バカラの絞り(しぼり)に意味はある?スクイーズの基本ルールとマナー講座
バカラにおいて、最もプレイヤーを熱狂させる瞬間が「絞り(スクイーズ)」です。伏せられたカードを指先で少しずつめくり、マークの数から数字を特定していく独特の緊張感が、バカラの醍醐味です。
この記事で分かること
- 絞り(スクイーズ)は演出であり、ゲームの勝敗には影響しない
- 縦・横・斜めの3通りの絞り方と、見えたマークから数字を判別する手順がある
- 絞れるのは基本的に、そのテーブルで最も高い額を賭けたプレイヤー

この記事はおよそ 10分 で読むことができます。
バカラの絞り(スクイーズ)とは?

バカラの「絞り(スクイーズ)」とは、伏せられた状態で配られたカードを少しずつめくり、数字を確認していく行為のことです。
カードの端から少しずつマーク(模様)を覗かせながら数字を絞り込んでいくスリルは、バカラが「カジノの王様」と呼ばれる理由の一つです。
なお、絞りを行う権利は誰にでもあるわけではなく、そのテーブルで最も高い金額を賭けたプレイヤーに与えられるのが原則です(詳しくは後述)。
基本的には最初に配られた2枚のカードで絞りが行われますが、バカラのルールに基づいて3枚目のカード(サードカード)が配られる場合は、その3枚目のカードも同様に絞りの対象となります。
バカラで絞りをする意味
絞りによってゲームの結果(勝敗)が変わることはありません。
それでも多くのプレイヤーが絞りに熱狂する理由は、単なるギャンブルを超えた「究極の心理戦と没入感」にあります。
特に高額のベットを行う際、結果そのものはすでに決まっているとはいえ、自らの手で少しずつ数字を確かめていくプロセスは、他のゲームでは味わえない高揚感をもたらします。
とくにランドカジノのバカラはマルチプレイヤーで進行するため、絞りを行えばその結果は同じテーブルの他のプレイヤーとも共有されます。逆に、他のプレイヤーの絞りを見守る場面もあります。
こうした状況では、絞り手はあたかもゲームの結果を左右する存在のように扱われます。勝てば称賛され、負ければ悔しがられます。その一喜一憂を全員で分かち合う緊張感が、バカラならではの一体感につながっています。
バカラの絞り方の基本と種類

トランプは「A〜K」まで、1つのマークにつき13種類の数字・絵札が使われています。そのカードを少しずつめくっていき、最終的にどの数字かを特定するという作業なので、数字が最初に見えないようゆっくりとめくるのが基本的な絞り方です。
数字を特定するためには、カードのマークの並び方を覚えておく必要があります。特に4〜10の数字は並び方を把握していないと「横絞り」の面白さが分からないので、先に覚えておくのがおすすめです。
絞り方は縦・横・斜めの3種類があり、見えたマークの位置と数から数字を絞り込んでいきます。それぞれの判別パターンは以下のとおりです。
縦絞りの見え方と手順

まず、トランプが配られた後にそのカードを縦向きにしてめくります。
両端にある数字が見えないよう、両手の親指で隠して少しだけめくってください。このときのマークの見え方によって4つのパターンがあります。
マークが1つ(タテ)

マークが真ん中に1つだけ見えている場合は、「2」か「3」のどちらかになります。
そのまま縦方向にカードを開いていき、真ん中にマークがあった場合は「3」、なかった場合は「2」となります。
両サイドに列がある(足がある)

両サイド(左右の列)にマークが見えている場合、「4〜10」のどれかになります。この状態を「足(アシ)がある」と言います。
このときは横に絞ってから、もう一度縦に絞る必要があります。縦絞りの4パターンを確認したあと、「横絞りの見え方と手順」に進んでください。
横絞りで「4・5」「6・7・8」「9・10」のいずれかまで絞り込んだあと、より大きく縦に絞って最終的な数字を確認します。
絵柄(ピクチャー)

開いたときに縦線と人の絵柄が見えている場合は、「J」「Q」「K」といった絵柄のいずれかです。バカラでは10とJ・Q・Kをいずれも0として数えるため、絵柄だと分かった時点で、どの絵札かまで確かめる必要はありません。
なし

最初のめくりでマークも絵柄も見えず、さらに開いていくと中央にマークが1つだけ現れた場合は「A(1)」が確定します。
横絞りの見え方と手順

縦に絞って両サイドに列(足)が見えた場合は、カードを横にしてめくります。この場合も両端は親指で隠して数字が見えないようにします。
横に絞ったとき、マークの数がいくつかによって何の数字かがある程度判明します。この時点で勝利・引き分け・敗北のいずれかが確定していた場合は最後まで開きましょう。確定していないときは、もう一度縦に戻って今度は大きくカードをめくることになります。
マークが2つ(ツーサイド)

マークが2つ(ツーサイド)の場合は、「4」「5」のどちらかになります。
真ん中にマークがあれば「5」、なければ「4」です。
マークが3つ(スリーサイド)

マークが3つ(スリーサイド)の場合は、「6」「7」「8」のどれかになります。
カードを縦向きにして、3分の1ほどカードをめくります。その後、カードを反対向きにして同じく3分の1ほどカードをめくります。
真ん中の列にマークが2個あれば「8」、1個あれば「7」、0個だった場合は「6」が確定します。
マークが4つ(フォーサイド)

マークが4つ(フォーサイド)の場合は、「9」「10」のどちらかになります。
真ん中の列にマークが2個あれば「10」、1個であれば「9」です。
斜め絞りの見え方と手順

縦絞りと横絞りを覚えたら、「斜め絞り」も試してみてください。斜め絞りは最初にアシがあるかないかを確認する方法で、アシの有無によって手順が少し異なります。
まず、トランプを45度斜め向きにします。そして、いちばん手前にある角を、1つ目のマークが少しだけ見える位置までめくります。
①マークが見える場合
「アシ」があることが確定するので、横絞りでマークの数を確認してから、最後は縦絞りで確定しましょう。
②マークも絵柄の線も見えない場合
「A・2・3」のいずれかであることが確定します。縦絞りでまず少しだけめくり、マークがあれば2か3、マークがなければAが確定します。最後に真ん中までめくり、マークがあれば3、マークがなければ2が確定します。
③絵柄の線が見える場合
ピクチャー確定です。そのままカードをひっくり返しましょう。
斜め絞りがいちばん盛り上がるのは、最初にアシがあるかないかを確かめる場面です。たとえば1枚目のカードが6だったときのように、「絵柄」または「A〜3」であれば有利になる場面で使うのがおすすめです。
絞る権利があるのは基本的にベットが最高額のプレイヤー
バカラの絞りは、基本的にそのテーブルで最高額を賭けたプレイヤーに権利があります。この権利を得るために高額ベットを行うプレイヤーがいるほど、絞りはバカラにおける重要な要素とされています。
そのため、絞りたい場合はそのテーブルで最高額のベットになっている必要があります。ただし賭け金を上げても勝敗の確率は変わらないため、絞りたいという理由だけでベット額を引き上げるのは避けてください。
また、ゲン担ぎの一環として、絞る権利を他のプレイヤーに譲ることもできます。自分では絞りたくない場合は、他のプレイヤーの絞りを見守るのも楽しみ方の一つです。
バカラで絞りをするときのマナー

なお、ここで紹介するマナーは、同じテーブルに他のプレイヤーがいるランドカジノを前提としたものですが、オンラインのライブバカラでも他のプレイヤーが同じ結果を待っている点は変わらないため、そのまま当てはまります。
カードは使い捨て。折れても破れても問題ない
「バカラの絞りに使ったカードは、強い力をかけているから曲がったり、折れたり破れたりしないのか」と思うプレイヤーもいるかもしれません。
実は、絞りを行うテーブルのカードは使い捨てです。絞りによって折り目や破れが生じることが前提になっているため、そのシューを使い終えたカードは再利用されず廃棄されます。曲げても折れても破れても問題ありません。
掛け声や野次は厳禁
「絞り」のいちばんのメリットは、絞っているプレイヤーだけがいち早く結果を知れる点にあります。そのため絞っているときに口出しするのはマナー違反です。
特に掛け声や野次は控えてください。絞っているプレイヤーが集中できるよう、静かに見守りましょう。
また、その絞り方によって周りのプレイヤーも「この数字なのかな」と推測を楽しめるため、期待感はテーブル全体で共有されています。
絞りを焦らし過ぎてもよくない
バカラで絞りを行う場合、原則として「勝負が決まったらすぐにディーラーにカードを返す」のがマナーとなっています。これがやってみると案外難しいです。
プレイヤーの2枚合計が「8」、バンカーの1枚目が絵札で2枚目を絞るとしましょう。つまり2枚目のカードが「9」なら勝ち、「8」なら引き分け、それ以外なら負け、というケースです。
なお、バカラでは「プレイヤー」と「バンカー」という2つの手(ハンド)にカードが配られ、どちらが勝つかにベットします。この「プレイヤー」はベット先の名前であって、自分自身のことではありません。以降は「プレイヤー側」「バンカー側」と書き分けます。
- 縦に絞って足があった:→4〜10のいずれかなので勝敗は不明、次のステップへ
- 横に絞ってマークが3つだった:→6〜8のいずれかなので負けか引き分け、次のステップへ
- 縦にもう少し広く絞ったが、真ん中の列にマークが見当たらない:6か7なので負けが確定
この時点で勝敗が確定したわけですから、6か7を判別するための作業は行わずディーラーにカードを返してください。
焦らし過ぎは周りのプレイヤーからも反感を買うことがあります。判断を誤るのは仕方ありませんが、テーブルの様子を見ながら絞ることを心がけましょう。
バカラの絞りが楽しめるオンラインカジノゲーム
オンラインカジノでは絞りを行わないテーブルが多くを占めますが、エボリューションゲーミング(Evolution Gaming)には絞りを行えるテーブルもあります。ディーラーが絞る「バカラスクイーズ」と、自分の手で絞れる「バカラコントロールスクイーズ」の2種類です。
Baccarat Squeeze(バカラスクイーズ)

「バカラスクイーズ」では、プレイヤー側・バンカー側のうち合計のベット額が大きいほうの2枚目・3枚目のカードがディーラーの手で絞られます。
自分が賭けた側を絞ってほしい場合は、ベット額が集まっている側に賭けるか、自分がそのテーブルの最高額ベットになる必要があります。
ディーラーがここまで説明した手順どおりに絞ってくれるので、ランドカジノで実際に絞っているような臨場感を味わえます。
カジノシークレットでは、エボリューションゲーミングのライブゲームを取り扱っており、バカラスクイーズもプレイできます。
カジノシークレットは初回キャッシュバックやインスタントキャッシュバックを用意しており、負けた分の一部が戻るぶん実質的な損失を小さくできます。ただし、ハウスエッジ(控除率)がなくなるわけではありません。
Baccarat Control Squeeze(バカラコントロールスクイーズ)

「バカラコントロールスクイーズ」では、4枚のカードが裏向きに配られます。そのうち、自分がベットした側(プレイヤー側・バンカー側のどちらか一方)を自分の手で絞れます。
ディーラーに任せるのではなく自分で絞りたいプレイヤーに向いた機種です。
「バカラコントロールスクイーズ」を導入しているカジノのひとつがエルドアカジノです。
まとめ:絞りは勝敗を変えないが、バカラの体験そのものを変える
バカラにおける「絞り(スクイーズ)」は、ゲームの勝敗を左右するものではありません。しかし、カードの端から覗くマークの一喜一憂こそが、バカラを「カジノの王様」たらしめる最大の魅力です。
- 絞る権利は、そのテーブルで最も高額を賭けたプレイヤーに与えられます。
- 絞り方は縦・横・斜めの3通りで、見えたマークの位置と数から数字を絞り込みます。
- オンラインでも、ライブバカラの「バカラスクイーズ」なら本場さながらの臨場感で絞りを楽しめます。
オンラインカジノのプライベートテーブルでは、自分のペースで絞り方を指定できる機能が用意されていることもあり、高額のベットを行うプレイヤーにとっても満足度の高い環境が整っています。
効率重視のスピードバカラもよいですが、絞りのあるテーブルを選べば、同じバカラでも1ゲームの体験は大きく変わります。
・当サイトの内容は、オンラインカジノや賭博行為が合法な国や地域に住む方を対象としています。
・サイト利用時には、免責事項が適用されます。
・オンラインカジノが違法な国や地域にお住まいの方は、このサイトを利用できません。