ブラックジャックでジョーカーは使う?ルールやジョーカーの役割を徹底解説
ブラックジャックでは、一般的にジョーカーは使用しません。しかし米国カリフォルニア州の一部のランドカジノには、ジョーカーを「最強のワイルドカード」として扱う特殊ルールが存在します。
ジョーカーが勝敗を左右するこの派生ルールは、そもそも一般的なブラックジャックとは別のゲームとして扱われています。
この記事で分かること
- ブラックジャックでのジョーカーは例外的にローカルルールで使われる場合がある
- ジョーカーの役割は「ワイルドカード」「特定のカード」「引いたら負け」「+1/−1」の4種類

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ブラックジャックでジョーカーは使わないのが基本ルール
一般的なブラックジャックの公式ルールにおいて、ジョーカーを使用することはありません。
ブラックジャックは通常、ジョーカーを除いた52枚のカードを1デッキ(1セット)とし、1〜8デッキを収めた「シュー」からカードが配られます。オンラインカジノのライブテーブルは8デッキが標準です。
そのため、カジノでも一般的なトランプ遊びでも、ブラックジャックをプレイするときはジョーカーをあらかじめ取り除いておくのが正解です。
ローカルルールでは使うこともある
ただし、米国カリフォルニア州の一部のカジノには、ジョーカーを使う独自ルールのブラックジャックがあります。
たとえば「ノーバスト21世紀ブラックジャック」では、ジョーカーが好きな数字として使えるワイルドカードになり、最初の2枚が両方ともジョーカーだと最強役として扱われます。
詳しいルールについては現地のカジノで確認することをおすすめします。
ブラックジャックでジョーカーを使うときの役割と扱い
一般的なブラックジャックはルールがほぼ決まっていて、カジノによって取れるアクションが少しだけ異なる(サレンダー不可、ソフト17はヒットする、など)くらいしか違いがありません。
ですが、ジョーカーありのブラックジャックはかなりローカルルールなので、役割についても各カジノによって全く異なります。当サイトで確認できた、ジョーカー入りブラックジャックにおけるジョーカーの役割は以下のとおりです。
- どの数字にもなるワイルドカードとして扱う
- Aや10価値カード(10・J・Q・K)など、特定のカードとして扱う
- ジョーカーを引いたら負けとして扱う
- ジョーカーを「+1・−1のどちらかにできる」カードとして扱う
ジョーカーを引くことでプレイヤーの不利が小さくなるゲームもあれば、逆にジョーカーによって損をすることもあるので、ルールは事前に確認しておきましょう。
ジョーカー入りブラックジャックの戦略
ジョーカーの役割はカジノごとに異なるため、ここではよく使われる「ワイルドカードとして扱う」場合と「特定のカードとして扱う」場合に分けて解説します。
ワイルドカードとして扱うときの戦略
ハンドにジョーカーがある場合

初めに配られた自分のカードの中にジョーカーがある場合は、ベーシックストラテジーに従って最も勝つ可能性の高い数字にするとよいでしょう。
たとえばディーラーのアップカードが7〜9の強いカードならスタンドできる数字に変える、4〜6ならダブルダウンしやすい10か11に変える、といった選び方です。
ハンドにジョーカーがない場合
自分の持っているカードにジョーカーがない場合は、ベーシックストラテジーどおりにアクションを選べば問題ありません。
ジョーカーを含まないデッキに比べると、バストする確率はわずかに下がります。とはいえ判断基準が変わるほどの差ではないので、アクションはベーシックストラテジーどおりで問題ありません。
Aなどの特定のカードとして扱うときの戦略
多くのカジノではAか10価値カード(10・J・Q・K)のいずれかとして扱います。ここではAとして扱う場合の戦略を取り上げます。
ハンドにジョーカーがある場合

手持ちにジョーカーがある場合、ジョーカーはAとして数えられるため、もう1枚が10価値カード(10・J・Q・K)ならナチュラルブラックジャックが成立します。通常より不利の小さいハンドです。
アクションはベーシックストラテジーどおりで問題ありません。
ハンドにジョーカーがない場合
ワイルドカード役のときと同じで、ベーシックストラテジーどおりで問題ありません(相手も同じ条件である点だけは注意しましょう)。
ジョーカーが手札にない時点で、判断材料は通常のブラックジャックと変わらないためです。変わるのは残りデッキの構成だけで、ベーシックストラテジーの判断を覆すほどの差にはなりません。
ブラックジャックでジョーカーが導入されない理由を考察
ジョーカー入りのブラックジャックは、世界的に見れば極めて珍しいローカルルールです。主に米国カリフォルニア州の一部で見られるのみで、一般的なカジノやオンラインカジノで採用されないのには明確な理由があります。
数学的な理由:ハウスエッジ(控除率)が維持できない
ブラックジャックは元々、カジノゲームの中でも還元率(RTP)が99.5%前後(8デッキ・ベーシックストラテジー使用時)と高く、プレイヤーの不利が小さいゲームです。ここにジョーカー(ワイルドカード)を導入すると、以下のような問題が生じます。
- 還元率(RTP)が100%に近づく:ジョーカーがどんな数字にもなれる場合、バスト確率が大きく下がり、ハウスエッジ(控除率)がほとんど残らなくなります。
- 配当システムの再構築が必要:従来の「21」の価値や配当率をすべて計算し直す必要があり、運営側のコストとリスクが膨大になります。
法的な理由:カリフォルニア州独自の特殊な事情
ジョーカー入りブラックジャックがカリフォルニア州で存在するのには、歴史的な「規制回避」の背景があります。
かつてカリフォルニア州法で「ブラックジャック」そのものが禁止された際、カジノ側は「これはブラックジャックではない別のゲームである」と定義するためにルールを改変しました。
これが、ジョーカーを導入した「ノーバスト21世紀ブラックジャック」です。
ジョーカー入りのゲームは、厳密には「ブラックジャックの派生形」ではなく、法規制をクリアするために誕生した「全く別のカジノゲーム」であると認識しておいたほうがよいでしょう。
まとめ:ジョーカー入りブラックジャックはカリフォルニアの一部に限られる別ゲーム
ブラックジャックにおけるジョーカーの扱いや、特殊ルールの存在について解説してきました。
- 基本ルールでは不使用:通常のブラックジャックは、ジョーカーを除いた1デッキ52枚のカードでプレイするのが世界基準です。
- 例外は「カリフォルニア」:米国カリフォルニア州の一部では、法規制の関係から誕生した「ノーバスト21世紀ブラックジャック」という、ジョーカー入りの別ゲームが提供されています。
- プレイスタイルの違い:ジョーカーありのルールは、従来のブラックジャックとは戦略や役の強さが異なる「別ジャンルのゲーム」として捉えましょう。
オンラインカジノではこのゲームを見かけることはほとんどありません。現地でプレイする機会があれば、通常のブラックジャックとはルールも役の強さも異なる点をふまえて、その場のルール説明を確認してから席に着いてください。
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