ルーレットの数字を徹底解説|配置の法則・0の扱い・出やすい数字
ルーレットには何の数字が書かれているのか、ナンバーがバラバラに配置してある理由、出やすい数字はあるのか……など、ルーレットを楽しむための情報について分かりやすく紹介します。
この記事で分かること
- ルーレットのホイールの数字は1〜36と0・00で構成されている
- ホイールの数字が不規則に並んでいるのは、赤・黒と大小が偏らないようにするため

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ルーレットの数字の概要
ルーレットは、回転するホイールに投げ込まれたボールが、どの数字のポケットに落ちるかを当てる非常にシンプルなゲームです。
基本となる数字は1から36まであり、それぞれ赤か黒の色が割り振られています。これに加えて、カジノ側の収益枠となる「0(ゼロ)」や「00(ダブルゼロ)」という緑色の数字が存在します。
合計で37個または38個の数字で構成されており、その並びには設計上の理由があります。
数字は1から36と0・00で構成

| 赤のポケットの数字 | 1・3・5・7・9・12・14・16・18・19・21・23・25・27・30・32・34・36 |
|---|---|
| 黒のポケットの数字 | 2・4・6・8・10・11・13・15・17・20・22・24・26・28・29・31・33・35 |
| 緑のポケットの数字 | 0・00(00はアメリカンルーレットのみ) |
ホイールにある1〜36の数字は、奇数・偶数、赤・黒、そして1〜18(ロー)と19〜36(ハイ)といったように、ちょうど半分ずつに分かれるよう設計されています。
しかし、ここに「0」や「00」が加わることで、実際の的中率はヨーロピアンで48.65%、アメリカンで47.37%となり、半分には届きません。
0や00にボールが落ちた場合、赤・黒や奇数・偶数などのイーブンマネーの賭けはすべて没収されるのが一般的なルールです。ただしフレンチルーレットには、0が出たときにイーブンマネーの賭けを救済する特殊ルールがあります。
「ラ・パルタージュ」は賭け金の半額がその場で返還されるルール、「アン・プリゾン」は賭け金の全額が次のスピンまで保留され、次に的中すれば全額戻り、外れると没収されるルールです。
これによりイーブンマネーの賭けのハウスエッジ(控除率)は、ラ・パルタージュなら1.35%、アン・プリゾンなら2度目に0が出たときの扱いによってテーブルごとに1.35〜1.39%になります。
アメリカンルーレットとヨーロピアンルーレットでは0の数が異なる
ルーレットには「ヨーロピアンルーレット(シングルゼロ)」「アメリカンルーレット(ダブルゼロ)」「フレンチルーレット」の3種類があります。ここでは0の数が異なる前の2つを比べます。
「0」と「00」の2つがあるのが「アメリカンルーレット」、そして「0」が1つだけなのが「ヨーロピアンルーレット」です。フレンチルーレットの0は1つで、ポケット構成はヨーロピアンと同じです。
ポケットの総数が異なるため、当選確率に差が出ます。ヨーロピアンは全37ポケット、アメリカンは全38ポケットとなるため、特定の数字を当てる確率はヨーロピアンのほうがわずかに高くなります。
この差はハウスエッジ(控除率)にも表れ、ヨーロピアンは2.70%、アメリカンは5.26%と約2倍の開きがあります。還元率(RTP)で言えば97.30%と94.74%の差です。
もしカジノ内で選べるのであれば、カジノ側の取り分が少なく損失を抑えられる「ヨーロピアンルーレット」から始めるのがおすすめです。
なぜホイールのナンバーはバラバラに配置してあるのか?
ホイール上の数字は「1・2・3……」と順番に並んでいるわけではなく、非常に不規則に配置されています。これは、隣り合う数字が「赤・黒」交互になるようにするため、また「大きい数字と小さい数字」が偏らないようにするためです。
ただし0を除いて完全に交互に並ぶのはヨーロピアンで、アメリカンは1(赤)・00・27(赤)と2(黒)・0・28(黒)の2箇所だけ同じ色が隣り合います。
順番に並べてしまうと、ホイールの片側に小さい数字、反対側に大きい数字が集まり、色や大小のバランスが崩れます。どの区画を切り取っても赤・黒と大小がほぼ均等になるよう、あえて不規則な配置が採用されているのです。
ベッティングボード(レイアウト)の配置

ホイール上の数字はバラバラですが、チップを置くベッティングボード(レイアウト)の数字は「1・2・3……」ときれいに並んでいます。これはプレイヤーが賭けやすいように整理されているためです。
エリアは大きく分けて、特定の数字に賭ける「インサイドベット」と、赤・黒や列などのグループに賭ける「アウトサイドベット」に分かれます。
インサイドベットのほうが当てるのは難しいものの当たったときの払い戻しが大きく、アウトサイドベットのほうが当たりやすくなります。ただしカバー範囲を広げると配当が下がるため、どの賭け方を選んでも1ゲームあたりの期待値は変わりません。
ストレートアップ(1点賭け)で当たった場合、配当は35対1、賭け金を含めて36倍の払い戻しになります。
初心者プレイヤーはまず、「赤・黒」「奇数・偶数」「1〜18(ロー)・19〜36(ハイ)」といった、的中率48.65%(ヨーロピアンの場合)のエリアからスタートすると、当たる頻度が高いぶんゲームの流れをつかみやすくなります。
期待値が有利になるわけではなく、資金の減り方がゆるやかになるという意味です。
ルーレットの出やすい数字と出にくい数字

ルーレットを眺めていると、不思議と同じ数字が何度も出たり、逆に全く出ない数字があったりするように感じることがあります。
それでも波を読み取ろうとするプレイヤーは少なくありません。
出やすい数字と出にくい数字はある?
数学的な観点から言えば、毎ゲームの結果は独立しているため「出やすい数字」や「出にくい数字」は存在しません。物理的な欠陥がない限り、どの数字も1/37(ヨーロピアン)または1/38(アメリカン)の等しい確率で出現します。
ボールには記憶がないため、前回「7」が出たからといって、次に「7」が出にくくなることもありません。もちろん7が出やすくなることもありません。
それでもカジノの現場では「ホットナンバー(よく出ている数字)」や「コールドナンバー(出ていない数字)」が表示板に掲示されており、これを見て賭ける楽しみ方が広く行われています。
ディーラーが特定のナンバーを狙って落とすことは可能なのか?
「熟練のディーラーなら特定のエリアを狙えるのでは?」という噂は絶えません。
ディーラーの投球に癖があり特定のエリアに寄る、という説は「ディーラーシグネチャー」と呼ばれます。ただしこれはランドカジノの物理的な偏りを前提とした話で、現代の管理下では実用性は限られます。オンラインカジノのRNGルーレットには投球そのものが存在しないため、この話は成立しません。
投球には回転数・強さ・ボールやホイールの摩耗具合など無数の変数が絡みます。加えて現代のホイールは溝が浅く、ボールが当たる突起(ダイヤモンド)の配置も計算されているため、狙った位置にボールが留まりません。ピンポイントで1つの数字を狙うことはほぼ不可能です。
不正を防ぐためのチェックも行われており、「ディーラーもどこに落ちるか分からない」という前提で楽しむのが実情に近い受け止め方です。
それでも気になる場合は、ディーラーがボールをホイールに投入してからベットするという手があります。ボールが投入されてからノーモアベットがかかるまでは賭けられるため、仮に狙えたとしてもプレイヤーが後追いで同じ場所に賭けられます。
狙って落とすことがカジノ側の利益に結びつかないのは、この仕組みがあるためです。
賭ける数字を決めるときの考え方

ルーレットの予想には、正解はありません。だからこそ、自分なりの根拠を持って賭けるのがカジノの醍醐味です。
ルーレットは理論上、すべての数字が同じ確率で出現します。しかしそれは何百万回、何千万回と賭けた結果を集計したらそうなるというだけで、1日単位では大きく偏ることも全く珍しくないのです。
ただし短期の偏りは事後的に見えるだけで、次にどの数字が出るかを予測できるわけではありません。以下は勝率を上げる手法ではなく、あくまで賭ける根拠づくりを楽しむための考え方として紹介します。
過去のデータを重視するリアリストな賭け方もあれば、直感や運命を信じるロマンチックな賭け方もあります。
履歴を眺めて賭け先を決める方法
カジノのルーレット台の横には、過去10〜20回分の当選番号を表示するモニター(電光掲示板)が置かれていることが多くあります。これを見て直近の傾向を眺めるのは、広く行われている遊び方です。
たとえば「過去5回連続で赤が出ているから、そろそろ黒が来るだろう」と予測したり、逆に「赤の流れが来ているから次も赤だ」と順張りをしたりします。
このような、以前の結果に基づいて予測する方法は、バカラなどで使われる言い方を借りて「罫線(けいせん)を読む」と呼ばれることがあります。あくまで統計上の遊びですが、過去の記録を眺めること自体はゲームへの没頭感を高めてくれます。
よく出ている数字やエリアの偏りから考察
モニターに表示される「ホットナンバー」を参考にする方法です。台によっては、過去100回程度の集計からどの数字が最も出ているかを表示する機能があります。
ヨーロピアンで37個、アメリカンで38個の数字があるため、短期的には見かけ上の偏りが生じます。これは偶然のばらつきで、ホットナンバーは過去の結果を示すだけです。次に出やすくなるわけではない、という前提で「流れを感じて賭ける」楽しみ方のひとつと捉えましょう。
また、数字単体ではなく、ベッティングボード上の「3列(コラムベット)」や「3ブロック(ダズンベット)」といった、12個の数字がまとまったエリアの偏りを見る遊び方もあります。
しばらく出ていない数字はそろそろ来るという考え方
しばらく出ていない数字、いわゆる「コールドナンバー」を狙う戦略もあります。100回以上出ていない数字があれば「そろそろ帳尻合わせで出るはずだ」と予想する考え方です。
これは「ギャンブラーの誤謬(ごびゅう)」と呼ばれる考え方で、実際にはどの数字も毎回等確率のため「そろそろ来る」ということはありません。数学的な根拠はない点を理解したうえで、長く待った数字が当たったときの高揚感を楽しむ遊び方と割り切りましょう。
ただし、この方法は当たるまで賭け金を上げ続けると大きな損失につながる恐れがあるため、深追いは禁物です。賭け金を上げ続けるシステムベット(マーチンゲール法、ココモ法など)は、事前に決めた損切りラインで止めないと、テーブルリミットや資金の上限に達した時点で損失が確定します。
誕生日やラッキーナンバーで運試し
最もシンプルなのが「自分の好きな数字」に賭ける方法です。
誕生日、記念日、車のナンバー、あるいはその日の直感でひらめいた数字など、自分のラッキーナンバーを使う遊び方もあります。
ルーレットのストレートアップ(1点賭け)は賭け金を含めて36倍の払い戻しになるため、1ドルの賭け金でも当たれば36ドルが戻ります。
論理的な予想も楽しいですが、ラッキーナンバーが的中したときの喜びは記憶に残りやすいものです。
予想ではなく0や好きなナンバーに賭け続ける方法
あえて予想をせず、特定の数字(たとえば「0」や特定の1箇所)だけに、当たるまで延々とチップを置き続けるスタイルもあります。
たとえば「0」は、赤・黒などのアウトサイドベットがすべて外れになる特殊な数字であるため、あえて「0」を狙い続けるプレイヤーもいます。
また、フレンチルーレットのコールベットである「ジュ・ゼロ」のように、ホイール上で0の周辺に並ぶ数字をまとめて狙う賭け方もあります。ただし0が出やすくなる根拠はなく、賭け先を固定して迷わずに続けられるという運用面の利点にとどまります。
1点賭けは的中率こそ低いものの、当たったときのリターンが大きいのが特徴です。少額で長く楽しみたい場合の選択肢のひとつですが、ヨーロピアンでも的中率は2.70%しかありません。1回あたりの賭け金と、何回まで回すかを先に決めておくと、資金が尽きる前に切り上げられます。
ルーレットの数字でよくある質問
- ルーレットに0が1つと2つの場合があるのはなぜですか?
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これはルーレットの歴史と、カジノ側の収益に関係しています。「0」が1つのヨーロピアンスタイルに対し、アメリカで「00」を加えたスタイルが広まったとされています。
「0」が多いほど、赤・黒などの2択に賭けたプレイヤーが外れる確率が高まるため、カジノ側にとってはアメリカンの方が有利な設定となっています。現在では、マカオやラスベガスなど場所やレートによって、両方のタイプが混在して設置されています。
まとめ:数字の配置には意味があるが、次の出目は予測できない
ルーレットの数字は、1から36に「0」や「00」を加えた、絶妙なバランスで配置されています。どの数字が出るかは完全に運次第で、履歴を分析しても次の出目を有利に予想できるわけではありません。
だからこそ、過去の傾向を眺めたり自分のラッキーナンバーを信じたりする「予想そのものを楽しむ」余地がある、と考えるのがおすすめです。
初めて遊ぶ際は、「0」の数が少ないヨーロピアンルーレットを探し、まずは赤・黒など的中率の高いエリアから試してみましょう。結果そのものは毎回運で決まりますが、テーブルの種類を選ぶことと資金管理は自分で決められます。
この2つを押さえたうえで、その日に使う上限額を先に決めてから遊んでください。
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