるプロはいないが、大きく負けない立ち回りはある

バカラは麻雀やポーカーのようなプロが成立するゲームではありませんが、大きく負けない立ち回りを身につけている上級者は存在します。

数か月から1年ほど勝つ時期があったとしても、それはプロと呼べるものではありません。5年10年というスパンで見たときに資金を残し続けられるか、という観点からバカラをプレイしましょう。

上級者は、罫線・システムベット・メンタルコントロール・資金管理といった複数の要素を組み合わせてバカラをプレイしています。すべてをいきなり身につけるのは難しいですが、まず最も重要なのは「バカラで資金をすべて失わないようにすること」です。

資金を残し続けられる立ち回りができていれば、長く楽しみながら損失を抑えられます。

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