ブラックジャック攻略:ブラックジャックスイッチ
ブラックジャックスイッチとは
プレイテック系の Blackjack Switch(ブラックジャックスイッチ)は通常のブラックジャックとは違った面白さがあるゲームです。
ブラックジャックスイッチは変則的なブラックジャックで、プレイヤーは2ハンドのマルチプレイでプレイし、それぞれの2枚目のカードをスイッチ(交換)できるという画期的なルールを採用しています。
例えばこんな風にソフト12と12の場合・・・
あ~ら不思議。ソフト13とブラックジャックに早代わり。
当然これではプレイヤーが絶対的に有利になるので、特殊ルールが採用されていていますが、そのハウスエッジはプレイテック系で 0.17% と極めて低い数値になっています。
※プレイテック系ブラックジャックスイッチはかつては 0.05% だったのですが、あまりの低ハウスエッジのために2006年3月にルール改正され、現在は 0.17% に変更になりました。
ブラックジャックスイッチのベーシックストラテジー
ストラテジーの使用は難解ながら、世界的カジノ攻略サイトThe Wizard of Oddsでは、このブラックジャックスイッチのベーシックストラテジーとカードスイッチのポイント表が用意されています。
ストラテジー表とポイント表の入手方法
解説 The Wizard of OddsのBlackjack Switchの解説ページ
「オッズの魔法使い」のブラックジャックスイッチに対する丹念な説明が載っていますが、英語なのでちょっと難解ですが大丈夫です。
そのなかに、ブラックジャックで見慣れたストラテジー表とその下にある大きなポイント表があります。この二つが重要です。
どのような方法でもいいので、とりあえずこれらを印刷して手元に置いておきましょう。
ベーシックストラテジーの使用方法
ここでは、ゲームの流れに沿ってストラテジーの使用方法を説明します。
カードが配られたら、それぞれの2枚目のカードをスイッチするかどうかを選択します。 その選択の基準となるのが、ポイント表(期待値表)です。
例えば、このように14とAAで、ディーラーのアップカードが10の場合は、
ポイント表のAAと10の交差点は2、 同じく12と10の交差点は0となり、この場合の期待値は両値を合計して2となります。
では、カードをスイッチした場合の期待値は、 ポイント表のA2と10の交差点は1、 同じく21と10の交差点は3、 この場合の期待値は合計で4となります。
期待値の合計が大きいほどプレイヤーに有利になりますので、この場合はスイッチすべきというわけです。
カードをスイッチするかどうかが決まったら、後は通常のブラックジャックと同じようにストラテジー表通りにプレイするだけです。
こんな便利なツールも
「計算が面倒くさい」というズボラな方にも便利なツールが用意されています。
解説 The Wizzard of Oddsの便利ツール Blackjack Switch calculator
[使用方法] 視覚的に同じようにでも、カードが配られる順番でもいいので、ディーラーのアップカードと自分のカードを入力して "Switch?" ボタンを押すだけでスイッチすべきかどうかを計算してくれます。
ブラックジャックスイッチの注意事項
サイドベットはペイアウトを下げる
ブラックジャックスイッチではセンターサークルでサイドベットを行うことができます。
このサイドベットは最初に配られた4枚のカードにペアや3カードがあるかどうかに対する賭けなのですが、統計的に見てペイアウトを下げるだけなので行わないほうが良いでしょう。
ブラックジャックスイッチの特殊ルール
- ・ディーラーはソフト17はヒットする。
- ・ブラックジャックの時でもプレイヤーへの配当は1倍である。
- ・ディーラーが22の時はバーストでなく、プッシュ(引き分け)扱いとなる。 ただし、プレイヤーがブラックジャックの場合のみは、プレイヤーの勝ちとなる。