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ココモ法は利益が出せる攻略法か?正しい賭け方、メリットとデメリットを解説

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「ココモ法」とは、オンラインカジノのテーブルゲームやライブカジノで利用できる「マネーシステム」の一つとして有名な攻略法です。他のベッティングシステムと異なり、当たると3倍の配当を獲得できるエリアにベットを行い、負けた時にベット額を増やすことで一度でも勝利すればプラスになる必勝法として人気があります。

このページでは、ココモ法の実際の手順、ココモ法が利用できるゲーム、メリット・デメリット、シミュレーションやよくある質問など、ココモ法に関するあらゆる情報を完全網羅! ココモ法に関する疑問はこの記事で解決できます。

この記事のまとめ

ココモ法は一度の勝利で利益を出すことができるが、連敗もしやすい

3倍配当ゲーム(主にルーレット)でしか使えない

この記事はおよそ 8分 で読むことができます。時間がない方は目次を活用しましょう

ココモ法とはどんな攻略法か?

「ココモ法」は、オンラインカジノで利用できる「マネーシステム」(ベット額を一定の規則に従って変化させる攻略法)の中でも、非常にシンプルで使用しやすい攻略法です。当たると3倍の配当が獲得できるエリアにベットし、負けたらある数列に従ってベット額を増やしていきます。これを続けて1回でも配当を獲得できたら必ずプラスになる、という仕組みになっており、非常に成功率が高いマネーシステムとなっています。

負けたらベット額を2倍にする「マーチンゲール法」とよく似たシステムですが、マーチンゲールが負けるたびに「2倍」のベット額になるのに対し、ココモ法ではおよそ約1.6倍となるため上がり幅が少なく勝負しやすいという特徴があります。

ココモ法のメリット

続いては、ココモ法のメリットについて解説します。ココモ法は他の攻略法と異なり3倍配当エリアがあるゲームで使用できるため、防御力の高いシステムながらかなり使い勝手が良いというメリットがあります。これらのメリットについて詳しく解説します。

1度の勝利で利益を出すことができる

ココモ法は、1回の勝利で必ず1セットが終了し、利益が出るというシステムとなっています。前に何連敗していたとしても、次の勝負で勝てれば必ずプラスになるという点で他の攻略法より圧倒的に有利と言えるでしょう。「マーチンゲール法」と同じく、分かりやすく超強力なメリットです。

ただし、マーチンゲール法が勝率約50%のエリアにベットするのに対し、ココモ法は勝率がおよそ3分の1のエリアにベットすることになります。例えばルーレットのカラムベット・ダズンベットの場合、勝率は約32.4%です。3回に2回は負けてしまうので、マーチンゲールと同じ信頼度というわけではありません。

連敗するほど勝利金が増える

ココモ法は、「連敗するほど勝利金が増える」という仕組みになっています。つまり「ピンチがチャンス」という利点があります。

後述しますが、ココモ法では「前回のベット」と「前々回のベット」を合わせた金額を賭けます。その金額が3倍になって返ってくるので、ベット額が大きくなるほど配当と負け額の累計との差が大きくなり、利益も大きくなるという利点があります。

連敗状況 ベット額 負けの損失 負け額累計 勝利の配当 取り戻す利益
初回 1 -1 -1 2 2
1敗時 1 -1 -2 2 1
2連敗時 2 -2 -4 4 2
3連敗時 3 -3 -7 6 2
4連敗時 5 -5 -12 10 3
5連敗時 8 -8 -20 16 4
6連敗時 13 -13 -33 26 6
7連敗時 21 -21 -54 42 9
8連敗時 34 -34 -88 68 14
9連敗時 55 -55 -143 110 22
10連敗時 89 -89 -232 178 35

表を見てみると、最初の方で勝利しても1〜2ドルしか利益が取れないのですが、5連敗を超えたあたりで利益が増えていき、10連敗後に勝利すると35ドルを獲得することができます。もちろん負けが込むと怖いものですが、勝利すれば大幅な利益を獲得できるので、連敗するごとにボルテージが上がるという特徴があります。

軍資金が少なくとも実践ができる

軍資金が少なくとも実践ができる

ココモ法は1回の勝利で負け額を回収できるという話をしましたが、同じく1勝で全ての損失をカバーできる攻略法に「マーチンゲール法」があります。両方とも負けたらベット額を上乗せするという仕組みですが、同じ連敗であればどれほど差が出るのかをグラフで表してみました。

例えば「10連敗」の時のグラフを確認すると、マーチンゲール法が1024ドルのベットを行うのに対し、ココモ法は1/10以下の89ドルで済みます。もちろん2倍ゲームと3倍ゲームという差があるにせよ、同じ連敗数であれば少額の軍資金でも勝負ができるので、リスクを抑えてプレイすることができます。

さらに、マーチンゲールでは10連敗時に勝っても1ドルしか獲得できませんが、ココモでは35ドルを獲得できます! ハイリスクですがハイリターンとも言えるでしょう。

ココモ法のリスクとデメリット

続いて、ココモ法のデメリットについて解説します。当たると3倍の配当が獲得できるゲームを使用するという仕組みなので、基本的にはその独自のシステムがネックになってデメリットを生み出していることが多いです。他の攻略法とも対比しながら、ココモ法の欠点を説明します。

使えるゲームが少ない

まずネックになるのが「対応しているゲームが非常に少ない」という点です。

配当が2倍になるゲームだとバカラ、ブラックジャック、シックボーなど様々なテーブルゲームがありますが、ココモ法は配当が3倍になるゲームを使用することになっているので、かなり選べる機種が狭まります。

最近は『クレイジータイム』などホイールゲームの「2」にベットすることで3倍の配当を得られる…といったものもありますが、やはり基本的にはルーレットのカラムベット・ダズンベットくらいしか使用できないと考えた方が良いでしょう。

ちなみにルーレットは12個のポケットにベットすれば良いので、「1〜6」と「31〜36」に半分ずつベットする…といった手法でもOKです。

勝率が低く連敗する可能性が高い

2倍配当のゲームは勝率が約50%ですが、ココモ法で使用する3倍配当のゲームは、勝率がおよそ3分の1に設定されています。例えば、ルーレットのカラムベット・ダズンベットの場合、勝率は32.4%です。

3回に2回は負けてしまうので、確率通りに行っても2連敗します。計算上、ルーレットで5連敗する確率は14.1%(約7回に1回)、10連敗する確率は2.0%(約50回に1回)と、そこまで低くありません。連敗数が多いからといって最初からベット額を上げてしまうと苦戦する可能性はあります。

ベットリミット(賭け額の上限)に達しやすい

また、連敗する確率が高いということは、ベット金額が増えやすいということでもあります。各テーブルゲーム・ライブカジノでは「テーブルリミット」と呼ばれる賭け金の上限が設定されており、その金額を超えるベットはできません。

特にルーレットのカラム・ダズンベットといった3倍配当が獲得できるエリアのテーブルリミットは低く設定されていることが多く、場合によっては数回でベット上限に達する可能性があります。必ず最初にリミットとなる金額を確かめてからゲームを始めてください。

ココモ法と相性の良いカジノゲームを知る

ココモ法はベット額の「3倍」配当が獲得できるエリアのみ利用できるので、使用できるカジノゲームは少なめです。特に3倍配当で有名なのがルーレットの「カラムベット」「ダズンベット」になります。

カラムベット

「カラムベット」は、ルーレットのレイアウトの「縦一列」にベットすることです。例えば「第1カラム」は、1から始まって4,7,10…と2つ飛ばしに数字が進み、34までの列にベットすることになります。写真に示されたエリアにベットするとカラムベットが成立します。

ダズンベット

「ダズンベット」は、ルーレットの0を除く36個の数字のうち、「最初の12個(1-12)」「真ん中の12個(13-24)」「最後の12個(25-36)」のいずれかにベットすることです。

「カラムベット」「ダズンベット」共に当選確率は12/37で、0に入るとどのベットも外れとなります。

ココモ法の使い方(賭け方)

ココモ法の賭け方の手順について説明します。ココモ法はマーチンゲール法のように単純にベット額を2倍にするといった仕組みではないので、最初は紙やペンなどを用意してベットするのがおすすめです。

まずは最初の賭け金(ユニットと呼びます)を決めます。あまり高すぎるとココモ法の意味が無くなるので、残高の100分の1以下を目処にするのがおすすめです。例として、1ユニットを「1ドル」として説明します。

1ユニットを「1ドル」
  1. 1ドルをルーレットで勝負します。
    どのタイミングでも勝利した段階でココモ法は成功です。賭け金をリセットして、次のセットに移行します。
  2. 負けた場合、2回目も1ドルをベットします。
  3. 2連敗以降は、「前回」と「前々回」の賭け金を合わせた金額をベットします。3回目であれば、1回目(1ドル)と2回目(1ドル)を合わせた2ドルをベットします。4回目は2回目(1ドル)と3回目(2ドル)を合わせた3ドルをベットします。

頭で計算するのは少し大変ですので、次の表を使うとすぐに必要ベット額が分かります。ただし、「1ドル」でスタートした場合となっていますので、その点ご注意ください。

1ユニットを「1ドル」で行う場合

進捗状況 初回 1連敗 2連敗 3連敗 4連敗 5連敗 6連敗 7連敗 8連敗 9連敗
ステイク $1 $1 $2 $3 $5 $8 $13 $21 $34 $55

1回も勝利することなく、資金が底を尽きてしまう、もしくはテーブルリミットに達してしまうとココモ法は失敗となります。また、例えば「10回目のベットで負けたらヤメ」といった、損切りラインを決めると大きすぎるマイナスは無くなるので便利です。

ココモ法は利益が出せるのかをシミュレーションしてみた

続いて、実際にココモ法を使用した際のシミュレーションを見ていくことにします。今回は2種類のパターンでシミュレーションを行いました。

10回中3勝7敗だった場合

まずは確率とほぼ同じ、10回中3勝7敗だった場合のシミュレーションです。

回数 ベット額 勝敗 損益 累計損益 勝敗決定後のアクション
1回目 $1 負け -$1 -$1 1敗なのでベット額はそのまま。$1→$1
2回目 $1 負け -$1 -$2 連敗なので前回と前々回のベット額を足す。$1+$1→$2
3回目 $2 勝ち +$4 +$2 ベット額をスタート時のベット額に戻す→$1
4回目 $1 負け -$1 -$1 1敗なのでベット額はそのまま。$1→$1
5回目 $1 勝ち +$2 +$3 ベット額をスタート時のベット額に戻す→$1
6回目 $1 負け -$1 +$2 1敗なのでベット額はそのまま。$1→$1
7回目 $1 負け -$1 +$1 連敗なので前回と前々回のベット額を足す。$1+$1→$2
8回目 $2 負け -$2 -$1 連敗なので前回と前々回のベット額を足す。$2+$1→$3
9回目 $3 負け -$3 -$4 連敗なので前回と前々回のベット額を足す。$3+$2→$5
10回目 $5 勝ち +$10 +$6 ベット額をスタート時のベット額に戻す→$1

3勝7敗ながらプラス6ドルとなりました。1ドルスタートの攻略法としては時間効率が良いと言えるのでは無いでしょうか?

ベット金額が大きく跳ね上がることはなく、しかし勝利した時に今までの負け額を全て精算してプラスになっているのが分かります。連勝すると旨味が大きいというタイプの賭け方ではありませんが、その分信頼度の高い攻略法と言えるでしょう。

9連敗後に勝利した場合

続いて、9連敗後に勝利した場合のシミュレーションです。

回数 ベット額 勝敗 損益 累計損益 勝敗決定後のアクション
1回目 $1 負け -$1 -$1 前回と同額をベット額する。$1→$1
2回目 $1 負け -$1 -$2 ベット額を前回と前々回を足した額にする。$1+$1→$2
3回目 $2 負け -$2 -$4 ベット額を前回と前々回を足した額にする。$2+$1→$3
4回目 $3 負け -$3 -$7 ベット額を前回と前々回を足した額にする。$3+$2→$5
5回目 $5 負け -$5 -$12 ベット額を前回と前々回を足した額にする。$5+$3→$8
6回目 $8 負け -$8 -$20 ベット額を前回と前々回を足した額にする。$8+$5→$13
7回目 $13 負け -$13 -$33 ベット額を前回と前々回を足した額にする。$13+$8→$21
8回目 $21 負け -$21 -$54 ベット額を前回と前々回を足した額にする。$21+$13→$34
9回目 $34 負け -$34 -$88 ベット額を前回と前々回を足した額にする。$34+$21→$55
10回目 $55 勝ち +$110 +$22 ベット額をスタート時のベット額に戻す→$1

こちらは1勝9敗にもかかわらず+22ドルというプラスになりました。

ココモ法は負ければ負けるほど勝った時の配当が大きくなるので、連敗時はもちろんピンチですがチャンスでもあります。

「こんなに連敗しない」と思われるかもしれませんが、例えばルーレットにおいて、マーチンゲール法で9連敗する確率は0.25%(403回に1回)ほどです。しかしココモ法で9連敗する確率は2.93%(34回に1回)とそこそこあるので、ピンチもチャンスも来やすいと考えておいた方が良いでしょう。

ルーレット1,000回転での検証結果

ジパングカジノTVでは、実際にヨーロピアンルーレットを用いたココモ法の検証結果をまとめています。試行回数も1000回と、シミュレーション結果として見るのであれば信頼性は高いのではないでしょうか。

基本的な賭け方の解説はもちろんのこと、収支額の推移やペイアウト率もしっかり検証されており、これからココモ法を使ってみたい!という方には是非とも見てもらいたい動画の一つです。

ココモ法の損切りラインの目安

ココモ法は勝つまで際限なくベット額を上げ続けるので、大きな連敗を喫するといつかは残高が底を尽きてしまいます。そのため、これ以上連敗したらココモ法を失敗する、という「損切り」を行うのがおすすめです。

損切りラインは人によって様々ですが、ココモ法は勝率が低いので、裏を返すと連敗する確率が上がります。ルーレットで考えた場合…

  • 5連敗…7回に1回
  • 7連敗…16回に1回
  • 10連敗…50回に1回
  • 15連敗…358回に1回

となります。そのため、損切りラインはある程度甘くても良いでしょう。当サイトのおすすめは「10連敗」の損切りですが、プレイヤーさん自身のプレイスタイルに応じて決めてください。

関連する攻略法

マーチンゲール法

ココモ法と同じく、「負けるごとにベット額を増やし、1回の勝利で必ず利益が出る」攻略法です。ただし、マーチンゲール法は配当が2倍になるエリアにベットを行うため、1回負けるごとにベット額も2倍になっていきます。ココモ法と比較すると、1回ごとのベット額の上がり方が非常に大きいものの、勝率が高く連敗の可能性が低い、またバカラやシックボーなど様々なゲームで使いやすいというメリットがあります。

モンテカルロ法

ココモ法と同じく3倍配当のエリアを利用する攻略法として「モンテカルロ法」があります。この攻略法では、ある一定の規則に従って「数列」を作り、その数列の通りにベットを行います。最終的に数列から数字が無くなれば成功となる攻略法です。ココモ法と比べると、1回の勝利で必ずプラスになる保証は無いものの、勝率が20%以上あれば成功する、また連敗が続いても劇的にベット額が上がりにくいというメリットがあります。

ココモ法のよくある質問

スポーツベットや競馬などでも使えるのか?

ココモ法は、「勝利時に3倍ピッタリの配当が出る」ことを前提に作られている攻略法です。スポーツベットや競馬などで使用できないことはありませんが、使用する場合は必ず「3倍以上」の配当が確定するゲームにベットする必要があります。その場合、勝率は1/3よりもかなり低くなってしまうので、連敗がより積み重なりやすいというデメリットが大きいです。

また、スポーツベットはオッズが変動しやすく、3倍と表示されたベットを行っても確定した瞬間に2.5倍になった…といった例もあります。実用的に使うのは難しいと言えます。

全てのオンラインカジノで使えるのか?

ほとんどのオンラインカジノで使用することができますが、ココモ法は有名な攻略法なので、利用規約で禁止されている場合もあるかもしれません(なお、当サイトが紹介しているオンラインカジノではココモ法を名指しで禁止しているサイトはありません)。

ただし、「特定のルールに従った賭け方」を規制している利用規約がある場合、ココモ法も禁止された賭け方になる可能性はゼロではないので、ココモ法を使う前に利用規約の確認と、「ココモ法を利用した賭け方は規約違反に当たらないか」をカスタマーサポートで確認することをお勧めします。

ルーレットならどの機種でも使えるのか?

基本的にはどのルーレットでも使用可能です。例えば『ライトニングルーレット』などの場合も、ダズンベット・カラムベットは倍率がかからないので通常の3倍配当エリアとして利用できます。

ただし、アメリカンルーレットは「0」「00」のポケットがある分負けやすく不利になるので、使用するなら「00」が無いヨーロピアンルーレットの方が良いでしょう。「フレンチルーレット」は0に入った時半分の配当を返してくれますが、それは赤/黒など2倍配当にベットした時のみなので、ダズン・カラムベットを使うココモ法ではヨーロピアンと変わりません。

ココモ法まとめ

ココモ法は、オンラインカジノのルーレットなどで行われるシステムベットで、負けるたびにベット額を一定の規則に従って増やしていき、1回の勝利で必ずプラスになる攻略法です。マーチンゲール法と比べて連敗時にベット額が大幅に上がらず、また連敗後の勝利で利益が大きいことからメリットの多いマネーシステムとなっています。シンプルで使いやすく、初心者の方にもおすすめの攻略法です。