スティックペイ(STICPAY)とは?登録手順・入出金方法・手数料について徹底解説【2022年最新】

スティックペイ(STICPAY)とは、エストニアと香港に拠点を置くオンライン決済サービスです。口座開設無料・手数料が割安・クレジットカードによる入金対応・銀行送金による出金対応・日本円やドルなどの法定通貨もビットコインなどの仮想通貨もウォレットを別にして管理できる…と様々な利点があり、海外でも現在人気となっているオンライン決済サービスとなっています。このページでは、スティックペイの口座開設方法や入金・出金方法などについて解説しています。
スティックペイ(STICPAY)とは?

スティックペイ(STICPAY)とは、2017年に設立されたオンライン決済サービスで、オンラインカジノに入金・出金を行う中間決済業者の一つです。元々は海外のFX業者へ入出金を行うためのサービスでしたが、ブックメーカーに取り入れられたことでオンラインカジノでも使われるようになりました。
他の中間決済業者と同じように、口座に資金を貯めてオンラインカジノへ送金を行ったり、オンラインカジノから受け取ることが可能です。クレジットカードから入金することも出来ますし、銀行送金を利用することでスムーズに出金させることもできます。2019年までカードを用いてATMを利用した出金方法もあったのですが、2021年現在は使用することが出来なくなっています。その代わり、中間決済業者としては非常に珍しく、法定通貨(日本円やドルなど)と仮想通貨(ビットコインなど)を相互に両替することが出来ます。今までビットコインをドルに変換できる業者はあったのですが、ドルをビットコインに変換できる業者は海外の中間決済業者にはありませんでした。使い勝手も良く、手数料も低いため万人におすすめできる決済サービスと言えます。
スティックペイ(STICPAY)が利用できるオンラインカジノ
スティックペイ(STICPAY)の仕組み

スティックペイは、いわゆる「中間決済業者」の一つです。中間決済業者はどのような仕組みなのかと言うと…
- プレイヤーがスティックペイにチャージを行う
- オンラインカジノ(ブックメーカー・海外FX業者)などでチップを購入しカジノゲームをプレイする
- オンラインカジノからチップを換金し出金を行う(②③繰り返し)
- スティックペイに入っているお金を自分の銀行口座に出金する
このように、オンラインカジノ・ブックメーカー・海外FX業者などに口座にあるお金を送金したり、お金を受け取ったりすることが出来ます。資金のチャージは銀行口座やクレジットカードを通じて行うことができ、銀行口座を通じて資金を出金することももちろん可能です。2019年まではATMを用いた出金も可能でしたが、2021年現在はATM出金のサービスが停止されています。
また、日本円やドルなどの法定通貨、そしてビットコインなどの仮想通貨は、新たに口座を作成することで1人で通貨別のウォレットを管理することが出来ます。法定通貨と仮想通貨が相互に両替可能となっているので、仮想通貨の取引所を通さずにビットコインなどが購入可能となり大変便利なサービスとなっています。
スティックペイ(STICPAY)はATMから出金可能!?

「スティックペイはカードを使ってATMから引き出せる」…と聞いたことはあるでしょうか。しかし、結論から言うと、スティックペイに新規で口座開設を行った方がカードを用いてATMから出金することは出来ません。
2019年まで、スティックペイは「スティックペイカード」を発行していて、スティックペイの口座からカードにチャージを行うことでATMからの引き出しが可能となっていました。しかし2019年から、スティックペイカードの新規発行が停止され、2021年現在も再開の目途は立っていません。なお、2019年時点で既にカードを発行されている方は、カードの有効期限まで使用可能です。過去には「ネッテラー」や「エコペイズ」など、海外業者のオンライン決済サービスが発行するプリペイドカードは、マネーロンダリングを理由に金融庁などから強い規制がかけられており、日本国内からの出金手段として活用が難しいという背景があります。
現状では銀行送金やビットコインなどの仮想通貨を用いて現金化を行うのがおすすめです。
スティックペイ(STICPAY)の手数料と利用限度額
スティックペイは、入出金や送金を行う際に手数料や1日あたりの限度額が定められています。銀行送金・クレジットカード入金、仮想通貨などに対応しており、一貫して最も手数料が低いのはビットコインなどの仮想通貨を利用した入出金となっています。ドルや日本円などの法定通貨を仮想通貨に変換することも出来るので、上手く活用して手数料を抑えることもできます。
スティックペイへの入金手数料
入金方法 | 手数料 |
---|---|
国内銀行送金 | 1% |
国際銀行送金 | 2% |
クレジットカード(VISA・Master) | 3.85% |
クレジットカード(UnionPay) | 2% |
仮想通貨(bitcoin・litecoin) | 1% |
スティックペイでは銀行送金・クレジットカード・仮想通貨などの入金方法に対応していますが、それぞれ表に書かれた手数料が必要になります。1日あたりの利用限度額も設定されているので、入金する際はご注意ください。
スティックペイからの出金手数料
出金方法 | 手数料 |
---|---|
国内銀行送金 | 2%+800円 |
国際銀行送金 | 5% |
仮想通貨(bitcoin) | 1.5%+25ドル |
仮想通貨(litecoin) | 1% |
STIC Crad | 1.3% |
スティックペイでは銀行送金や仮想通貨などの出金方法に対応していますが、それぞれ表に書かれた手数料が必要になります。1日あたりの利用限度額も設定されているので、出金の際はご注意ください。なお、ATMでの出金は2021年現在(新規登録者の場合)停止されています。
スティックペイ内での個人間送金手数料
スティックペイ内での送金 | 手数料 |
---|---|
個人からマーチャントへ | 2.5%+0.3ドル |
個人からマーチャントへ(暗号通貨) | 1.8% |
個人間送金 | 1% |
スティックペイ同士の口座を利用すれば、個人間で送金を行うことも出来ます!
必要事項はメールアドレスが分かっていることだけ、そのアドレスに送金するだけで相手が(手数料を引いた分だけ)お金を受け取ることが出来ます。少額の送金の場合手数料がかなり高額となってしまうため、小分けにして送金するよりはまとめて送金対応を行うと手数料が少なく済むので良いでしょう。
スティックペイ(STICPAY)のメリット・デメリット
オンラインカジノから海外FX業者まで幅広く対応しているスティックペイですが、利用する際のメリットや注意点があります。この見出しでは、他の決済業者と比較を行いながら、利点・欠点について詳しく見ていくことにします。
メリットと特徴
・銀行送金でスムーズに現金化可能

まず、スティックペイでは銀行送金が可能です。多少日数が必要な場合がありますが、国内の銀行へ出金することが出来ます。銀行への出金手数料も業界標準程度であり、海外の中間決済業者としては標準的と言えるでしょう。スムーズな現金化が可能なのでストレスフリーな換金手続きを行えます。
・仮想通貨への出金にも対応

スティックペイでは仮想通貨の「出金」に対応しています。これまでの標準的な海外の中間決済業者では、仮想通貨で入金することはできても、それをドルや日本円などの法定通貨に交換してオンラインカジノに入金・引き出しを行うだけで、仮想通貨のままで保持したり、それを出金することは出来ませんでした。しかし、スティックペイでは通貨ごとにウォレットを分けて管理できるので、仮想通貨を入金・仮想通貨でプレイ・仮想通貨で出金…といったことが問題なく出来ます。現在はビットコイン・イーサリアム・ライトコインに対応しています。
・STICPAY専用アプリで楽々操作

PC版の新規登録画面に大きく書かれている通り、スティックペイでは専用アプリがあり、公式サイトの全ての機能が使用できます。入金・出金・履歴確認・限定オファーのチェックなど、出先でも簡単に操作できるので、煩わしいブラウザでの操作が必要なく快適です。
・法定通貨と仮想通貨が両替可能

スティックペイの、他の海外決済業者では無かった一番の特徴が、法定通貨と仮想通貨の両替機能です。日本円やドルなどの法定通貨と、ビットコイン・イーサリアムなどの法定通貨とを交換できます。これは「仮想通貨→法定通貨」「法定通貨→仮想通貨」のいずれでも可能で、他の海外業者では仮想通貨を法定通貨にのみ両替できた点で言えば革新的なサービスと言えるでしょう。これは各通貨を別々に管理できる機能が実現させたサービスとなっており、仮想通貨を取引所で購入する必要が無いという点では非常に画期的な方法と言えます。
法定通貨と仮想通貨の両替は、ログイン後「Wallets」→「Exchange」とたどっていくと見つかります。当然ですが、両替は同じアカウント名義人のウォレット内でのみ可能です。
・クレジットカードからの入金に対応
スティックペイではクレジットカードでの入金が可能となっています。これはエコペイズ・ヴィーナスポイントなど有名な海外決済業者では対応しておらず、資金のチャージが簡単に行えると非常に評判です。ただし、銀行送金や仮想通貨による入金よりも手数料が上乗せされているので、若干の注意が必要と言えるでしょう。
デメリットと注意点
・身分証の提出が完了するまでほぼ全ての機能が使えない

アカウントの開設は必要事項を入力しSMS認証を済ませるだけ…とあまり難しくないのですが、開設直後はほとんどのサービスがロックされています。そのロックを解除するためには、アカウントの認証が必要になります。
具体的には、メールアドレス・電話番号・OTPアプリケーションのいずれかを用いてログインを行う「2段階認証」、そして個人情報などの必要事項が間違いなく記載されているかを検証する「身分証提出」の2つです。身分証の検証は土日祝を除いたおおよそ2営業日程度かかるので、それが認証されない限り入出金などの機能が使用できません。他の海外業者と比べると少し不便さを感じてしまいますが、セキュリティを高くした結果なのであまりデメリットと思わず先に全てを済ませてしまいましょう。
・新規でATM対応の「スティックペイ カード」を発行していない
スティックペイではATMから出金を行うことが出来る「スティックペイカード」というものを発行していたのですが、2019年を最後に募集が一時打ち切られており、2021年現在も復旧には至っていません。海外からの不正入金を防ぐアンチマネーロンダリングポリシーに基づいた対応であるので、再開の目途はほとんど立っていないに等しいですが、もし再開のお知らせがスティックペイからリリースされれば、当サイトでも紹介致します。ATM出金は非常に手軽なので、是非再開してもらいたい所です。
・対応しているオンラインカジノはやや少なめ
スティックペイは2017年に設立された海外の中間決済業者で、元々海外のFX業者で入出金をするためのサービスであるため、オンラインカジノで使用する他の同じような海外業者に比べると日が浅く、まだまだ対応しているカジノは多くありません。エコペイズ・ヴィーナスポイント・マッチベターといった有名所には未だ知名度で劣っているので、まずはエコペイズなどの海外業者の口座を開設し、その延長でスティックペイの口座開設を行うのがベターと言えます。
スティックペイ(STICPAY)の口座開設方法
スティックペイの口座開設は5分ほどで完了します!スティックペイ(Sticpay)は口座開設無料・クレジットカードで入金可能・銀行送金で出金可能・日本円やドルなどの法定通貨もビットコインなどの仮想通貨もウォレットを別にして管理できる…と様々な利点があり、現在人気となっているオンライン決済サービスです。ここでは、スティックペイの口座開設方法について解説します。
また、全てのサービスを利用するためには主に「セキュア認証」と「本人確認書類の提出」の2つが必要になりますので、その点に注意して口座は作成しましょう。
口座開設(アカウント作成)の手順
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- STEP.1スティックペイの公式サイトを開く
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こちらのリンクから、スティックペイの公式サイトを開きます。その後、右上にある会員登録と書かれたボタンをクリックします。
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- STEP.2必要事項を記入する
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会員登録をクリックすると、「STICPAYアカウント開設」と書かれたページが開きます。メールアドレスや名前などの必要事項を間違いのないように記入します。 口座で使う通貨はご自身で選択できますが、通貨ごとに口座を作成できるのであまり難しく考える必要は無いでしょう。「USD」か「JPY」が無難だと思います。仮想通貨を利用する方は「BTC」を利用すると良いでしょう。
職業を英語で記入する欄があるので、以下を参考にご記入ください。
会社員:Office worker
自営業:Self-employed
経営者:Owner
学生:Student
主婦:Housewife
年金受給されている方:Pensioner
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- STEP.3利用規約に同意し、署名を行う
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全ての必要事項の記入が終われば、利用規約・個人情報保護方針・AML(アンチマネーロンダリング)ポリシーの書類に同意するかのチェック項目があるので、必ず目を通してから「すべての規約と運営ポリシーに同意します」にチェックを入れます。
最後に、「署名」と書かれた場所にマウスなどでご自身の署名を記入します。
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- STEP.4SMS認証を行う
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スティックペイのサービスを利用するにはSMS認証が必ず必要です。お手元にスマートフォンをご用意ください。国名が正しければ最初の「0」を抜いた電話番号を入力します。
その後、「I Certify…」と書かれた英文(私が記入した必要事項は正しいことを証明します、といった意味です)にチェックを入れ、認証コード送信をクリックします。すると、SMS(メッセージ)にスティックペイから6桁の認証コードが送られてくるので、それを入力すればSMS認証が完了です。
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- STEP.5メールアドレスを確認
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必要事項で記入したメールアドレスに認証メールが届いているので、確認を行います。これで口座開設の全項目が完了です。それを入力すればSMS認証が完了です。
アカウントの認証方法
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- STEP.12段階認証を行う
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初回ログインの際、最初に2段階認証を設定するページへ移動するので、そこで設定を行いましょう。
2段階認証では3種類の方法に対応しており、それぞれ「OTPアプリケーション」「メールアドレス」「携帯電話番号」のいずれかが使用できます。メールアドレスは、ログインの度にアドレスに認証コードが書かれたメールが届き、それを入力してログインするという方法で、携帯電話番号はSMSに認証コードが書かれたメッセージが届く、と言う方法です。
「OTPアプリケーション」とは、ビットコインなどを取り扱う仮想通貨取引サイトや海外のFX業者などでよく使われている方法で、セキュリティ性が高いことからこちらが最もおすすめです。 「Google Authenticator」などのアプリケーションをインストールした後、「OTPアプリケーション」の「設定」を押すとQRコードが表示されます。そのQRコードを先ほどインストールしたアプリで読み取ると、6桁の数字が表示されます。その数字を入力すれば認証完了となります。以後はログイン毎にアプリを開いて書かれている数字を入力しログインしてください。
TIPS
「Google Authenticator」を使用した場合、30秒ごとに入力する数字が変わります。入力間違いには十分ご注意ください。
また、スマホが壊れたなどアプリが使えなくなった場合に備えて、QRコードの隣に「リカバリーコード」と呼ばれる緊急時用の文字列が書かれています。アプリが使えずにリカバリーコードも無くしてしまった場合、最悪アカウントが全く利用できなくなるということもあり得ますので、必ずリカバリーコードはメモを取っておいてください。
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- STEP.2住所を記入する
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続いては本人確認書類の提出となります。オンラインカジノで行う確認書類の対応方法とほとんど変わらないのであまり難しくはありません。
「書類」ページに進み、まずご自身の住所を英語で記入します。アルファベット・数字・一部記号しか使えないためご注意ください。
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- STEP.3POA(居住証明書類)・PLE(身分証明書類)を提出する
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本人確認書類は大きく分けて2つあり、1つが住所を証明する書類、もう一つが口座を利用する人物を確認する書類です。両方とも、四隅がはっきりしている鮮明な書類のコピーを画像(PNG,JPG,JPEG)にして提出します。
住所証明書類の場合は3か月以内に発行された水道・電気・ガス・電話料金の請求書、銀行・カード取引明細、公的機関からの書類(住民票の写しも含む)のうち1つのコピーを提出します。本人確認書類の場合、パスポート・マイナンバーカード(通知カードは不可・両面)・運転免許証(両面)のいずれかが必要です。身分証明書の場合は書かれている番号も併せて記入する必要があります。
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- STEP.4スティックペイからの認証が完了する
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書類の提出から最大2営業日程度で認証手続きが完了し、口座の全てのサービスが利用可能となります。