ダランベール法が最強?実践シミュレーションと改良案・損切りラインを解説
ダランベール法は、バカラやルーレットなどのテーブルゲームで利用できるベッティングシステムで、1回あたりの賭け金の増減を小さく抑えたいプレイヤーに向いた資金管理法です。
本記事はダランベール法の使い方や相性の良いゲームから、改良案や損切りラインまで、初心者にもわかりやすく画像付きでまとめました。
この記事で分かること
- ダランベール法は2倍配当のテーブルゲームで使いやすい
- 大負けしにくい反面、大勝ちすることも難しい

この記事はおよそ 18分 で読むことができます。
「最強」とも言われる「ダランベール法」とは

ダランベール法は別名を「ピラミッド法」といい、18世紀フランスの数学者であるジャン・ダランベールが考案したことからその名が付けられたとされるベッティングシステム(マネーシステム)です。
賭け方は単純で、「勝ったときにベット額を減らし、負けたときにベット額を増やす」だけです。手順が簡単なので初心者でも問題なく使用できます。
また単純な仕組みながら、連敗してもそこまでベット額が大きく増えないため、1回ごとの収支の振れ幅を抑えやすいという特徴があり、扱いやすいベッティングシステムと言えるでしょう。
負けたときにベット額が増える「守備型」のベッティングシステムなので、1回あたりの増減を抑えて長く遊びたいプレイヤーに向いています。収支が戻るまでに時間はかかりますが、大きく減りにくい特徴から、守備的なベッティングシステムのなかでも人気の高い賭け方として知られています。
ダランベール法の使い方(賭け方)
ベット方法の難易度はベッティングシステムのなかでは易しく、初心者でも扱いやすいシステムです。
- 最初の賭け金を決める
- 1単位の増減額を決める
- 勝負の結果によって次のベット額を増減させる
手順①:最初の賭け金を決める

まず、スタート時に賭ける金額を決めます。
最初の賭け金が大きいほど勝ったときの配当も大きくなりますが、連敗時の損失を抑えるため、持っている資金の10%以下であることが望ましいです。
今回は「最初の賭け金=10ドル」として説明します。
手順②:1単位の増減額を決める

続いて、「1単位」の金額を決めます。この金額は勝敗が決まったときに、次に賭ける金額の増減幅となります。
今回は「1単位=1ドル」として説明します(つまり最初の賭け金は10単位となります)。
手順③:勝負の結果によって次のベット額を増減させる

ダランベール法と相性の良いカジノゲームを参考に、好きなゲームに10ドルをベットします。このとき、勝った場合と負けた場合で次のゲームの賭け金が異なります。
引き分けた場合はベット額は据え置きにしてください。
なお、連勝が続いてこれ以上1単位分を減らせなくなった場合の扱いは、後述する改良案で解説します。
勝った場合:次のゲームで1単位分減らす

勝った場合、1単位分の金額を減らして次の勝負を行います。10ドル賭けて勝った場合は9ドルになります。
負けた場合:次のゲームで1単位分増やす

負けた場合、1単位分の金額を増やして次の勝負を行います。10ドル賭けて負けた場合は11ドルになります。
ダランベール法と相性が良いのは「勝率がおおよそ50%で配当が2倍」のゲーム

ダランベール法は「勝率がおおよそ50%・当たると配当が2倍」になるゲームで使われることを想定しています。そのため、ほとんどのテーブルゲームと相性が良いです。
ルーレット

ルーレットでは損失を抑えるため、ヨーロピアンルーレットを使うのがおすすめです。ヨーロピアンのハウスエッジ(控除率)は2.70%、アメリカンは5.26%です。配当倍率はどちらも同じですが、アメリカンは0が1つ多いぶん的中率が下がる(赤黒であれば48.65%に対して47.37%)ため、長期的な損失に差が出ます。
ベットするのはイーブンマネーの賭け、つまり赤・黒/奇数・偶数/ハイ・ローの3種類です。同じアウトサイドベットでも、ダズンベット・コラムベットは配当が3倍になるためダランベール法の単位計算とは噛み合いません。
バカラ

バカラの場合、コミッションありでバンカーにベットすると払い戻しが1.95倍となり、配当が2倍にならないためダランベール法の単位計算が崩れます。そのため、プレイヤーにベットするのがおすすめです。なお、ハウスエッジ(控除率)そのものはコミッションありのバンカー(約1.06%)が最も低く、これは損失の大小ではなく計算のしやすさによる選択です。ノーコミッションバカラでも単位計算は成り立ちますが、バンカーのハウスエッジ(控除率)は約1.06%から約1.46%へ上がり、プレイヤーの約1.24%より不利になります。
ただし、ノーコミッションバカラでバンカーに賭けると、「6」で勝ったときの配当は1対2(賭け金を含めて1.5倍)になります。このときは勝敗のカウントに入れず、ベット額を据え置いて次のゲームに進んでください。
ブラックジャック

ブラックジャックもダランベール法は利用できるのですが、ダブルダウンやスプリットなど、追加のベットが求められる場合があるため、少し注意が必要です。
追加ベットを行い、元の賭け金に対して2倍分勝った場合は「2連勝」とカウントするなど、数え方を工夫することでダランベール法を使えます。
また、ナチュラルブラックジャック(最初の2枚で21になる役)で勝った場合は配当が3対2(賭け金を含めて2.5倍)になりますが、通常の1勝としてカウントしてください。
シックボー

シックボーは「大」または「小」にベットしましょう。
他のベットエリアは配当倍率が異なるため、大小いずれかに賭けてください。
ダランベール法のシミュレーション|実際の収支の動き
当サイトで実際にダランベール法を利用し、収支がどう動くのかをシミュレーションしました。10回のみの記録であり、期待値を示すものではありません。
ルーレットでの検証結果

まず、Evolution社のライブルーレットでダランベール法のシミュレーションを行いました。シミュレーションの条件は以下の通りです。
- Evolutionのルーレットをプレイ
- ルーレットの黒のみにベット
- 10回プレイ
- 1単位1ドルで、10単位(=10ドル)でスタート
| 回数 | ベット額 | 勝敗 | 損益 | 累計損益 | 勝敗決定後のアクション |
|---|---|---|---|---|---|
| 1回目 | 10ドル | ◯ | +10ドル | +10ドル | 勝ったのでベット額を1ドル減らす。10ドル→9ドル |
| 2回目 | 9ドル | ✕ | -9ドル | +1ドル | 負けたのでベット額を1ドル増やす。9ドル→10ドル |
| 3回目 | 10ドル | ✕ | -10ドル | -9ドル | 負けたのでベット額を1ドル増やす。10ドル→11ドル |
| 4回目 | 11ドル | ◯ | +11ドル | +2ドル | 勝ったのでベット額を1ドル減らす。11ドル→10ドル |
| 5回目 | 10ドル | ◯ | +10ドル | +12ドル | 勝ったのでベット額を1ドル減らす。10ドル→9ドル |
| 6回目 | 9ドル | ✕ | -9ドル | +3ドル | 負けたのでベット額を1ドル増やす。9ドル→10ドル |
| 7回目 | 10ドル | ✕ | -10ドル | -7ドル | 負けたのでベット額を1ドル増やす。10ドル→11ドル |
| 8回目 | 11ドル | ✕ | -11ドル | -18ドル | 負けたのでベット額を1ドル増やす。11ドル→12ドル |
| 9回目 | 12ドル | ◯ | +12ドル | -6ドル | 勝ったのでベット額を1ドル減らす。12ドル→11ドル |
| 10回目 | 11ドル | ◯ | +11ドル | +5ドル | 勝ったのでベット額を1ドル減らす。11ドル→10ドル |
今回は勝ちと負けが不規則に並び、最終的には5勝5敗という結果でしたが、収支は+5ドルとなりました。
「負け」→「勝ち」のサイクルでは1単位分のプラスが出るため、勝敗数が同じであれば、計算上はその回数の半分に相当する単位数だけプラスで終わります。
同じ条件でバカラ(勝敗が交互)とシックボー(5連敗のあと5連勝)でも検証しましたが、いずれも収支は+5ドルで一致しました。これは偶然ではありません。ダランベール法の収支は「勝敗数」と「最後のベット額」だけで決まり、勝ち負けが来る順番には左右されないためです。5連敗が先に来ても、勝ち負けが交互でも、10回で5勝5敗なら結果は同じになります。
ただしこれは勝敗が同数になった場合の話です。実際のヨーロピアンルーレットで赤黒に賭けたときの勝率は48.65%で、50%には1.35ポイント届きません。この差によって賭け金の2.70%がハウスエッジ(控除率)として引かれるため、回数を重ねるほど負け越す回数のほうが多くなり、長期的にはマイナスに収束します。
ダランベール法で負け越しているのに収支がプラスになるパターン
10ドルがベースで1ドル増減の場合、11勝12敗の時点で、負け越しているのに収支は+1ドルになります。
ダランベール法の原則に照らせば当然のことですが、「1敗1勝」のセットごとに1ドルのプラスが出るため、12勝12敗であれば12ドルのプラスになります。
ダランベール法で変わるもの・変わらないもの
ダランベール法を使っても、ゲームのハウスエッジ(控除率)と還元率(RTP)は一切変わりません。ヨーロピアンルーレットの赤黒であればハウスエッジは2.70%、バカラのバンカーであれば約1.06%のままで、賭け金の動かし方では動きません。長く遊ぶほど、賭けた総額に対してこの割合だけ損失が積み上がります。
ダランベール法が変えるのは、収支の振れ幅(分散)と勝敗の分布の形だけです。1回あたりの増減が1単位に抑えられるため、マーチンゲール法のような急激な資金の目減りは起きにくくなります。
連敗時に想定される最大損失額
1単位1ドル・スタート10ドルの場合、n連敗したときの累計損失は「10n+n(n−1)÷2」ドルです。5連敗で60ドル、10連敗で145ドル、15連敗で255ドルとなります。ヨーロピアンルーレットの赤に賭けて10連敗する確率は約0.13%(およそ780回に1回)ですが、試行回数を重ねれば必ず起きます。
テーブルリミットに達するまでの回数はマーチンゲール法より長いものの、手持ち資金は有限です。1セッションで許容できる損失額をあらかじめ決め、無理のない資金設定で遊んでください。
ダランベール法のメリットとデメリット

ダランベール法の長所と短所は、いずれも「1回の増減が1単位で一定」という同じ性質から生まれます。この性質の表と裏として整理すると理解しやすくなります。
メリット:連敗しても賭け金が急増しない
ダランベール法は負けたときにベット額を上げるシステムですが、上げる金額が「1単位」のみとなっています。増減額を1ドルと設定している場合、5連敗してもベット額は5ドルしか増えません。
1単位分しか増えないため、ダランベール法は連敗時の増え方がゆるやかです。スタート金額が大きくても増える量は一定なので、連敗しても大負けは防ぎやすいと言えるでしょう。
負けるたびに2倍にする「マーチンゲール法」と、連敗時のベット額を見比べてみましょう。両方とも最初のベット額は10ドルです。
ダランベール法:10→11→12→13→14→15→16→17→18→19……
マーチンゲール法:10→20→40→80→160→320→640→1,280→2,560→5,120→10,240……
マーチンゲール法は10連敗した次の1手が10,240ドルとなり、ほとんどのカジノでテーブルリミットに到達してしまいます。しかしダランベール法は10連敗しても20ドルなので、テーブルリミットにはほとんど到達しません。
メリット:少ない資金で始められる
ダランベール法は「ベット額」も「スタート金額」も自分で決められるため、リスクの大きさを調整できます。
たとえば「5ドルスタート、増減1ドル」であれば50ドル程度から始められますし、「1ドルスタート、増減1ドル」とさらに小さく設定して試すプレイヤーもいます。
後述する改良案のとおりスタート額や増減額を変えれば、逆にハイローラーでも使いやすい設定にできます。
デメリット:連勝しても大勝しにくい
ダランベール法は連勝してもその分ベット額が減っていくので、大勝を望めないというデメリットがあります。極端な例として、「パーレー法」と比較したときの、連勝時に合計で獲得できる利益を見比べてみましょう。両方とも最初のベット額は10ドルです。
ダランベール法:10→19→27→34→40→45→49→52→54→55
パーレー法:10→30→70→150→310→630→1,270→2,550→5,110→10,230
このように、ダランベール法は連勝時の配当が小さく、大勝は難しいと考えたほうがよいでしょう。
デメリット:負け越しを戻すには同じ数の勝ちが必要
また、1勝すれば1セットが完結するマーチンゲール法・ココモ法などとは異なり、ダランベール法は「勝敗数が五分に近ければ、計算上は少しずつプラスになる」ベッティングシステムです。そのため、収支が動くまでにある程度の時間がかかります。
もちろん勝率が50%を上回れば時間効率も上がりますが、上記のとおり連勝しても利益が大きく伸びるわけではないので、利確ラインをあらかじめ決めておくのがダランベール法を扱ううえでのポイントです。
ベット額が上がりすぎると、それ以上の連敗で資金が底を突く可能性もあるので、損切りも考えながらプレイすることをおすすめします。
ダランベール法の損切りラインとやめどき
ダランベール法は、明確なやめどきや損切りのラインが決まっている賭け方ではありません。そのため、利確も損切りもプレイヤーが任意のタイミングで行えます。
損切りラインの目安でおすすめは「6回以上負け越したとき」

ダランベール法は大きな連敗を重ねても、1回あたりのベット額はそれほど上がりません。しかし、そのセットでプラスにするには「ほとんど同じ数の連勝を重ねて勝敗数を五分に戻す」必要があります。
そのため、ある程度ベット額が増えた場合は、損切りをしてゲームをリセットするとよいでしょう。
当サイトがおすすめする損切りの目安は、「(敗北回数)−(勝利回数)が6以上になったとき」です。このときは、ベースの10分の1を増減額にしていた場合でもベット額は当初の1.6倍になっており、取り戻すのが難しくなります。いったんリセットして次のセットに臨みましょう。なお、損切りラインを決めても期待値そのものは変わりません。1回のセッションで失う額に上限を設ける、資金管理の取り決めです。
いつ止める?ダランベール法のやめどきの具体例
例としていくつか紹介します。
- これ以上1単位分の金額を減らせなくなった場合
(上の説明では「1ドル」で勝利した場合)、1単位のまま続けても構いませんし、1セット終了として次のセットに移っても構いません。 - 最初のベット額から半分以上金額が減った場合
(上の説明では「5ドル」で勝利した場合)、利確して次のセットに移るのがおすすめです。 - ベット額が最初の2倍以上になった場合
(上の説明では「20ドル」で負けた場合)、前述の「6回負け越し」より手前で止めたいときの、より慎重な目安です。
もちろんこれは「1単位=1ドル、最初の賭け金=10単位(10ドル)」の場合です。損切り・利確ラインはプレイヤーが自由に決められます。
ダランベール法の改良案と設定を変えたときの違い

ダランベール法はシンプルな構造のためアレンジ案が多くあるわけではありませんが、「開始時のベット額を増やす」「増減額を増やす」とどうなるのかを説明します。なお、いずれの改良を加えても期待値やハウスエッジ(控除率)は変わりません。この章では、前章までの10ドルスタートとは別に、改良案は5ドルスタート、検証②③は20ドルスタートを例に説明します。
改良案:ベット額が1単位まで下がったら最初に戻す

ダランベール法には明確なやめどきが存在しません。たとえば5ドルスタートで連勝するごとに1ドルずつベット額を減らしていくと、5回目で1ドルに到達し、そこから連勝しても1ドルのままなので収支が伸びにくいという問題があります。
1単位の勝負で勝った時点で1セット終了とみなし、次のセットに移るのも一つの手です。
これを「改良ダランベール法」といいます。改良ダランベール法は連勝時にベット額が下がりきってしまう構造上の問題を取り除いており、連勝時のプラスが伸びやすい代わりに、連敗時の振れ幅も大きくなります。
| 回数 | 勝敗 | 賭け額 | 改良後 賭け額 |
利益 | 改良後 利益 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ◯ | 5ドル | +5ドル | ||
| 2 | ◯ | 4ドル | +9ドル | ||
| 3 | ◯ | 3ドル | +12ドル | ||
| 4 | ◯ | 2ドル | +14ドル | ||
| 5 | ◯ | 1ドル | +15ドル | ||
| 6 | ◯ | 1ドル | 5ドル | +16ドル | +20ドル |
| 7 | ◯ | 1ドル | 4ドル | +17ドル | +24ドル |
| 8 | ◯ | 1ドル | 3ドル | +18ドル | +27ドル |
| 9 | ◯ | 1ドル | 2ドル | +19ドル | +29ドル |
| 10 | ◯ | 1ドル | 1ドル | +20ドル | +30ドル |
※色付きのセルは、リセットを入れたことで通常のダランベール法より利益が増えた部分です。
検証②:開始時のベット額を増やすとどうなるか

ダランベール法は、開始時のベット額と賭け金の増減額を変えられます。それでは、増減額を1ドルで固定し、開始時のベット額だけ変えた場合、収支はどう変わるのでしょうか。
たとえばヨーロピアンルーレットで100回黒に賭けたとき、(黒)対(0+赤)の出る確率はおおよそ49回対51回となります。この前提を踏まえて「49勝51敗」だった場合に、ダランベール法の想定収支を「スタート=10ドル」「スタート=20ドル」の2パターンで考えてみましょう。
まず上のシミュレーションでは「1敗1勝=+1ドル」なので、どちらも49勝49敗分で+49ドルです。
「スタート=10ドル」の場合
負け越した2回分の損失が10ドル+11ドル=21ドルなので、49ドルから差し引くと「28ドル」のプラスとなります。
「スタート=20ドル」の場合
負け越した2回分の損失が20ドル+21ドル=41ドルなので、49ドルから差し引くと「8ドル」のプラスとなります。
もちろん勝ち越した場合はスタート時の金額が高いほうが利益は出やすいのですが、単純に開始時のベット額を増やしても利益が増えるわけではない点に注意が必要です。
検証③:増減額を増やすとどうなるか

それでは、元手を200ドル、スタートは20ドルで固定するという条件のもと、増減額が変動した場合はどのようになるでしょうか?
同じく49勝51敗の場合、増減額が±1ドルの場合8ドルの利益、±2ドルの場合56ドルの利益、±3ドルの場合104ドルの利益を獲得できます。一見すると増減額が大きいほど配当を獲得しやすいと考えられますが、その分リスクも負うことになります。
たとえば増減額±1ドルなら、連敗ごとに21→22→23……とベット額が増え、8連敗で188ドルのマイナスとなって残高12ドルとなり、続行不可能になります。増減額を大きくすると、この限界がさらに手前に来ます。
このように、増減額を大きくするほど、資金が尽きるまでの連敗回数が短くなります。スタート額の1割程度を上限の目安とし、連敗時に何回まで耐えられるかを事前に計算しておいてください。
| 連敗数 | 1ドル増額 | 2ドル増額 | 3ドル増額 |
|---|---|---|---|
| 1 | 20ドル | 20ドル | 20ドル |
| 2 | 41ドル | 42ドル | 43ドル |
| 3 | 63ドル | 66ドル | 69ドル |
| 4 | 86ドル | 92ドル | 98ドル |
| 5 | 110ドル | 120ドル | 130ドル |
| 6 | 135ドル | 150ドル | 165ドル |
| 7 | 161ドル | 182ドル | 203ドル |
| 8 | 188ドル | 216ドル | 244ドル |
| 9 | 216ドル | 252ドル | 288ドル |
※色付きのセルは、累計損失が元手200ドルを超えるため、実際には到達できない行です。その1つ手前の連敗で次のベットが置けなくなり、そこで終了となります。
ダランベール法とその他のベッティングシステムの違い

ダランベール法と混同されやすい3つのシステムを、賭け金の動かし方で比較します。各手法の詳しい解説は個別の記事をご覧ください。
| システム | 勝ったとき | 負けたとき | ダランベール法との違い |
|---|---|---|---|
| ダランベール法 | 1単位下げる | 1単位上げる | ー |
| マーチンゲール法 | 1単位に戻す | 2倍にする | 増え方が急で、連敗が続くとテーブルリミットに達し、そこで損失が確定する |
| オスカーズグラインド法 | 1単位上げる | 据え置く | 増減の向きが逆。連勝時にプラスが伸びやすい代わりに、長期戦でベット額が高額になりやすい |
| 10%法 | 常に残高の10% | 残高比例のため、連敗しても賭け金が自動的に小さくなり、資金が尽きにくい | |
前述のとおり、いずれのシステムを使っても期待値やハウスエッジ(控除率)は変わりません。
ダランベール法は勝てない?実践したプレイヤーの評価
実際に使ったプレイヤーがどう評価しているのか、当サイトで口コミを調査しました。
(条件)
— ダブル(12期生)※テストは31点 (@6wpxzjhS0LyGpVW) January 21, 2024
RR1:2
4連敗したらリセット
10連敗を2回
(勝敗)
39勝61敗
こんなデータでも、トータルは+19ポイント!!!
恐るべしダランベール法!!!😊#波乗り道場#おたか波乗り生活
私は結局バカラなのか😂
— にゃんぱか (@iiko_iiko_ne) December 22, 2023
遊び用に3万円を月曜日にいれてダランベール法でのんびりやってたら今日7万になった🦥*̣̩⋆含み益233%☺️♥
思い通りにならないテーブルは即撤退、1日やったとしても100ゲーム程度、1日30$を目標、ドラゴン中に目標達成したら最後まで乗る。今回のルールはこれくらいかなあ。
ダランベール法で勝てたという投稿です。連敗が続かなければ、賭け金が膨らむ前にセットを終えられます。
1つ目の投稿では「4連敗したらリセット」という制限を設けており、負けるほど賭け金が膨らむダランベール法の弱点を抑える形になっています。リセットを挟まない素のダランベール法では、39勝61敗という勝敗数からは大きなマイナスになる計算なので、この結果はリセットを併用した運用によるものです。
それと資金管理はダランベール法を採用しているのですが、1回の負けで賭け金がかなり増えプレッシャーも重くなっていくので自分には合ってないかもしれないと思いました
— 能登 (@noto11111) November 30, 2023
今度スライド法も試してみたいと思います
ダランベール法も結局あかんわ
— 競艇からオンカジバカラへシフトチェンジ!ステークカジノ (@55zTu8hxnmcCJry) February 7, 2023
少額で始めてもどんどんと金額が膨れ上がる時が来て最後はドボン
とほほや
続いてダランベール法で勝てないという口コミです。ダランベール法の弱点の1つに、負けるほど賭け金が大きくなっていくシステムのため「連敗を重ねると資金が足りなくなる」というものがあります。
マーチンゲール法など倍賭けしていく方法とは違い、賭け金の増え方はゆるやかですが、それでも5連敗、10連敗を重ねる可能性はゼロではありません。試行回数を重ねれば必ず起こります。ダランベール法がうまくいかないときは、1単位の賭け金を調整する、連敗リセットのルールを決めるなどの対応がおすすめです。
さらにこんな投稿を見つけました。
昨日は、不安定でしたが、こんな日もある、、、
— sonic6 (@sonic6_baccarat) October 11, 2023
ダランベール法でなければ、おそらく爆死でした😅 pic.twitter.com/sHwXUqw2Yr
「負けたけど、ダランベール法だったから傷が浅い」といった内容です。
ダランベール法はマーチンゲール法などのハイリスク・ハイリターンなシステムと違って、1回ごとの収支の振れ幅を抑えるタイプのベッティングシステムです。負けたときの落ち込みが比較的浅いので、ベッティングシステム初心者でも扱いやすいといえるでしょう。
ダランベール法でよくある質問
- ダランベール法が「最強」と言われるのはなぜですか?
-
ダランベール法が「最強」と言われることがあるのは、勝敗数が同じなら計算上プラスで終わり、かつ大負けしにくいから、という理由です。勝ってから負けた場合も、負けてから勝った場合も、勝ったときのほうがベット額が大きいという性質があるためです。
ただし実際の勝率は50%をわずかに下回るため、回数を重ねるほど負け越します。
どのシステムが自分に合うかはプレイスタイルによって異なる点も念頭に置いておきましょう。
- ダランベール法を試すための資金はいくら以上がおすすめですか?
-
ダランベール法はマーチンゲール法などと異なり、最初からある程度の賭け金が必要となるシステムです。できれば、最初のベット額の10倍以上の資金は持ち合わせておきたいところです。
たとえば「スタート10ドル、勝利で−1ドル、敗北で+1ドル」というダランベール法を試す場合は、10ドルの10倍、100ドルほどの資金が目安です。連敗は必ず起こるので、それをカバーできる資金は必要になります。
まとめ:ダランベール法は損失の振れ幅を小さくする資金管理法
ダランベール法(ピラミッド法)は、ルーレットやバカラなどのテーブルゲーム・ライブゲームで利用できるベッティングシステムで、勝ったときにベット額を減らし、負けたときにベット額を増やすことによって、1回ごとの収支の振れ幅を小さく抑える資金管理法です。
また「最初のベット額」と「勝ち負けの増減額」を自分で変えられることから、ハイローラーでも使えますし、自分で「ローリスクローリターン」「ハイリスクハイリターン」を選べるという特徴もあります。
ただし、ハウスエッジ(控除率)や還元率(RTP)が変わるわけではありません。大勝はしにくく、負け越しを戻すには時間がかかるため、無駄な損失を抑えながら長く遊びたいプレイヤーに向いたシステムです。
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