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ルーレットの確率一覧|賭け方で期待値は変わらない理由と連勝・連敗の目安

ルーレットには様々な賭け方があり、「数字1点賭けが的中する確率」も「赤・黒の賭けが当たる確率」も賭け方ごとに異なります。さらにルーレットには大きく分けて2つの種類があり、その種別によっても正確な確率は変わります。

ルーレットにおける各ベットの当選確率について、計算方法も含めて詳しく解説します。攻略法の利用や立ち回りを考えるうえでの土台になります。

この記事で分かること

  • ルーレットの種類は主にヨーロピアンとアメリカンの2種類(加えてフレンチ)があり、当選確率に若干の違いが出る
  • システムベットを使うときは連勝・連敗する確率を元に損切ラインを決めるのがおすすめ
  • 賭けるポケット数を増やせば当たる確率は上がるが、その分配当が下がるため期待値は変わらない

この記事はおよそ 11分 で読むことができます。

ルーレットの当選確率とは?種類による違い

ルーレットの当選確率とは?種類による違い

オンラインカジノでプレイされるルーレットには、大きく分けて「ヨーロピアンルーレット」と「アメリカンルーレット」の2つの種類が存在します。これに加えて、あまり見かけない存在として「フレンチルーレット」と呼ばれる種類もあります。

ルーレットでは、赤・黒に色分けされたポケットとは別に、アウトサイドベットの賭けがすべてハズレとなる緑ポケットが用意されています。ヨーロピアンルーレットとアメリカンルーレットでは、この緑ポケットの数が異なり、それに伴って的中確率や還元率(RTP)も変動します。

ヨーロピアンルーレット

ヨーロピアンルーレット

欧州を中心に使われているヨーロピアンルーレットでは、1〜36のポケットとは別に「0(ゼロ)」という緑ポケットが1つ用意されています。

そのためヨーロピアンルーレットのポケットは37個あり、1つあたりの的中確率はアメリカンルーレットより高くなります。

アメリカンルーレット

アメリカンルーレット

アメリカ・韓国・マカオなどでよく使われているアメリカンルーレットでは、1〜36のポケットとは別に「0」「00(ダブルゼロ)」という緑ポケットが2つ用意されています。

そのためアメリカンルーレットのポケットは38個あり、ヨーロピアンルーレットよりもそれぞれの当選確率は下がります。

フレンチルーレット

フレンチルーレット

フランス発祥で、ヨーロッパを中心に使われているフレンチルーレットでは、ヨーロピアンルーレット同様、1〜36のポケットとは別に「0」という緑ポケットが1つ用意されています。そのためゼロの数だけで見ればヨーロピアンルーレットと同じ確率になります。

ただし、フレンチルーレットでは多くの場合「ラ・パルタージュ」や「アン・プリゾン」といった特別ルールが採用されています。これらが適用されるのはイーブンマネーの賭け(赤・黒/奇数・偶数/ハイ・ロー)だけで、その場合のハウスエッジ(控除率)は1.35%とヨーロピアンルーレットの2.70%を下回ります。ダズンベットやコラムベットには適用されません。

ルーレットで各スポットの当選確率を計算する方法

ルーレットで各スポットの当選確率を計算する方法

それぞれのベットの当選確率について解説する前に、ルーレットで各ベットが当選する確率の計算式を説明します。

ルーレットの当選確率(出現確率)は、以下の計算式で求めることができます。

出現確率(%) = (そのベットがカバーしている数字の個数) ÷ (すべての数字の個数) × 100

そのベットがカバーしている数字の個数とは、たとえば「10」の数字に入る確率を求めるなら、10のポケットはホイールに1つしかないため「1」となります。「1〜10」の数字に入る確率なら、1・2・3・4・5・6・7・8・9・10の10個のポケットが対象となるため「10」になります。

すべての数字の個数とは、使用するルーレットのホイールにいくつポケットがあるかです。つまりヨーロピアンルーレットの場合は37、アメリカンルーレットは38となります。

緑のポケット(0・00)が出る確率は?

実際に、それぞれヨーロピアンルーレットとアメリカンルーレットで緑ポケットが出現する確率を計算してみましょう。

ヨーロピアンルーレット

緑ポケットは1個、合計ポケットは37個なので、求める確率は 1 ÷ 37 × 100 = 2.702…… → 2.70%

アメリカンルーレット

緑ポケットは2個、合計ポケットは38個なので、求める確率は 2 ÷ 38 × 100 = 5.263…… → 5.26%

以上から、ヨーロピアンルーレットの緑ポケットの出現確率は「2.70%」、アメリカンルーレットの緑ポケットの出現確率は「5.26%」であることが分かりました。

ルーレットのインサイドベットの出現する確率

ルーレットのインサイドベットの出現する確率
インサイドベットの種類 ヨーロピアンルーレット
当選確率
アメリカンルーレット
当選確率
ストレートアップ 2.70% 2.63%
スプリットベット 5.41% 5.26%
ストリートベット 8.11% 7.89%
コーナーベット 10.81% 10.53%
ファイブナンバーベット 13.16%
フォーナンバーベット 10.81%
ラインベット 16.22% 15.79%

インサイドベットはルーレットでの特定の賭け方を指し、プレイヤーがルーレットの数字が書かれたポケットに直接チップを置く方法です。

この方法には、単一の数字に賭けるストレートアップを始め、スプリットベット、ストリートベット、コーナーベット、アメリカンルーレット専用のファイブナンバーベットにヨーロピアンルーレット専用のフォーナンバーベット、そしてラインベット(ダブルストリート/シックスウェイ)など、7つの異なる賭け方が含まれます。

これらはアウトサイドベットよりも当選確率は低いですが、当たった場合の配当は高めです。

また、これらの確率は一度に一つのベットを行った場合に基づいて計算されます。たとえば、10箇所の異なるポケットにベットした場合は、「ストレートアップ」の当選確率を10倍して算出します。

ストレートアップ

ストレートアップ

ストレートアップとは、ポケットの数字1つに賭けることを指します。たとえば「8」のストレートアップに賭ける場合は、上の例のように「8」の真ん中にチップを置きます。

スプリットベット

スプリットベット

スプリットベットとは、隣り合うポケットの数字2つに賭けることを指します。たとえば「11・14」のスプリットベットに賭ける場合は、上の例のように「11」と「14」の間にチップを置きます。

ストリートベット

ストリートベット

ストリートベットとは、縦の一列のポケット3つに賭けることを指します。たとえば「13・14・15」のストリートベットに賭ける場合は、上の例のように「13」の左端にチップを置きます。

コーナーベット

コーナーベット

コーナーベットとは、1点で重なり合っている4つのポケットに賭けることを指します。たとえば「11・12・14・15」のコーナーベットに賭ける場合は、上の例のように11・12・14・15が重なり合った角の真ん中にチップを置きます。

ファイブナンバーベット

ファイブナンバーベット

アメリカンルーレットのみベットが可能な「ファイブナンバーベット」は、0・00・1・2・3の5つに賭けることを指します。ファイブナンバーベットをベットする際は、上の例のように「0」と「1」の間の左端にチップを置きます。

フォーナンバーベット

フォーナンバーベット

00がないヨーロピアンルーレットでは、0・1・2・3の4つに賭ける「フォーナンバーベット」が利用できます。フォーナンバーベットをベットする際は、アメリカンと同様に「0」と「1」の間の左端にチップを置きます。

ラインベット(ダブルストリート/シックスウェイ)

ラインベット(ダブルストリート/シックスウェイ)

ラインベットとは、隣り合う2つのストリート、合計6つのポケットに賭けることを指します。たとえば「1・2・3・4・5・6」のラインベットに賭ける場合は、上の例のように「1」と「4」の間の左端にチップを置きます。

ルーレットのアウトサイドベットの出現する確率

ルーレットのアウトサイドベットの出現する確率
アウトサイドベットの種類 ヨーロピアンルーレット
当選確率
アメリカンルーレット
当選確率
ダズンベット・コラムベット 32.43% 31.58%
オッド・イーブン/ハイ・ロー/赤・黒 48.65% 47.37%

アウトサイドベットとは、赤色・黒色や奇数・偶数など、グループ分けされたポケットに対してベットする賭け方のことを指します。ダズンベット、コラムベット、オッド・イーブン、ハイ・ロー、赤・黒という5種類の賭け方が存在します。

インサイドベットに比べ当選確率が高く、その分的中時の配当は抑え目となっています。

ダズンベット・コラムベット

ダズンベット・コラムベット

「ダズンベット」とは、12個ごとに区切られた数字にベットする方法です。1〜12、13〜24、25〜36の3つに分かれており、どのエリアの数字がヒットするかを予想する方法となっています。

また、「コラムベット(カラムベット)」とは、ルーレットの横一列で区切られた12個の数字に対してベットする方法です。

いずれも12個の数字を選択しているため、確率は同じになります。

オッド・イーブン/ハイ・ロー/赤・黒

オッド・イーブン/ハイ・ロー/赤・黒

「オッド・イーブン」とは、ヒットするポケットの数字が奇数(オッド)か偶数(イーブン)かを予想して賭ける方法です。

「ハイ・ロー」とは、ヒットするポケットの数字がハイ(19〜36)・ロー(1〜18)のどちらになるかを予想して賭ける方法です。

そして「赤・黒」とは、ヒットするポケットの色が赤か黒かを予想して賭ける方法です。

いずれも18個の数字を選択しているため、確率は同じになります。

ルーレットの10連勝・10連敗する確率

ルーレットの10連勝・10連敗する確率

次に解説するのはルーレットの連勝・連敗確率です。「赤・黒」に賭けた場合の確率と、「ダズンベット・コラムベット」に賭けた場合の確率について解説します。

ルーレットで攻略法を使う際は、「3連勝すれば利確」「5連敗したら損切り」などのラインを先に定めておきます。特にマーチンゲール法やパーレー法などのシステムベットを使うときは、連勝・連敗による利確や損切りラインを決めておくことが前提になります。

連勝や連敗がどれくらいの確率で起こるのかが分からないと、どこにラインを置けばよいかの判断がつきません。そのため連勝・連敗が起こる確率が目安になります。なお、以下に示すのは事前に「これから◯連勝・◯連敗する」確率です。各スピンは独立事象なので、連敗が続いたからといって次のスピンが当たりやすくなるわけではありません。

ここで解説するのは「ヨーロピアンルーレット」における確率であり、アメリカンルーレットにおける連勝・連敗確率ではないことにご注意ください。

赤・黒どちらかに賭けて連勝・連敗する確率

回数 連勝確率 連敗確率
1 48.65% 51.35%
2 23.67% 26.37%
3 11.51% 13.54%
4 5.60% 6.95%
5 2.72% 3.57%
6 1.33% 1.83%
7 0.64% 0.94%
8 0.31% 0.48%
9 0.15% 0.25%
10 0.07% 0.13%

ヨーロピアンルーレットにおける、赤・黒に賭けた時の連勝確率と連敗確率をまとめたものが以上の表になります。

連勝確率でいうと、3連勝が11.51%、5連勝が2.72%(37回に1回ほど)、7連勝が0.64%(155回に1回ほど)、10連勝が0.07%(1350回に1回)という結果になりました。現実的に狙えるラインは3連勝から5連勝です。

10連勝は1350回に1回の水準であり、これを前提に攻略法を設定するのは現実的ではありません。

続いて連敗確率です。3連敗が13.54%、5連敗が3.57%(28回に1回ほど)、7連敗が0.94%(106回に1回ほど)、10連敗が0.13%(780回に1回)という結果になりました。

10連勝と10連敗の確率を比べると、10連敗のほうが約1.7倍起こりやすくなっています。

最初は大したことない差でも、連続で見たときにかなり違ってくることが分かります。そのため、損切りラインは利確ラインよりも緩めに、5連敗〜7連敗ほどに設定しておくのがおすすめです。その分入金額には余裕を持たせておくとよいでしょう。

ダズンベット・コラムベットで連勝・連敗する確率

回数 連勝確率 連敗確率
1 32.43% 67.57%
2 10.52% 45.65%
3 3.41% 30.85%
4 1.11% 20.84%
5 0.36% 14.08%
6 0.12% 9.52%
7 0.04% 6.43%
8 0.01% 4.34%
9 2.94%
10 1.98%
15 0.28%
20 0.04%

連勝確率の「ー」は、小数第2位に丸めると0.00%になる水準(9連勝で0.0040%、10連勝で0.0013%)を表します。

ヨーロピアンルーレットにおける、ダズンベット・コラムベットに賭けたときの連勝確率と連敗確率をまとめたものが以上の表になります。

連勝確率でいうと、2連勝が10.52%、3連勝が3.41%(29回に1回ほど)、4連勝が1.11%(90回に1回ほど)、5連勝が0.36%(280回に1回ほど)、10連勝が0.0013%(80,000回に1回)という結果になりました。

現実的に狙えるのは2連勝から4連勝までです。5連勝以降は的中率が急激に下がるため、利確ラインの目安には向きません。

そもそも勝率がかなり異なるので結果も全く違いますが、連敗確率については4連敗でも20%以上あり、6連敗でやっと9.5%(10回に1回)、10連敗でも約2%と、50回に1回くらいは引く確率です。

そして20連敗の確率は0.039%(2500回に1回)で、これはダズンベット・コラムベットで7連勝できる確率0.038%よりわずかに高い計算になります。上の表はいずれも小数第2位に丸めているため、どちらも0.04%と表示されています。

ココモ法やモンテカルロ法などでダズンベット・コラムベットを使う場面が多くなりますが、10連敗くらいは覚悟してゲームメイクをしておく必要があると言えるでしょう。

賭け数を増やして当たる確率を上げれば勝てるのか

もちろん賭けるポケット数が多ければ多いほど、当たる確率は高くなります。しかし、当たりやすいということは、その分配当も小さくなるため期待値は変わりません。

ルーレットでは、カバー範囲が狭く当てにくい賭け方ほど配当が高く設定されています。的中率と配当は逆向きに動くため、どちらを選んでも理論上の損失は同じです。

つまり、賭けるポケット数を増やして的中率だけを上げても、勝てるようになるわけではありません。

ただし例外が1つあり、アメリカンルーレットのファイブナンバーベット(0・00・1・2・3)だけはハウスエッジ(控除率)が7.89%と、ほかの賭け方の5.26%より不利になります。

ルーレットの確率に関するよくある質問

ヨーロピアンルーレットとアメリカンルーレット、どちらを選ぶべきですか?

ヨーロピアンルーレットです。

0はカジノ側に有利に働くポケットで、ヨーロピアンは1つ、アメリカンは2つあります。同じ賭け方でもヨーロピアンのほうが当選確率が高くなるため、遊ぶテーブルを選べるならヨーロピアンを選んでください。

ルーレットの確率は何に使うの?知っておいたほうがいい?

ルーレットの確率を理解することで、各賭け方の的中率やリスクを把握できます。たとえば、赤・黒や奇数・偶数の的中率はヨーロピアンで48.65%あり、比較的当たりやすい賭け方です。また、ハウスエッジ(控除率)はヨーロピアンで2.70%、アメリカンで5.26%と異なります。

こうした確率をもとに、マーチンゲール法などのベッティングシステムで賭け方を組み立てることもできます。ただしシステムベットが変えられるのは収支の振れ幅だけで、ハウスエッジ(控除率)そのものは変わりません。確率を知ることは、無理のない賭け方を選ぶための指針になります。

同じ色や偶数奇数に連続して賭けると勝ちやすいですか?

ルーレットは独立事象のゲームのため、各回で出た数字は過去の数字に影響を受けません。そのため、同じ色や偶数奇数に連続して賭けても、勝ちやすさは変わりません。

まとめ:賭け方で期待値は変わらないが、選べるならヨーロピアン

オンラインカジノで楽しめるルーレットには、主にヨーロピアンルーレットとアメリカンルーレットの2種類があり、これに加えてフレンチルーレットが存在します。

一般的に、ヨーロピアンルーレットはベットの当選確率が全体的に高めで、ハウスエッジ(控除率)も2.70%とアメリカンルーレットの5.26%より低くなります。長期的にはどちらもマイナスですが、ヨーロピアンのほうが損失を抑えられます。

インサイドベットにおける当選確率は、最も低いストレートアップで2.70%、最も高いラインベットで16.22%です。これは、アウトサイドベットの当選確率である32.43%から48.65%に比べて低い値ですが、それに伴い勝利時の配当も高くなります。

賭け方によって変わるのは的中率と配当の大きさ、つまり収支の振れ幅であって、期待値そのものは変わりません。的中率を優先して細かく当てにいく賭け方も、配当を優先して大きく狙う賭け方も、理論上の損失は同じです。

そのうえでプレイヤーが確実に選べるのはルーレットの種類です。テーブルを選べるならヨーロピアンルーレットを選び、賭け方は振れ幅の好みで決めるのが、無駄な損失を抑える形になります。

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