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パーレー法とは?使い方とデメリットを解説!利益を上げる改良方法をご紹介

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パーレー法とは「勝った時に賭け金を2倍にする」という賭け方で、連勝を重ねるごとに大きく勝つことができる攻めの攻略法です。

利益を増やすためには連勝が必須となりますが、短時間で大きな利益を獲得出来る可能性が高く、非常に時間効率が良いのが特徴です。

しかし1回でも負けてしまうとその利益を全て失ってしまうというリスクもあるため、ハイリスク・ハイリターンの一攫千金を狙うに相応しいベット方法と言えるでしょう。

防御に特化した必勝法が「マーチンゲール法」であれば、パーレー法は完全なる攻撃特化型で、別名を「アンチマーチンゲール法(逆マーチンゲール法)」と呼ばれるほど対になっているマネーシステムです。

本稿では、パーレー法の正しい使い方や利益を上げるための改良案まで徹底的に解説をしていきます。

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(ウィナーズクラブ管理人)

「パーレー法」は「アンチマーチンゲール」と呼ばれるように、勝ったときにベット額を2倍に上げる簡単なベット方法です。

初心者から上級者まで幅広いギャンブラーに人気のベッティングシステムなので、こちらで簡単な手順とアレンジ方法を勉強しましょう。

この記事のまとめ

  • ベット額を、負けたら最初に戻して勝ったら2倍にするという、シンプルかつ強力な攻撃型のベッティングシステム
  • 10連勝すると掛け金の1,000倍以上を獲得できる
  • 倍率2倍以上のゲームに使えるが、長期戦にはあまり向いていない

この記事はおよそ 9分 で読むことができます。時間がない方は目次を活用しましょう

パーレー法の使い方(賭け方)

パーレー法の使い方(賭け方)

ここではパーレー法の実際の使い方について説明しています。といっても手順や進め方は非常にシンプルで簡単なので、あまり難しく考えず実際にベットするイメージで見ていただければと思います。もし分からなくなったらまたこのページに戻ってベットのやり方をご確認ください。

また、付録としてパーレー法を使ったシミュレーションを併せて載せていますので、パーレー法の威力を確かめてみてください!

パーレー法の正しい使い方

最初に、遊ぶカジノゲームを選びます。ルーレットの赤/黒・偶数/奇数・前半/後半、バカラのプレイヤーなど、勝利すると配当収支が2倍になるゲームを選びましょう(ルーレットの「ダズン」「コラム」など、配当が3倍になるものを選んでも構いません)。

バカラのバンカーは配当が2倍になりませんし、ブラックジャックは追加のアクションが必要になる場合があり適しません。

基本的な手順

実際にパーレー法を使う流れは以下のようになります。

ここではベット額の初回スタートを1ドルに設定していますが、獲得したい利益に応じて初回のスタート金額を変えても良いでしょう(連勝が重なる度に利益が倍々に大きくなるため、最初から大きすぎるベット額にするのはおススメしません)。

ステップ1:1回目のベットをおこなう

ステップ1:1回目のベットをおこなう

1回目のベットを行い、その結果負けた場合はリセットして次のベットも同額の1ドルをベットします。勝った場合、2回目のベットは賭け金を前回の2倍である2ドルにします。

もし配当が3倍になるものを選んだ方は賭け金も3倍にします。以下の説明も全て「2倍」を「3倍」と読み替えて下さい。

ゲームをプレーした結果、負けてしまった場合はパーレー法失敗となり、最初に戻りベット額をスタートの金額まで引き下げます。

ステップ2:連勝するたびにベット額を2倍ずつ増やす

ステップ2:連勝するたびにベット額を2倍ずつ増やす

勝った場合、さらにベット額を倍(4ドル)にします。「1ドル→2ドル→4ドル→8ドル→16ドル…」と連勝を重ねる度にベット額を増やして、利益を倍増させていきます。

ステップ3:利確するタイミングを決める

そのまま連勝を重ねる度に利益は増えていきますが、マーチンゲール法など、他のマネーシステムとは異なり、パーレー法は明確に「ここまで行けば(何連勝すれば)終わり」という指標はありません。

自ら利益を確定させる(利確)タイミングを定める必要があります。

ステップ3:利確するタイミングを決める

4回連続で勝利すると配当は16ドル、5回連続で32ドル、7回連続で128ドルの配当を獲得できるので、回数で言えば5~7連勝を目指すのが一般的なパーレー法だと言えるでしょう。

10連勝であれば1024ドルの配当を獲得できます。確率はだいぶ低くなりますが、挑戦するのも一つの手ですね。

使えるゲーム機種

使えるゲーム機種

パーレー法を使用するためには、「勝った時に必ず一定の倍率が支払われる」ゲームであることが必要です。つまりテーブルゲームの方が使用に適していると言えます。

ルーレットであれば、「ダズン」「カラム」が配当を3倍に、「赤」「黒」、「奇数」「偶数」、「前半」「後半」が配当を2倍にできる賭け方なので、いずれかを使用してパーレー法を実行できます。

バカラであれば「プレイヤー」の場合配当が2倍になるので使用しやすいと思います。バンカーにベットすると配当が基本的に1.95倍で計算しにくいので、ノーコミッションバカラを使うのがおススメです。

ブラックジャックは賭け金が2倍以上になる場合があり適用が難しいです。その他、シックボーの大小など、当たると配当が2倍か3倍になることが確定しているものを選びましょう。

もちろんライブバカラ・ライブルーレットなどの「ライブカジノ」でも使える手法となっています。テーブルゲームは無料プレイで楽しめるものも多いので、是非当サイトおすすめのオンラインカジノに登録してパーレー法を実践してみて下さい。

パーレー法の実践例とシミュレーション結果

スタート1ドルで10回試行、ルーレットで赤にベット、最後に負けた場合

回数 ベット額 勝敗 獲得額 累計損益 勝敗決定後のアクション
1 1ドル 1ドル 1ドル ベット額を倍にする。1ドル→2ドル
2 2ドル 2ドル 3ドル ベット額を倍にする。2ドル→4ドル
3 4ドル × -4ドル -1ドル ベット額を戻す→1ドル
4 1ドル 1ドル 0ドル ベット額を倍にする。1ドル→2ドル
5 2ドル 2ドル 2ドル ベット額を倍にする。2ドル→4ドル
6 4ドル 4ドル 6ドル ベット額を倍にする。4ドル→8ドル
7 8ドル 8ドル 14ドル ベット額を倍にする。8ドル→16ドル
8 16ドル 16ドル 30ドル ベット額を倍にする。16ドル→32ドル
9 32ドル 32ドル 62ドル ベット額を倍にする。32ドル→64ドル
10 64ドル × -64ドル -2ドル ベット額を戻す→1ドル

8勝2敗とかなり調子の良い内容でしたが、最後が負けで終わった場合には全ての利益が相殺され、収支がマイナスになってしまうのがパーレー法の特徴です。

スタート1ドルで10回試行、バカラでプレイヤーにベット、全て勝利した場合

回数 ベット額 勝敗 獲得額 累計損益 勝敗決定後のアクション
1 1ドル 1ドル 1ドル ベット額を倍にする。1ドル→2ドル
2 2ドル 2ドル 3ドル ベット額を倍にする。2ドル→4ドル
3 4ドル 4ドル 7ドル ベット額を倍にする。4ドル→8ドル
4 8ドル 8ドル 15ドル ベット額を倍にする。8ドル→16ドル
5 16ドル 16ドル 31ドル ベット額を倍にする。16ドル→32ドル
6 32ドル 32ドル 63ドル ベット額を倍にする。32ドル→64ドル
7 64ドル 64ドル 127ドル ベット額を倍にする。64ドル→128ドル
8 128ドル 128ドル 255ドル ベット額を倍にする。128ドル→256ドル
9 256ドル 256ドル 511ドル ベット額を倍にする。256ドル→512ドル
10 512ドル 512ドル 1023ドル →10連勝達成、終了

このように、1ドルスタートなのに10連勝するだけで1,000ドルを超える利益が出るのがパーレー法のメリットと言えるでしょう。

パーレー法のやめどき(リセットタイミング)

パーレー法のやめどき(リセットタイミング)

パーレー法は他の攻略法・必勝法と異なり、自分で「これくらい勝ちたい」という目標、つまりリスクとリターンについて自由に設定できます。これは「利点」でもあり、明確な指標がなく分かりにくい、という欠点でもあるかもしれません。

連勝が続く限り配当が倍々に積み重なるパーレー法は、必ず「自分との勝負」になります。10連勝するまでヤメないと決めていたのに、7連勝、8連勝と勝利していくにつれ、「もう十分だろ」「次勝てるか分からないし、ここで利益確定させよう」という「理性」が必ず働くはずです。

その誘惑に打ち勝って、決めていた数まで連勝結果を打ち立てることができるか。これが「パーレー法」を成功させる重要なカギとなります。もちろん資金に余裕がある場合です、果敢すぎる立ち回りの結果残高をゼロにすることがないようにご注意ください。

初回の金額を低く設定する場合

果敢にギャンブルして連勝を狙う方がパーレー法の醍醐味を味わうことが出来るでしょう。1ドルでスタートし、その結果、10連勝させれば1024ドルを獲得できます!まさに「カジノドリーム」を掴むチャンスとも言えます。

スタート時の金額が高い場合

そこまで大きな連勝をしなくても多くの利益を得ることができます。同じ1000ドルを獲得するなら、10ドルスタートであれば7連勝、125ドルスタートであれば3連勝で十分です。自分の軍資金と相談して連勝数とスタート金額は決めて下さい。

パーレー法のメリット

パーレー法のメリット

全てのマネーシステムに一長一短があるように、パーレー法にもメリットとデメリットといったものが存在します。

勝利の可能性をある程度犠牲にし、勝った時の期待値に特化したこの攻略法は、まさに「究極の攻撃力を持つ」ことがメリットでもありデメリットでもあると言えるでしょう。

その他にもこのシステムベットの長所や気を付けたい所についてまとめたので、ご参考下さいね。なお、これに限らずシステムベットはどの手法でも一長一短あるので、目的に合わせて使い分けるのが勝利への近道と言えます。

誰でも理解できるシンプルな賭け方

マーチンゲールとパーレー法の共通のメリットとして、非常にシンプルなルールなので、初心者の方も気軽に楽しめるマネーシステムである、という点がメリットと言えます。

勝ったら次は賭け金を倍にしてベットし、負けたらベット額を戻すだけ。その結果大変分かりやすい戦略に仕上がっており、紙やペンを用意して複雑な法則を使ってあれこれ数字を書いて…と計算する攻略法よりも気軽に試すことが出来ます。

また、最近のライブカジノでは前回ベットした賭け金を倍にするボタンなどもあり、ますます手軽にチャレンジすることが出来るようになりました。

この「シンプルすぎる」賭け方が、世界のカジノプレイヤーたちを虜にする要因とも言えます。

短時間勝負にもってこい!攻めの攻略法

勝利の可能性をある程度犠牲にし、その分勝利した時の利益に特化したパーレー法。勝利時の金額を全て次のベットに回すという究極に超攻撃的な戦略のため、じっくりと時間をかけて利益を出す他の攻略法に比べ、短時間で爆益を出すことも出来ます。

短時間の勝負の際に効果的なシステムベットと言えるでしょう

また、「攻撃的」なベット方法のためリスクが大きいのでは?と思われがちですが、勝利が続いたあとの1敗も、連続して負けた時の1敗も、失う利益は元のベット額だけとなるので、ある意味ローリスクな方法と考えることもできます。

カジノ資金の残高にもよりますが、リスクを抑えつつ大きなリターンも期待できる、一石二鳥のマネーシステムと言っても良いでしょう。

パーレー法のデメリットと欠点

パーレー法のデメリットと欠点

ちょうどマーチンゲールをひっくり返したような攻略法であるパーレー法。基本的にデメリットもマーチンゲール法の逆…と考えると分かりやすいかもしれません。

最大のデメリットは、「勝利の可能性が他のベッティングシステムに比べ低い」ということにあります。しかし、ベット方法によってはある程度デメリットを回避することも出来ます。

一度のミスで勝ち金が水の泡に・・・

「大連敗を喫しても負け分が少ない」「成功した時の配当が非常に大きい」というメリットの裏で、一番のネックになっている部分が「失敗する可能性の高さ」ではないでしょうか。

どんなに連勝を重ねても、次の1敗で全ての利益を失ってしまう欠点があります。

特に初心者の方がやりがちな例が、「どのタイミングで止めるべきか分からない」とやめ時を誤って際限なくパーレーを行い失敗するパターンです。

必ず自分の中でルールを作り、「ここまで連勝したら止める」という決まりを絶対守るのが重要です。黒が10連続来ようとも、プレイヤーとバンカーが5回連続順番に来ようとも、次に黒が来る確率もプレイヤーが来る確率も同じなのですから。

賭け額に制限(ベットリミット)があり一定額以上は賭けられない

例えば、1ドルでパーレー法を始めたとして、計算上20連勝すれば100万ドルを優に超えるほどの利益を獲得出来ます。

しかし、これは20回目に50万ドル以上のベットを行える場合であって、実際のオンラインカジノでは、対策として「テーブルリミット」と呼ばれる賭け額の上限が設定されています。

上限は個別のカジノやゲームによって様々ですが、$100~$200ほどに設定されているものも多くあり、すぐにリミットに到達してしまうものも。

例として$100が上限の場合、1回目で$1、2回目で$2…と続けると、7回目で$64。8回目ではその倍を賭けたい…と思っても$128になってしまうのでベット額が適用できず、その時点で終了となります。

賭け金の上限はゲーム内に書かれているので、必ず確認の上遊びましょう。

なお、むしろテーブルリミットを利用し、パーレー法の損失を抑えるという対策もできます。資金に余裕がない時にパーレー法を使い続けるといつか残高が尽きてしまうので、現実的な場所にリミットを設けて資金を守るのもパーレー法の楽しみ方の一つです。

パーレー法でプラスを目指すには連勝が必須

マネーシステムは「勝率」と「勝った時の利益」のどちらかに照準を定めているので、勝率を上げることを目指す他のシステムベットは勝ったり負けたり…を繰り返すことでも利益が出ることが多いです。

しかし、勝った時の利益を最優先するパーレー法は、「勝ったり負けたり」ではなく、損失の回収のためには必ず連勝が必要です。

1ドルでスタートした場合、4連勝するとプラス16ドル、5連勝で32ドル、7連勝で128ドル…、10連勝で1024ドルを獲得出来ますが、その連勝前に1回でも負けると利益は必ず「マイナス1ドル」になります。

勝率50%の場合、10連勝できる確率は0.1%以下。失敗する可能性が非常に高く、成功率が低いベットを行っていることを踏まえてプレーする必要があります。資金に余裕をもって遊ぶことをオススメします!

勝率50%のゲームで連勝する確率を理解しよう

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
50% 25% 12.5% 6.2% 3.1% 1.6% 0.8% 0.4% 0.2% 0.1%

バカラのプレイヤーや、ルーレットの赤・黒などの50%勝てるゲームに賭けて連勝する確率です。

4連勝で6.2%、10連勝となると0.1%とかなり低い数字となります。欲を出してしまうと今まで出ていた利益も一瞬でなくなってしまうので、おすすめは現実的に連勝を狙える「3連勝後にベット額をリセット」する方法です。

パーレー法の改良・アレンジ方法

パーレー法の改良・アレンジ方法

そのままでも十分使える『パーレー法』ですが、少しアレンジをするとより利益に特化した手法となります。

以下では、マーチンゲール法と組み合わせた攻守に優れている手法と、賭け金をさらに+αする『グランパーレー法』を紹介します。

パーレー法とマーチンゲール法を組み合わせた改良案

パーレー法とマーチンゲール法を組み合わせた改良案

「マーチンゲール法」とは、負けた時にベット額を2倍に増やして、損失を一撃で回収できるシステムベットのことです。

別名「アンチマーチンゲール法」とも呼ばれるパーレー法とは正反対のシンプルな攻略方法です。この2つを組み合わせることにより、パーレー法の欠点である徐々に負けていく傾向を補うことができます。

マーチンゲール法単体での使い方については、以下の関連記事をご確認ください。

パーレー法×マーチンゲール法の具体的な例

パーレー法×マーチンゲール法の具体的な例

具体的にどのように使用するかというと、初回のベットで勝った場合はパーレー法、負けた場合はマーチンゲール法を使うだけです。

勝ち続けた場合、パーレー法を使用して大きく利益を積み上げることができ、負け続けてしまった場合でも、マーチンゲール法を使用して一回のベットで損失額を取り返すことができます。

マーチンゲール法が成功した場合は、再びパーレー法に切り替えて、目標の連勝回数に達したら利益を確定する流れとなります。

パーレー法とマーチンゲール法の組み合わせは、理論的には最強の攻略法ともいわれていますが、連続して負け続けると一気に破産してしまうため、実際に運用する際には慎重にアプローチする必要があります。

最初にやめ時を決めておくことで、泥沼化を防ぐことができます。

パーレー法とマーチンゲールを組み合わせたシミュレーション

今回は以下の条件を前提に検証を行いました。

  • 資金は1,000ドル
  • 初期ベット額は5ドル
  • 使用するゲームは勝率が50%
  • 配当が2倍
  • パーレー法を使って5連勝したらベット額をリセット
  • 100ドル以上利益がでたら終了

Evolutionのスピードルーレットをプレイし、「赤か黒」の配当が2倍になるエリアにベットしました。

ラウンド数 ベット額 勝敗 残高 次のアクション
1 5ドル × 995ドル マーチンゲール法
2 10ドル × 985ドル
3 20ドル × 965ドル
4 40ドル × 925ドル
5 80ドル × 845ドル
6 160ドル × 685ドル
7 320ドル 1,005ドル マーチンゲール法成功でベット額リセット
8 5ドル 1,010ドル パーレー法
9 10ドル 1,020ドル
10 20ドル × 512ドル パーレー法失敗でベット額リセット
11 5ドル 1,005ドル パーレー法
12 10ドル 1,015ドル
13 20ドル 1,035ドル
14 40ドル 1,075ドル
15 80ドル 1,155ドル 目標利益の100ドルに到達したので終了

今回、「パーレー法×マーチンゲール法」を実践し、最終的に+155ドルの利益を上げ、100ドル以上の収益を獲得することができたため、検証を終了しました。

途中、資金を大幅に減らす場面もありましたが、マーチンゲール法の成功により、損失を回復することができました。

パーレー法のみを使用していた場合、5連敗の後に1勝をしてもマイナス25ドルのままでしたので、両方の戦略を組み合わせた効果が明確に示されました。

マーチンゲール法と組み合わせた場合のメリットとデメリット

パーレー法とマーチンゲール法を組み合わせることで、以下で紹介するようなさまざまなメリットがありますが、同様にデメリットもあります。

メリット

  • マーチンゲール法により損失を1発で回収できる
  • 連勝時には大きく利益が狙える

デメリット

  • パーレー法が成功しないと少しずつしか増えていかない
  • マーチンゲール法が成功しないと一気に負けてしまう

パーレー法とマーチンゲール法を組み合わせる際には、ベット額を普段より落としたり、パーレー法の連勝回数でベット額のリセットするなど、慎重な資金管理、感情のコントロールが必要になります。

これらの方法を実践することで、リスクを最小限に抑えながら戦略を効果的に活用できます。

パーレー法をさらに攻撃的に進化させたグランパーレー法

パーレー法をさらに攻撃的に進化させたグランパーレー法

『パーレー法』からさらにリスクを取ってリターンを大きくしたいという方にオススメなのは『グランパーレー法』です。賭け方は『パーレー法』と同じく勝ったときに賭け金を2倍にするのですが、さらに一番初めのベット金額を足していくベット方法です。

グランパーレー法の具体的な例

グランパーレー法の具体的な例

例えば最初の1単位を1ドルと設定し勝利した場合、次のゲームでは2ドル+1ドルを賭けるという事です。

連勝すれば少ない金額から大きく勝つ事ができますが、たった1回の敗北で利益+足した金額を失うので非常にリスクの高い方法となります。

そのため普通の『パーレー法』よりも「何連勝したらやめる」か「軍資金からいくら減ったら損切りする」というラインを決める事が重要となります。

グランパーレー法のシミュレーション

今回は以下の条件を前提に検証を行いました

  • 資金は1,000ドル
  • 初期ベット額は1ドル
  • 連勝するたびに1ドルずつ増やす
  • 使用するゲームは勝率が50%
  • 配当が2倍
  • グランパーレー法を使って5連勝したらベット額をリセット
  • 50ドル以上利益がでたら終了

Evolutionのライブバカラをプレイし、配当が2倍になる「プレイヤー」のみにベットしました。

バンカーの場合、勝利する度に賭け金に対して5%の手数料が引かれるため、もしバンカーにもベットする場合は、手数料の必要がない「手数料なしバカラ(ノーコミッションバカラ)」をプレイしてください。

ラウンド数 ベット額 勝敗 残高 次のアクション
1 1ドル 1,001ドル 2倍+1ドルずつ増やしてベット
2 3ドル 1,004ドル
3 7ドル 1,011ドル
4 15ドル 1,026ドル
5 31ドル 1,057ドル 5連勝したので1ドルにリセット
6 1ドル 1,058ドル 2倍+1ドルずつ増やしてベット
7 3ドル × 1,055ドル 負けたので1ドルにリセット
8 1ドル 1,056ドル 2倍+1ドルずつ増やしてベット
9 3ドル 1,059ドル
10 7ドル 1,066ドル
11 15ドル 1,081ドル
12 31ドル 1,112ドル 目標利益の100ドルに到達したので終了

7ラウンド目に負けてしまい、一度ベット額をリセットしましたが、12回グランパーレー法を実践した結果+$112獲得することができました。

グランパーレー法のメリットとデメリット

グランパーレー法には、少ない資金でも短時間で大きく勝つことができるメリットがある反面、連勝できなければ増えることができないというデメリットもあります。

メリット

  • 少ない資金から大きく勝つことができる
  • 短時間で勝つことができる
  • シンプルな攻略法なので、柔軟に変化させることができる

デメリット

  • 連勝していても1回の負けで利益がなくなってしまう
  • 連勝できなければ増えない
  • 勝ち負けが交互にきてしまうとジワジワ減っていく

あらかじめ決めておいた連勝回数でベット額をリセットして、こまめに利確をするのが「グランパーレー法」を上手く使うコツです。

パーレー法のよくある質問・豆知識

パーレー法のよくある質問・豆知識
パーレー法を使えば必ず勝てるようになりますか?

パーレー法などのシステムベットを使用することで、勝つ確率を上げて負ける確率をコントロールする事は可能です。

統計学の用語に「ホットサンドの誤謬」というものがあります。ランダムな現象において成功が連続すると、その後の試行でも同じ成功が続くのではないかと考えること、を指します。ルーレットでディーラーが同じ色のポケットに入れ続けたり、バカラで特徴的な罫線が続いたり…

特にテーブルゲームを遊び始めた初期の方に多い勘違いですが、テーブルゲームは1ゲームが独立事象(厳密にはカードを使うものは独立ではありませんが、我々がそれによって次の数字を予測できない以上ほぼ独立とみなして構いません)なので、基本的に過去の事象から次の結果を予想するのは不可能です。

ギャンブルに「これを使えば必ず勝てる!」という必勝法は残念ながら存在しません。

パーレー法の歴史はいつから?

パーレー法の由来については諸説あります。16世紀のイタリアで生まれたと言う説や、19世紀にフランスで生まれたという説があります。

「パーレー」の語源はフランス語の「pari」が由来と言われています。

パーレー法はバイナリーやハイローでも使えますか?

パーレー法はカジノゲーム以外でも使われています。

勝つ度に賭け金を2倍にしていくだけなので、通貨の上下当てをするバイナリーオプションでも利用されています。

ただし、取引業者によってはペイアウト率が1.8倍~2.0倍と幅があり、連勝した場合の最終的な利益が変わってくるため、パーレー法を実践するのであれば、少なくとも2.0倍のペイアウト率を採用している取引業者を選択しましょう。

パーレー法はFXでも使えますか?

パーレー法が有効なゲームは、勝率が約50%で配当が2倍のゲームです。

FXではロットと利確・損切りのpipsを同じ数で固定しても、スプレッドなど不確定な要素が多いため、パーレー法の利用には不適です。

マーチンゲール以外のベッティングシステムと組み合わせて使用できますか?

シンプルな攻略法のため、様々なベット方法と組み合わせることができます。

例えば、「軍資金の10%を賭ける10%法」や、ルーレットのダズンベットなどと組み合わせる方法があります。自分だけの攻略方法を編み出してみてください。

パーレー法のまとめ

パーレー法(逆マーチンゲール法)はメモも必要なく利益を稼ぎやすいベット方法なので、初心者から上級者まで愛用されています。

攻撃的な方法とは言われていますが、連勝後に負けても最初に設定したベット額がマイナスとなるためリスクが低くなります。

ただ、連勝するほど成功率は低くなるのでやめ時をしっかり見極めて、勝ち取った利益を守るような立ち回りを心がけましょう。

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