ノートンインターネットセキュリティの設定
ノートンインターネットセキュリティを導入しているPCにおいて発生が確認されている不具合の解決方法です。これらの症状は主にマイクロゲーミング系カジノで起こっているようです。
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ソフトウェアがインストールできない
症状の説明
オンラインカジノのインストール型ソフトウェアをダウンロードの際に以下のようなポップアップメッセージが出る場合があります。
「~は安全ではないので削除しました。」と出てダウンロードファイルが削除されてしまいます。
「詳細の表示」で確認すると、
削除されたファイルの場所が確認できます。
ちなみに、脅威名となっている「Suspicious.Cloud.9」がどのようなものかシマンテック社のレポートを見てみると、以下のようなレポートが表示されます。
「危険度1:ほとんど影響なし」ということで、実害はほとんどなさそうです。
参考 シマンテック社 Suspicious.Cloud.9に関するレポート
ノートンの処理理由を見ても、単にこのソフトウェアを許可したユーザー総数が少ないことが理由であることが表示されています。
解決方法・設定方法
ノートンインターネットセキュリティのホーム画面を起動させます。
「設定」をクリック
左サイドの「リアルタイム保護」から「コンピュータ」タブ
「自動保護」をオフにして適用
自動保護オフの時間を選択 ソフトウェアのダウンロードインストールが終わる間だけで構いません。インストールまで完了したら自動保護をオンに戻しておきましょう。
カジノソフトウェアが起動しない
症状の説明
ノートンインターネットセキュリティを導入しているPCでオンラインカジノ(ダウンロードタイプ)を起動すると以下のようなメッセージポップアップが出ることがあります。
「SONARがセキュリティリスクcasinohost.exeを処理しています。」
そして、以下のようなメッセージが出て、カジノソフトウェアが起動しないという症状になります。
「SONARがセキュリティリスクcasinohost.exeを削除しました。このコンピュータは安全です。」
「詳細の表示」を見ると、以下のような処理が成されたことがわかります。
マイクロゲーミング系プログラムの場合、起動ファイルとなる「C:microgamingCasinoJackpotcitycasinohost.exe」が削除されています。
ちなみに、脅威名となっている「SONAR.Heuristic.120」がどのようなものかシマンテック社のレポートを見てみると、以下のようなレポートが表示されます。
「危険度1:ほとんど影響なし」ということで、実害はほとんどなさそうです。
参考 シマンテック社 SONAR.Heuristic.120に関するレポート
しかし、ほとんど影響なしとはいえ、このままではカジノソフトウェアが起動しません。そこで、以下のを行います。
解決方法・設定方法
ノートンインターネットセキュリティのホーム画面(注意:バージョンによってインターフェイスは違うかもしれません。)
「設定」をクリック
「自動保護、SONER、ダウンロードインテリジェンスの検出から除外する項目」を追加します。
「追加」で除外項目を追加。
除外項目はフォルダ単位とファイル単位で設定できますが、ここでは例としてマイクロゲーミング系ソフトウェアすべてを除外項目に設定するためフォルダ単位を選択します。
「項目の追加」に「C:microgaming」を追加。
マイクロゲーミング系オンラインカジノのディフォルトのインストール場所はこの「C:microgaming」になっていますが、インストール場所をカスタマイズしている場合はそのカスタマイズ場所を指定するようにしてください。
除外項目に「C:microgaming」が追加されたことを確認。
これで設定完了です。上記設定完了後は再インストールは必要なくカジノソフトウェアが起動するようになるはずです。
もちろん、カジノソフトウェア起動時にノートンを無効化する方法も可能ですが、その場合はカジノ終了後に自動保護をオンにすることを忘れずに。