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フラワーベット法とは【ルーレット専用】賭け方・配当と立ち回りを徹底解説

「フラワーベット」とは、ルーレットで使えるチップの置き方の一つです。ある数字を中心として、その数字と周辺にチップを置いていくという賭け方で、チップを置いた見た目がまるで花びらのように広がって見えることから、この名前がつきました。初心者からベテランのプレイヤーまで幅広く使われている賭け方です。

この記事で分かること

  • フラワーベット法とはルーレット限定のチップの置き方
  • 合計9ヶ所にチップを配置し、中央の数字に当たると軸の賭け金の144倍(総ベット額の16倍)の配当を獲得できる

この記事はおよそ 12分 で読むことができます。

フラワーベット法の賭け方

フラワーベット法の賭け方

フラワーベットとは、ある数字を中心としてストレートアップ・スプリットベット・コーナーベットを組み合わせて賭ける方法です。

そう書くと難しく聞こえますが、実際は1つの数字とその周りにチップを置くだけです。

中心の数字にヒットすると大きな配当が得られるのはもちろん、周辺の数字に当たっても配当を得られるため、ストレートアップの一点賭けよりも収支の振れ幅が小さいという性質があります。

ただし、フラワーベットを使ってもハウスエッジ(控除率)は変わりません。9ヶ所に1ドルずつ賭けたときの期待回収は(1×144 + 4×36 + 4×9)÷ 37 ≒ 8.76ドルで、賭け金9ドルに対する還元率(RTP)は97.30%。ヨーロピアンルーレットのほかの賭け方とまったく同じです。変わるのは的中率と配当の組み合わせ、つまり収支の振れ方だけだと理解しておきましょう。

フラワーベット法の基本的な手順

フラワーベット法は慣れればとても簡単な賭け方ですが、賭ける数字を間違うと正しい使い方にならないので注意しましょう。

①軸になる数字を10個の候補から選ぶ

①軸になる数字を10個の候補から選ぶ

まず、フラワーベットの軸となる数字を選びます。軸には周囲8方向すべてにベットできる必要があるため、盤面の中央の列(縦の真ん中の列)の数字のうち、上下の端にあたる2と35を除いたものが対象です。つまり5・8・11・14・17・20・23・26・29・32の10個が対象です。今回は例として「20」にベットします。

ベットする金額はいくらでも構いませんが、最終的なベット額は真ん中に置いた額の9倍になることに注意しましょう。例として「1ドル」をベットします。

②軸を中心に周囲8ヶ所にもベットする

②軸を中心に周囲8ヶ所にもベットする

軸の数字にベットしたあと、その軸を中心として周囲8ヶ所にベット(コーナーベット、スプリットベット)を行います。

このとき、必ず真ん中と同じ金額をすべてベットするようにしましょう。真ん中が1ドルの場合、周辺の数字も1ドルを賭けるので、合計ベット額は9ドルになります。軸を囲うようにベットできていれば正しく配置できています。

③ベットした9つのエリアのいずれかに当たれば配当獲得

③ベットした9つのエリアのいずれかに当たれば配当獲得

ルーレットにボールが投入され、ヒットしたポケットに賭けていれば配当を獲得できます。軸が「20」の場合、16〜24のどれかにヒットすれば的中です。上記の1ドルベットを例にすると、20にヒットした場合は144ドルの配当を獲得できます。

フラワーベット法の配当・的中率

フラワーベットはヒットしたポケットによって配当が異なるため、どのポケットでいくら戻るのかを押さえておく必要があります。それぞれの配当について詳しく説明します。

なお、ここでの「配当」は、真ん中に賭けたベット額に対する倍率で説明しています。

コーナーにヒット:配当9倍

コーナーにヒット:配当9倍

軸のコーナーにヒットした場合は、9倍の配当を獲得できます。出現確率は10.81%です。

たとえば「20」にベットしていた場合は、16・18・22・24の4ポケットが対象です。真ん中が1ドルベットだった場合9ドルを獲得できますが、合計で9ドルベットしているので収支はゼロです。実質的に引き分けなので、次のゲームも同じ金額でそのまま続けられます。

コーナー2つ+スプリット1つにヒット:配当36倍

コーナー2つ+スプリット1つにヒット:配当36倍

軸の数字の隣にヒットした場合は、36倍の配当を獲得できます。出現確率は10.81%です。

たとえば「20」にベットしていた場合は、17・19・21・23の4ポケットが対象です。真ん中が1ドルベットだった場合、コーナーベット2つで18ドル、スプリットベット1つで18ドル、合計36ドルを獲得できます。

真ん中にヒットしないと戻りがないと思われがちですが、隣にヒットしても高い配当を受け取れるのがフラワーベットの特徴です。

賭けた場所すべてにヒット:配当144倍

賭けた場所すべてにヒット:配当144倍

軸の数字にヒットした場合は、144倍の配当を獲得することができます。出現確率は2.70%です。

「20」に1ドルベットしていた場合、まず20のストレートアップで36ドル、スプリットベット4つで72ドル、コーナーベット4つで36ドル、合計144ドルの配当を獲得できます。総ベット額9ドルと比べて16倍にあたります。

逆に言えばフラワーベット法の成否は軸のヒットにかかっているので、いくら他の数字にヒットしても軸が当たらなければじわじわと残高は減ってしまいます。

フラワーベット法のシミュレーション実践例

次のシミュレーションは、1回あたり9ドル(それぞれの場所に1ドル)をベットして勝負したときの例です。

9ドルベットで14連敗後に15回目で軸の数字に当たった場合

回数 ベット額 勝敗 累計収支
1 9ドル × −9ドル
2 9ドル × −18ドル
3〜13 9ドル × −27ドル 〜 −117ドル
14 9ドル × −126ドル
15 9ドル 〇(配当144倍) 9ドル

これを見ると、1回目から14回目まで、フラワーベットの軸どころか9個の数字のうちどこにもヒットしていません。しかし、15回目に軸の数字にヒットして、利益を出すことに成功しています。

フラワーベット法は総ベット額に対して16倍の配当を獲得できるので、14回連続で外しても、15回目に軸が当たれば収支はプラスになります。逆に16回目以降になると、軸に当たっても投入額を回収できません。実際のプレイではコーナーベットやスプリットベットがヒットすることも多いため、資金の減り方は比較的なだらかです。

バランスの取れた賭け方ではありますが、やはりフラワーベット法では、真ん中の数字にヒットしないかぎり大きな金額は獲得できません。9ヶ所に賭ける分ベット額も上がりがちなので、資金管理はシビアに行うほうが損失を抑えやすい賭け方となっています。

フラワーベット法のメリット

フラワーベット法のメリット

フラワーベット法は、高配当を狙いながら的中の頻度も確保できるバランスから、人気のある賭け方です。

軸に当たれば144倍、外れても周囲で戻せる

フラワーベット法の最大のメリットは、軸の数字に当たったときのリターンの大きさです。

赤・黒などのアウトサイドベットと比べ、インサイドベットで構成するフラワーベットは、当たったときの配当が大きくなります。

「高配当を狙いたいなら、ストレートアップの一点賭けのほうが良いのでは」と思うかもしれません。確かに、9ドルをストレートアップだけに賭ければ、ヒットすると324ドルを獲得できます。

しかし、フラワーベットは軸の数字だけでなく、隣の数字でもコーナーベットでも配当を受け取れるため、ストレートアップよりもリスクが低くなります。

ストレートアップだとその1個の数字以外はすべてハズレですが、フラワーベットでは周囲の数字でも配当を獲得できるため、資金の減り方がなだらかになるという特徴があります。

真ん中の数字がヒットしない間も周囲の数字で損失をいくらか戻せるため、同じ回数を遊んだときの収支の振れ幅が小さくなります。ただし的中率が上がったぶん1回あたりの平均配当は下がっており、長期的な期待値はストレートアップと変わりません。

初心者でも簡単に挑戦できる

フラワーベットのやり方はとてもシンプルです。真ん中の数字を軸として、その周囲に同じ金額をベットするだけなので、初心者のプレイヤーでもすぐに利用できます。

ベット金額を変える必要もないため、1回賭けたらあとは「前回と同じベット」を選ぶだけで次のゲームでもフラワーベットが使えます。

また、ベテランのプレイヤーの中には、ベット額をコントロールするシステムベットを併用する人もいます。

見た目の華やかさで目立てる

フラワーベット法には、見た目の面での特徴もあります。花びらのように広がるチップの配置はランドカジノで目を引き、他のプレイヤーの視線を集めることも珍しくありません。

実利だけでなく、カジノでの「魅せ方」にもこだわりたいプレイヤーにおすすめの賭け方です。

フラワーベット法のデメリット

フラワーベット法のデメリット

フラワーベット法は当たったときの配当が大きい分、的中率はあまり高くありません。加えて一度に9ヶ所をベットする必要があるので、軍資金には余裕を持ってプレイすることをおすすめします。

的中率がかなり低い

フラワーベット法は、ほかの賭け方に比べて1回あたりの的中率が高くありません。ルーレットで赤か黒に賭けた場合、0がある分だけ50%を下回りますが、それでも的中率は48.65%あります。これに対しフラワーベット法では、配当を獲得できる確率は24.32%にとどまります。

もちろんストレートアップよりは的中率が高いものの、軸の数字にヒットさせられなければ、周囲の的中で戻る分だけでは資金は目減りしていきます。

軸に当たる確率はストレートアップと同じ2.70%です。安定して利益が出る賭け方ではないことに注意しましょう。

ある程度の軍資金が必要

フラワーベット法は、1回で9ヶ所にチップを賭ける必要がある分、ベット金額が大きくなる可能性があります。

たとえば最低ベット額1ドルのルーレットテーブルの場合、赤・黒で勝負する賭け方なら1ドルからスタートできますが、フラワーベットの場合は最低でも9ドルをベットしなければ始められません。

それに加えて1回ごとの的中率が高くないため、一度も軸にヒットしないまま資金が尽きる可能性も相応にあります。ある程度の軍資金が必要であることは覚えておきましょう。

また、ルーレットはテーブルごとに賭けられる金額のリミット(下限・上限)が異なるので、下限が小さいテーブル(0.1ドルから賭けられるテーブルなど)を使って勝負すると軍資金が少なくてもフラワーベットが利用できます。

フラワーベット法で損失を抑える立ち回り

フラワーベット法のメリットやリスクを踏まえて、フラワーベットの立ち回り方について解説します。的中率は低いものの高配当が狙えるフラワーベットでは、軸が当たった時点で切り上げる形が扱いやすくなります。

的中率が低いので短期決戦向け

前述のとおり、フラワーベット法は1回あたりの的中率が低い賭け方です。

そのため、長時間遊んでいると長い連敗に当たり、それまでの残高を大きく減らしてしまう危険があります。1単位9ドルで回した場合、理論上の目減りは総ベット額の2.70%なので、100回で約24ドル、1,000回で約243ドルが平均的な減り方です。連敗が重なればこれを大きく下回る局面も出ます。

そのため、フラワーベット法は短期決戦向けの賭け方です。周りの数字の的中で損失を抑えつつ、軸にヒットしたらその時点で切り上げるのが基本です。最序盤であれば、スプリットベットの的中で利益が出た時点で切り上げても構いません。

ただし、やめどきを決めても期待値そのものは変わりません。1回のセッションで失う額に上限を設ける、資金管理の取り決めだと考えてください。

短時間で結果を出したいプレイヤーに向いた賭け方です。

アメリカンルーレットは避ける

これはすべてのルーレットの賭け方に言えることですが、ルーレットの種類は必ず「ヨーロピアンルーレット」を選びましょう。

ヨーロピアンルーレットとは、1〜36の数字に加えて「0(ゼロ)」のポケットが1つだけ含まれたルーレットのことです。ですが、「アメリカンルーレット」という種類もあり、これは「0」と「00(ダブルゼロ)」の2つのポケットが盤面に含まれています。

0と00のポケットに入ると必ずハズレ(0・00に賭けることはできますが、フラワーベットでは利用しません)になるため、緑のポケットが少ないほどハウスエッジ(控除率)が小さくなります。ヨーロピアンは2.70%、アメリカンは5.26%で、損失のペースが約2倍変わります。

そもそもフラワーベットは的中率が低いため、少しでも条件を良くするためにヨーロピアンルーレットを選んでください。アメリカンルーレットは避けましょう。

また、「ライトニングルーレット」などの特殊ルールがあるルーレットもおすすめしません。プレイしてはいけないわけではありませんが、多くの機種で軸にヒットしたときの配当が下がるため、できる限り通常のヨーロピアンルーレットをおすすめします。

フラワーベット法・応用編

フラワーベット法・応用編

フラワーベットはルーレットにおけるチップの置き方の一種なので、ベット額を上下させるシステムベットと組み合わせることもできます。当サイトオリジナルの応用編を2つ紹介します。

ダブルフラワー法

フラワーベットを2つのポケットに行う方法です。このとき、2つの軸のあいだには2列以上の空きが必要になります。

たとえば、1個目のフラワーが「14」にある場合、8・11・17・20は軸に使えないため、他のポケットから2つ目の軸を探しましょう。こうすると18ポケットをカバーすることになり、1回あたりの的中率は48.65%まで上がります。ただし賭け金も18単位(18ドル)に増えるため、コーナーベットにヒットしても収支はマイナスです。的中率が上がるぶん1回あたりのリターンは小さくなり、ハウスエッジ(控除率)は2.70%のまま変わりません。

15単位法

フラワーベット法にベット額の上げ下げを組み合わせた、当サイトオリジナルの運用方法です。

1回のフラワーベットで賭ける金額を「1単位」とします。たとえば真ん中が1ドルなら、9ドル=1単位です。フラワーベットを行い、負けた場合は「−1」、コーナーベットにヒットしたら「±0」、隣にヒットしたら「+3」としてカウントします。

これを続けて、「−15」に到達した場合、ベット額を+1単位します。つまり真ん中が2ドル、合計で18ドルのベットとなります。

その後、負けた場合は「−2」、隣にヒットしたら「+6」としてカウントしましょう。その後も、15単位マイナスになるごとにベット額を1単位ずつ増やしていきます。そして、負けたら(−1×単位)、隣にヒットしたら(+3×単位)としてカウントします。

最終的に軸にヒットした時点でゲームを終了します。この賭け方は、軸にヒットしたときの利益が15単位ちょうど(1単位9ドルなら135ドル)であることを利用して、−15単位ごとにベットを引き上げる形です。

ただしベット額を上げても、1回ごとのハウスエッジ(控除率)2.70%は変わりません。変わるのは収支の振れ幅だけです。−15単位に達するたびに1単位ずつ増えるため、3段階目には1回27ドル、5段階目には1回45ドルとテーブルの上限に近づいていきます。上限に達するか資金が尽きた時点で損失が確定するので、開始前に上限額と手元資金から何段階まで耐えられるかを決めておいてください。

フラワーベット法でよくある質問

フラワーベット法以外にも攻略法はありますか?

フラワーベットを含め、ルーレットには多くのベッティングシステムが知られています。

負けても倍賭けを続けて1勝で損失を取り返す「マーチンゲール法」や、連勝で配当を伸ばす「パーレー法」、数列を使ってベットを上げるタイミングを図る「モンテカルロ法」など、プレイスタイルに応じて選べる手法は様々です。

まとめ:振れ幅は変えられるが、ハウスエッジ(控除率)は変えられないので注意

「フラワーベット法」とは、カジノゲーム・ルーレットで使えるチップの置き方の一つです。ある1つのポケットの真ん中と周囲、合計9ヶ所にチップを配置する賭け方で、その姿が花のように見えることからフラワーベットと呼ばれるようになりました。

中央の数字に当たると軸の賭け金の144倍(総ベット額の16倍)の配当を獲得でき、ストレートアップの一点賭けと比べて的中率も高いことから、配当と的中率のバランスが取れた賭け方として人気を集めています。

ただし、9ヶ所に分散させてもハウスエッジ(控除率)は2.70%のままで、ヨーロピアンルーレットのほかの賭け方と変わりません。変わるのは収支の振れ方だけです。軸にヒットしたら切り上げるなど、資金管理を意識して立ち回りましょう。

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