トランプを使った人気ゲーム・ポーカーでは、より強い「役」を作った方が勝ちとなります。 相手がどれくらいの役を作っているの…
現在、日本人プレイヤーの間でポーカーが大人気となっていることをご存知ですか?昨年行われた最高峰のポーカーイベント「ワールド・シリーズ・オブ・ポーカー(WSOP2022)」では日本人が23人も入賞するという快挙を達成し、オンラインポーカーも高い人気を集めています。
しかし、「ポーカーはなんとなく難しそう…」「子供の頃遊んだくらいで全然ルール覚えてない」といった理由でポーカーを遊べないという方も多いのではないでしょうか?
このページでは、そんな初心者の方に向けてポーカーの基本ルール・遊び方を徹底解説しています!
ポーカーの用語、ゲームの流れ、手役、初心者に見られない方法などについても詳しく説明しているので、このページをマスターすればすぐにポーカーを楽しめるようになります!
この記事のまとめ
- 「ポーカー」の中でも、今世界中で流行しているのは「テキサスホールデム」
- テキサスホールデムポーカーの基本的なルールや流れを理解できる
- ポーカーのアクションや用語の解説

この記事はおよそ 13分 で読むことができます。時間がない方は目次を活用しましょう
ポーカーとは?

ポーカーとは、トランプを使って2人〜10人で勝負するカードゲームです。
5枚のカードで「役」と呼ばれる組み合わせを作り、役が一番強かったプレイヤーが勝利となり賭けられたベット額を総取りすることができます。
よく遊びに使われるのは、5枚のカードが配られていらないトランプを1回交換するルールだと思います。
これを「ドローポーカー」と言いますが、現在世界で主流となっているのはドローポーカーとはルールが大きく異なる「テキサス・ホールデム」と呼ばれるポーカーです。
そのため、このページでは原則としてテキサスホールデムに合わせてルールを解説します。
ポーカーの基本的なルール

ポーカーはドローポーカー、スタッドポーカー、ホールデムポーカーなど様々な種類のゲームがありますが、どのルールでも変わらないのは「5枚のカードを組み合わせて役を作る」ゲームであることです。
基本的には役が最も強いプレイヤーが勝ちますが、自分の役が弱いと思ったらゲームを降りることもできます。そして1人を除く全てのプレイヤーが降りた場合、ゲームに残った1人が勝利となります。
2人以上のプレイヤーが降りずに勝負する場合は、手札を見せ合って役を確認します。役は「ロイヤルストレートフラッシュ」から「ワンペア」まで9つのランクがあり、よりランクの高い役を作れた方が勝利となります。
ポーカーのカードの強さは数字で決まる

もし、対戦相手と役が同じだった、もしくはどちらも役が作れなかったという場合は、役を構成する数字で勝負することになります。
この時、「2」が一番弱く、3,4,5,6…と数字が大きくなるほど順番が上がっていき、「A」が一番強いカードとなります。
例えば、どちらもワンペアだった場合、自分が「A, A, 5, 4, 3」、相手が「K, K, 6, 5, 4」というハンドだったらAのワンペアを持つ自分が勝ちとなります。
また、もし役を構成する数字も同じだったら、役以外のカードの中で最も大きい数字(キッカーと言います)で勝負します。
例えば、自分「K, K, 5, 4, 3」・相手「K, K, 6, 5, 4」というハンドで勝負する場合、Kのワンペアはどちらも変わらないのでキッカーで判定します。自分のキッカーは「5」、相手のキッカーは「6」なので相手が勝ちとなります。
ポーカーの主なアクション

ポーカーにおいて、プレイヤーは自分の手番が回ってくるたびに、1つアクションを起こす必要があります。
名称 | 意味 |
---|---|
ベット | チップを賭けること |
コール | 前のプレイヤーと同じ額を賭けてゲームを続ける |
レイズ | 前のプレイヤーよりも多く賭けてゲームを続ける |
オールイン | 持っているチップをすべて賭ける |
フォールド | ゲームから降りる |
チェック | ベットせずに次のプレイヤーに回す |
ショーダウン | 手札を公開する |
上の表で、ポーカーで使うことのできるアクションについてまとめています。これらの言葉は以降の説明で断りなく使うので、「これどういう意味だったかな?」と思った時はこの項目に戻って確認することをおすすめします。
ポーカーで使われる用語

ポーカーで使われる用語は非常にたくさんありますが、その中でも特に知っておくとよりポーカーを楽しめる専門用語についてまとめています。
こちらも以降の解説では断りなく使うので、最初に確認を済ませておくことをおすすめします。
名称 | 意味 |
---|---|
Outs (アウツ) | 役を揃えるのに必要なカードのこと。 |
Ante(アンティ) | ゲームに参加するための手数料。バイイン(Buy-in)ともいう。 |
Aces High (エースハイ) | 役が成立していない状態で A が含まれている5枚の手札のこと。 |
Kicker (キッカー) | ハンド内で役に含まれない余剰のカード。 相手と役が同じ場合に役の強さを判断するために使われる。 |
Community Cards(コミュニティ カード) | テーブル上に公開されるプレイヤー全員が共有するカード。 |
Calling Station(コーリング ステーション) | 頻繁にコールをするプレイヤー。 |
Suits (スーツ / スート ) | カードに描かれたマークのこと。♠、♥、◆、♣の4種類ある。 |
Tell (テル) | プレイヤーごとの癖や立ち振る舞いを読み取って推測すること。 |
Nuts (ナッツ) | 現時点で最強のハンド。 |
Hand (ハンド) | プレイヤーが持っているカードの組み合わせ。 |
Hand Range(ハンド レンジ) | 相手プレイヤーが持っている可能性のあるハンド。 |
Bank Roll(バンクロール) | ポーカーをプレイするために使用する軍資金 |
Bluff (ブラフ) | 弱い手を強そうに見せ、相手を騙す行動。 手札の実力より優れている印象を与える。 |
Heads Up (ヘッズアップ) | 一対一で争うこと。 |
Betting Rounds(ベッティング ラウンド) | プリフロップ、フロップ、ターン、リバー など賭けができる順番のこと。 |
Hole Cards(ホールカード) | プレイヤーが手元に持つ非公開のカード。 他のプレイヤーには見えない。 テキサスホールデムでは2枚配られる。 |
Board (ボード) | ホールデムのコミュニティカード (フロップ、ターン、リバー) の総称。 |
Re-Raise (リレイズ) | 他のプレイヤーがレイズ(ベットを増額)した後、 それに対して再びレイズすること。追加のベットを行う行動。 3bet(3ベット)ともいう。 |
Re-Re-Raise (リリレイズ) | 他のプレイヤーがリレイズした後、 さらにそのリレイズに対して再びレイズすること。 4bet(4ベット)ともいう。 |
Rake (レーキ) | ディーラーがポットから徴収する金額。 プレイヤーが賭けた額の一部。 |
OOP(アウト・オブ・ポジション) | 最初にアクションを行う人 |
IP(イン・ポジション) | あとからアクションをする人 |
もちろんポーカーを楽しむために必ず覚えないといけないという知識ではありませんが、ポーカーが上手くなりたい!という方には非常に重要な用語ばかりとなっているので、この機会に覚えることをおすすめします。
ポーカーのゲームの流れとポジション

テキサスホールデムの1ゲームは、「プリフロップ」→「フロップ」→「ターン」→「リバー」と基本的に4つのフェーズに分かれています。それぞれのフェイズのことをベッティングラウンドと呼びます。
プレイしてみると分かりますが結構長く、アクションの回数も多いので、一つひとつ覚えていくと良いでしょう。
次の項目では、テキサスホールデムの一連の流れ(6人テーブル向け)について解説します。
- ポーカーの簡単な流れ
-
- ディーラーボタン(DB)を決める
- ディーラーボタンの左側の人からベットしていく
- 手持ちの2枚を確認してアクション決める
- 時計回りにベットしていく
- ラウンドが終わったら共通のカードが1枚公開される
1.ディーラーボタン(DB)を決める

「ディーラーボタン」とは、ディーラーの位置にいるポジションのプレイヤーを示すためにおかれる「BTN」と書かれた置き物のことです。単に「ボタン(BTN)」と呼ばれることもあります。
一般的なテキサスホールデムでは、最初にディーラーがテーブルの左端に座っている人から順番にカードを配り、数字が一番大きいプレイヤーがボタンとなります。
その後、ディーラーボタンは1ゲームごとに時計回りに置かれていきます。
2.ブラインドベット:DBの左側2名は強制参加費を払う

次に、ディーラーボタンの左側にいる2人のプレイヤーが参加費を支払います。これを「ブラインド」と言います。
ボタンの左側に座っているプレイヤーを「スモールブラインド」、スモールブラインドの左側に座っているプレイヤーを「ビッグブラインド」と呼びます。
ブラインドを支払うのはBTNの左隣にいるプレイヤー2名です。
ポジションは1ゲームごとに変わりますので、BTNのプレイヤーは次ゲームではスモールブラインドになり、スモールブラインドのプレイヤーは次ゲームではビッグブラインドになります。
スモールブラインド(SB)
スモールブラインド(SB)は、ビッグブラインドの半額を強制的にベットします。例えば「$5-10」というレートのテーブルだった場合、5ドルをベットすればOKです。
ビッグブラインド(BB)
ビッグブラインド(BB)は、ブラインドの金額を強制的にベットします。例えば「$5-10」というレートのテーブルだった場合、10ドルをベットすればOKです。
3.プリフロップ:自分の手札だけが見えている状態

ポジションとブラインドベットが完了したら、いよいよゲーム開始です。
それぞれのプレイヤーに2枚のホールカードが、BBのプレイヤーから1枚ずつ時計回りに配られます。自分以外にカードを見ることはできません。
この状態を「プリフロップ」と言い、プレイヤーは2枚のカードを見てゲームに参加するかどうかの意思表示を行います。
「UTG」から時計回りにベットを進めていく

BBの左隣の「UTG(アンダー・ザ・ガン)」から、時計回りに順番が来ます。それぞれのプレイヤーは、コール・レイズ・フォールドなどのアクションを行い、ゲームに参加するかどうかを決めます。
レイズは何回でも行うことができますが、フォールドを一度宣言すると以降ゲームに参加することはできません。
なお、ブラインドのプレイヤーはアクションを行う際、自分が最初にベットしていた金額に必要なチップを足すことで対応できます。
例えば10ドルのブラインドを支払っており、30ドルのコールを行いたい時は、残り20ドルを足せばOKです。
以降のゲームに参加する資格があるのは、「最後にレイズしたプレイヤー」か「最後にレイズしたプレイヤーと同じ金額をコールしたプレイヤー」のいずれかです。
最後にレイズしたプレイヤーから順番が一周し、フォールドしていないプレイヤーが全員同じ金額をベットしたらプリフロップは終了し次のラウンドに進みます。
プレイヤーがベットしたチップは全て「ポット」と呼ばれるチップ置き場にまとめて置かれます。
なお、もし最高額をベットしたプレイヤーが1名しかいない場合、その人が自動的に勝利となります。これはフロップ・ターン・リバーでも同じです。
アンダーザガン(UTG)

プリフロップでは、BBの左隣のプレイヤーからアクションを決める必要があります。ビッグブラインドの隣のポジションは「アンダーザガン(UTG)」と呼ばれます。
アンダーザガンはBBと同じ金額をベットする(コール/リンプとも言います)か、BBの2倍以上の金額をベットする(レイズ/オープンレイズとも言います)、もしくはゲームを降りる(フォールド)することができます。
ミドルポジション(MP)

UTGの後はミドルポジション(MP)のプレイヤーがアクションを行います。
UTGがフォールドしている場合はリンプ・オープンレイズ・フォールドのいずれかを選択でき、UTGがオープンレイズしている場合はコール・リレイズ(3bet)・フォールドのいずれかを選択できます。
レイトポジション(CO・BTN)

MPの後はレイトポジションと呼ばれるプレイヤーがベットを行います。それぞれ、
- カットオフ(CO)…MPの次にベットするプレイヤー
- ディーラーボタン(BTN)…COの次にベットするプレイヤー
と呼ばれています。
そして最後にスモールブラインド(SB)→ビッグブラインド(BB)の順でアクションを行い一周します。
フォールドしたプレイヤー以外、全員同じ金額をベットした段階で次のラウンドに進みます。
4.フロップ:共通カードが3枚表示されている

プリフロップが終わると、ディーラーは3枚のコミュニティカードをテーブルにオープンします。この時点でハンドに2枚、ボードに3枚のカードがあるため、5枚のカードを使って役を作ることができます。
この状態でフロップがスタートします。フロップではUTGではなくSBからアクションを開始し、【BB→UTG→MP→CO→BTN】の順に手番が動きます。
プリフロップと同様に、フォールドしたプレイヤー以外全員が同じ賭け金になった場合次のラウンドに進みます。
なお、フロップ以降のベッティングラウンドでは、誰もベットを行っていない場合「チェック」アクションを行うことができます。全員がチェックした場合はそのラウンドではポットが増えることはありません。
プリフロップで最後にレイズしたプレイヤーのことを「オリジナルレイザー」と言いますが、オリジナルレイザーの順番より前にベット・レイズをする行為は「ドンクベット」と呼ばれています。
ドンクベットにはほとんどメリットが無いことから、ドンクベットを多用すると初心者と思われるため注意しましょう。
5.ターン:共通カードの4枚目が表示されている

フロップが終わると、新たにコミュニティカードが1枚開き、合計でボードに4枚のカードが表示されます。プレイヤーは自分のハンド2枚とボード4枚、合計6枚のカードから5枚を選んで役を作ることができます。
ターンではフロップと同様、SBからアクションが開始されます。これまでと同様に、フォールドしたプレイヤー以外全員が同じ賭け金になった場合次のラウンドに進みます。
ちなみに、ターン以降でオリジナルレイザーより前にベットすることは「リードベット」と言います。ドンクベットに比べ利用価値が高く、リードベットを使っても初心者と思われる可能性は低いです。
6.リバー:共通カードの5枚目が表示されている

リバーは最後のベッティングラウンドです。新たにコミュニティカードが1枚開き、合計でボードに5枚のカードが表示されます。プレイヤーは自分のハンド2枚とボード5枚、合計7枚のカードから5枚を選んで役を作ることができます。
SBからアクションが開始され、フォールドしたプレイヤー以外全員が同じ賭け金になった場合ショーダウンに移行します。
7.ショーダウン:手札を公開し勝敗が決まる

リバーの時点で2人以上のプレイヤーが残っている場合、ショーダウンラウンドに移行します。
ショーダウンでは、プレイヤーがそれぞれ手札を公開します。成立役が強い方が勝利となり、ポットにある賞金を総取りすることができます。
なお、先にショーダウンしたプレイヤーの方が自分より強く、負けてしまうことが分かった場合、負けを認める代わりにカードを公開しないこともできます。これを「マック」と言います。
ポーカーの役の早見表

一般的な(ジョーカーを使わない)ポーカーでは、9種類の役があります。この役を1つも作れなかった場合は「ハイカード(ブタ)」というハンドになります。
役を作る難しさによってランクが定められており、ショーダウンをした場合は役のランクが高いプレイヤーの方が勝ちとなります。
続いての項目では、ポーカーの役について、ランクが高い順から解説します。
ロイヤルストレートフラッシュ

「ロイヤルストレートフラッシュ(ロイヤルフラッシュ)」は、「10・J・Q・K・A」のカードが揃っており、なおかつ同じスート(マーク)の場合成立する役です。スートは揃っていれば何でもOKです。
ストレートフラッシュ

ストレートフラッシュは、「2 , 3 , 4 , 5 , 6」など被りがなく連番の数字が並んでおり、なおかつ同じスートの場合成立する役です。
フォーカード

フォーカードは、同じ数字のカードが4枚ある場合成立する役です。海外では「フォーオブアカインド」と呼ばれています。
なお、残り1枚のカードについてはどの数字でもOKです。
フルハウス

フルハウスとは、「同じ数字のカード3枚(スリーカード)」と「同じ数字のカード2枚(ワンペア)」の組み合わせで成立する役です。
フラッシュ

フラッシュは、5枚のカードが全てスペードやダイヤなど同じスートである場合成立する役です。数字はどの組み合わせでもOKです。
ストレート

ストレートは、「4, 5, 6, 7, 8」など連続した数字5枚の組み合わせの場合成立する役です。スートは関係ありません。
なお、KとAは連番、Aと2は連番ですが、「J, Q, K, A, 2」などのようにK-A-2を含むものはストレートにはなりません。
スリーカード

スリーカードは、同じ数字のカードが3枚ある場合成立する役です。海外では「スリーオブアカインド」と呼ばれています。
なお、残り2枚のカードについては、ペアで無ければどの数字でもOKです。
ツーペア

ツーペアとは、同じ数字のカード2枚組が2つ揃うと成立する役です。残り1枚のカードは何でもOKです。
ワンペア

ワンペアとは、同じ数字のカード2枚組が1つ揃うと成立する役です。残り3枚のカードは何でもOKです。
ポーカーを攻略するコツ

ポーカーはもちろん運の要素もあるのですが、ギャンブルの中では最も実力によって稼ぎやすいゲームの一つと言えるでしょう。
むしろポーカーはギャンブルというより、マインドスポーツと考えるべきゲームと言えます。
そのため、ポーカーを攻略したいという時に押さえておきたいポイントは非常に多いのですが、ここでは初心者の方がまず知っておくと便利な言葉「ハンドレンジ」と「スターティングハンド」について解説します。
ハンドレンジ

「ハンドレンジ」とは、自分が持っているハンドではどのようなアクションを行えば良いのか、というのが一目でわかる表です。
ポーカーで最も情報が無いタイミングは、プリフロップです。プリフロップでは自分の2枚のハンドだけで、ゲームに参加するかを決めなくてはいけません。
そのため、プリフロップで「強そうな気がするからレイズ」のように勘でアクションを決めていると、最適手順からはどんどん遠ざかってしまいます。長期的に見れば必ず損する行動と言えるでしょう。
ハンドレンジでは、それぞれのポジションごとに、このハンドではレイズする、コールする、フォールドする、といった指標が詳しく書かれています。
例えば「A・3」というハンドだったら、スーテッド(スートが同じ)であればレイズ、オフスーテッド(スートが異なる)であればフォールド、といったような形です。
上級者であればあえてこのハンドレンジから外れたアクションを取ってハンドを予測しにくくすることもできますが、初心者の方はまずハンドレンジに従ってゲームを進めると良いでしょう。
スターティングハンド

「スターティングハンド」とは、テキサスホールデムにおいて最初に配られる2枚のホールカードのことを指します。ハンドレンジで使う組み合わせは、全てこのスターティングハンドです。
スターティングハンドは、組み合わせによって強いハンドがあります。
例えば「ポケットペア」は、同じ数字の組み合わせのハンドです。Aポケットは最強のスターティングハンドで、ヘッズアップの勝率は85%!最弱の「2ポケット」でも50%の勝率を誇ります。
また、「98」や「QJ」など連続した数字の組み合わせでストレートが狙いやすい「コネクター」、ハート2枚・スペード2枚など同じスートの組み合わせでフラッシュが狙いやすい「スーテッド」などもあります。
スターティングハンドごとの勝率についてはある程度頭に入れておくことをお勧めします。これによってハンドレンジがより深く理解できるようになるのは間違いありません!
ポーカーの種類でルールが違う

テキサスホールデム以外にも、ポーカーには様々な種類があります。以下の項目で、それぞれのポーカーの種類について解説します。
ドローポーカー

「ドローポーカー」は、プレイヤーがそれぞれ5枚の手札を持ち、好きなカードを1回交換できるポーカーです。
交換後の役のランクが最も高いプレイヤーが勝ちになる仕組みとなっています。
遊びで行うポーカーは、このルールを使うことが一般的です。
フロップポーカー

「フロップポーカー」は現在世界中で人気を集めるポーカーです。
プレイヤーには手札が配られ、それとは別に全員が使えるコミュニティカードが用意されます。プレイヤーは手札と共有札から5枚のカードを選び、より高いランクの役を作れた方が勝利となります。
これまで解説してきたテキサスホールデムもフロップポーカーの一種です。
スタッドポーカー

「スタッドポーカー」ではコミュニティカードは無く、全て自分の手札で勝負します。
プレイヤーはそれぞれ手札と公開札を持っており、それぞれの手札と公開札から5枚のカードを選んで役を作ります。その状態でより高いランクの役を作ったプレイヤーが勝ちとなるゲームです。
スリーカードポーカー

「スリーカードポーカー」は名前の通り3枚のカードを使って勝負するカジノゲームの一種です。
ディーラーとプレイヤーがそれぞれ3枚のカードを持ち、プレイヤーの方が役が強ければ勝ちとなります。
一般的なポーカーと役が全く異なり、ストレートフラッシュの次にスリーカードが来る、など序列も全然違うので、最初に役を覚えてからゲームをプレイするのがおすすめです。
インディアン ポーカー

「インディアンポーカー」は最も単純なポーカーゲームで、パーティゲームとして遊ばれることも多いです。
プレイヤーには1枚ずつカードが配られますが、プレイヤー自身が見ることはできず、他の対戦相手が見ることができます。
プレイヤーはそれぞれ相手のカードを見て、勝負するか降りるかを決めます。勝負するプレイヤーは一斉にカードをテーブルに置き、カードの数字が大きい方が勝利となります。
ヘッズアップ ポーカー

一般的なポーカーは最大10人のプレイヤーで勝負が行われますが、「ヘッズアップポーカー」は1対1で勝負が行われます。
例えばポーカーのトーナメントの時などに、他の参加者が脱落していき残ったプレイヤーが2人しかいない場合、「ヘッズアップ」と呼ばれます。
弱いハンドでも普段より勝率が上がっているので、積極的に勝負したい局面と言えます。
オンラインカジノで遊べるポーカー

テキサスホールデムなどの対人ポーカーはオンラインポーカーサイト、もしくはポーカーサイトが併設されたオンラインカジノでプレイする必要があります。
しかし、プレイヤー同士が勝負するゲームでは無いものの、オンラインカジノでもポーカーゲームで遊ぶことができます!
そこで、オンラインカジノで遊べるポーカーゲームについて解説します。
ビデオポーカー

「ビデオポーカー」は1人用で遊べるポーカーゲームです。ドローポーカーのルールとなっており、プレイヤーには5枚のカードが配られます。
好きなカードを交換することができ、交換後の手札で役が完成していた場合、役のランクに応じて配当を獲得できます。
ロイヤルストレートフラッシュを達成した場合、一般的な機種であればベット額の800倍もの配当を獲得できます!
また、最適手順でプレイすれば還元率は99.5%(ジャックスオアベター)〜99.9%以上(オールエースポーカー)になる機種も!極めるほどお得にプレイできるゲームと言えるでしょう。
カジノホールデム

「カジノホールデム」は、簡単に言えばプレイヤー対ディーラーのテキサスホールデムです。遊び方は以下の通りです。
- プレイヤーはアンティ(参加費)を支払います。
- プレイヤーに2枚、ディーラーに2枚のカードが配られ、コミュニティカードが3枚配られます。
- プレイヤーは勝負を続行する場合、アンティと同じ金額を「コール」に置きます。
- その後、もう2枚カードが追加され、合計7枚のカードから5枚を選んで役を作ります。
- プレイヤーの役の方がディーラーより強かった場合、アンティ・コールそれぞれ2倍の配当を獲得できます。
まずカジノホールデムで遊び方を覚えてから、テキサスホールデムでプレイするのもおすすめです。
ポーカーについてよくある質問
- ブラフとは何ですか?ブラフのタイミングや効果的な使い方を知りたいです。
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「ブラフ」とは、相手をフォールドさせることを目的として、自分のハンドが弱い時でも強気のベットをすることを指します。
いい役が来た時だけ強気に賭けていると、アグレッシブに動いた時に相手は簡単に降りてしまいます。それだとポットが増えないので、ある程度ブラフベットをすることにより相手を混乱させることができます。
とはいえ純粋に弱いハンドでは相手が乗ってきた時勝率がかなり低いので、勝負するか微妙なハンドでブラフするのがおすすめです。
- ポーカーのバンクロール管理って何ですか?どのくらいの額を賭けるべきでしょうか?
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「バンクロール」とは軍資金のことです。ポーカーに使うことのできる手持ちのお金のことを指します。
例えば、ここは相手の3betに4betで返す場面だ!という場合であっても、4betに必要な資金が足りないと期待値はマイナスになってしまいます。そのため、バンクロールに見合わないゲームは遊ぶべきではありません。
具体的には、バイイン(ゲームを遊ぶために必要な最低金額)の20倍〜40倍程度をバンクロールの金額にするのがおすすめです。
- ポーカーでの相手の手を読む方法を教えてください!
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ポーカーで相手の手を読むには、そこまでのゲームで相手がどんな手で勝負してきたか、降りてきたかを逐一チェックする必要があります。
その上で、「バリューベットを打ってきたからある程度強そう」「小さいベットで様子見してきたから微妙なハンドっぽい」などのような推測を積み重ねて多角的に予想すると良いでしょう。
- チップなしでポーカーをプレイする方法を教えてください!
-
ポーカーゲームをプレイしたいという方は、オンラインカジノの無料ボーナスを使うのがおすすめです!
オンラインカジノではビデオポーカー・カジノホールデムなど様々なポーカーゲームが用意されています。
今ならオンラインカジノに当サイトから新規登録されたプレイヤーさんにはお得な入金不要ボーナスをプレゼント中です!
ポーカーを練習したいという方はぜひオンラインカジノに新規登録してみてはいかがでしょうか?
ポーカーのルールを覚えて楽しく遊ぼう
ポーカーの中でも、現在世界中で広く遊ばれているゲームといえば「テキサスホールデム」です。テキサスホールデムは用語自体は少し難しいですが、ゲームの流れは一度遊んでみれば簡単に分かります。
ルールを覚えて戦略を練って見事に成功すれば、テキサスホールデムを楽しめることは間違いありません!
ポーカーデビューが怖いという方も、サラッとだけでも良いのでルールを覚えてから、オンラインポーカーサイトなどでプレイしてみてはいかがでしょうか?
Bell
(ウィナーズクラブ管理人)
表情が読めない人をポーカーフェイスと呼びますが、ポーカーで勝負する際に表情から手札の強弱を読まれないようにする事から生まれたものです。オンラインカジノでは相手から見られる事はありません。ポーカーフェイスができなくても勝負する事ができますので、誰でも気軽にチャレンジできますよ!